2010-11-16 第176回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
一つ、私は百姓で農村ですから、農村のあり方を少しあれすると、皆さんがイメージをしていらっしゃる農家は平場農業なのか、すそ野農業なのか、中山間地農業なのかわかりませんけれども、すそ野から中山間地農業において今農家が一番苦しんでいるのは、農業だけでは自立できない。
一つ、私は百姓で農村ですから、農村のあり方を少しあれすると、皆さんがイメージをしていらっしゃる農家は平場農業なのか、すそ野農業なのか、中山間地農業なのかわかりませんけれども、すそ野から中山間地農業において今農家が一番苦しんでいるのは、農業だけでは自立できない。
それから、本州の平場農業。宮城でいえば大崎、登米、栗原というのが平場地域で、農地の有効利用が図りやすい地域ですから、そういうところが日本には存在している。あるいは新潟もある意味では平場農業で、今議論しているのは、ある意味では平場農業をどうしていくのかという議論でもあるというふうに思うんです。 もう一つ、日本の七割を占める中山間地域農業をどう維持していくのか。
大体、平場農業でも、一農家が持っているというのは一町五反から二町歩というのが宮城の穀倉地帯においてもそんな状況なんです。 それで、どうやってきたのかというと、農地を借りて、そして大規模農業経営を目指してきて、大体、借りて四十ヘクタール、五十ヘクタールという形でやって、そして大規模農家という形で収入を確保しながら農業経営をやってきているという状況なんです。
私も、宮城県の気仙沼なんですが、中山間地域で、本当に平場農業のない地域で、それでも農林水産業の盛んな地域というふうに私どもは思っているわけです。
○菅野委員 先ほどからも議論になっているんですが、平場農業と中山間地域農業、あるいは条件がいろいろな、長崎の壱岐というのはある意味では平場農業というふうなとらえ方を私はしているんですが、そういう地域と中山間地域との取り組みの仕方というのが全く違ってくるなというふうに私は考えているんです。
そして、平場農業地域であるし、一方は中山間地域農業も抱えている地域で、市になりましたから、農政という部分は市役所の方にほぼ一元化されていってしまっています。 かつての町村時代だったならば、きめ細やかな営農指導というものができたんだろうというふうに思うんですが、そういう体制、集落営農に持っていこうとする体制が一方では崩れかかっているという状況の中で、今回の経営所得安定対策が打ち出されました。
この品目横断的経営安定対策は、目指しているのは、北海道農業や平場農業をどう育成強化していくのか、そういう視点での政策だというふうに私は思うんです。それに関して、山村集落、中山間地域集落をどう育成強化していくのか、このことと地産地消という部分を結びつけていかない限り、日本農業は、日本の食料自給率は向上していかないという基本的なスタンスに私は立っているんです。
○大塚清次郎君 それでは、まずプランニングの問題に入りますが、先ほどから言っておりますように、この「政策の展開方向」というのが大体主になっておりますけれども、これは水田を軸とします平場農業に非常なアクセントをかけてあります ね。そして、しかも望ましい経営像なり経営体像を示しておられますが、我が国の急峻な地形からして分散錯圃の縮図になっております中山間地帯、この展開方向には余り触れられていない。