1964-02-25 第46回国会 衆議院 社会労働委員会 第12号
部落の農民の農耕地というものは、一般の農家の平均耕作地所有面積の半分以下なんです。これはどこの地区をあげてもそうなんです。それはかって小作というふうな関係で、部落民には耕作をさせなかった。農村に部落が多いのでありまするけれども、そういうところにやはり――まだ、今日、午前中労働省を中心に質問をいたしましたけれども、失対労働者の多いところでは、八五%までが未解放部落の人です。
部落の農民の農耕地というものは、一般の農家の平均耕作地所有面積の半分以下なんです。これはどこの地区をあげてもそうなんです。それはかって小作というふうな関係で、部落民には耕作をさせなかった。農村に部落が多いのでありまするけれども、そういうところにやはり――まだ、今日、午前中労働省を中心に質問をいたしましたけれども、失対労働者の多いところでは、八五%までが未解放部落の人です。
從來一町内外の耕作面積が五反歩内外の平均耕作地の農家に轉落したとい御意見でありまするが、何分耕地の少い日本に今まで大地主、小作というような、いわゆる封建制度を認めておつたのを打開するための改正法でありまするから、これが零細化することは当然であります。