1975-05-30 第75回国会 衆議院 外務委員会 第18号
この中で、たとえば平均税込み大体十五万円ぐらいの給料取りの人たちを見てみますと、大体六千円近い保険料を毎月払っているわけです。その上に妻が任意加入として入っているわけです。国民年金にまた入っている。妻を入れているわけです。妻と夫と別々に年金の掛金を払っているようですけれども、一家の収入の中から出る保険金というのは非常に高くなるわけです。いま任意加入というのは何人くらいいるでしょうか。
この中で、たとえば平均税込み大体十五万円ぐらいの給料取りの人たちを見てみますと、大体六千円近い保険料を毎月払っているわけです。その上に妻が任意加入として入っているわけです。国民年金にまた入っている。妻を入れているわけです。妻と夫と別々に年金の掛金を払っているようですけれども、一家の収入の中から出る保険金というのは非常に高くなるわけです。いま任意加入というのは何人くらいいるでしょうか。
これは総理府から発表された四十二年度の家計調査でありますが、全俸給生活者が、平均税込みの収入が昨年から一〇・三%の増加をしておる。オリンピック景気の三十九年に次ぐ申び率で非常に明るいという発表をしておるが、この収入を五つのグループに分けて見た場合に、最も収入の多いグループが一〇・六%で、平均の一〇・三%を越えているのは最も収入の高い階層である。
こういう重労働、危険作業を二十四時間連続労働で働いて、月に平均税込み四万五千円程度です。収入面でも他産業に比べてたいへんな低賃金でありますばかりでなく、一体こういう重労働、危険作業を二十四時間連続労働をさせるということは、労働基準法がどうであれ、人間尊重が叫ばれる今日、私たちは許されることではないと思うのです。
ちなみに一般公務員の待遇と裁判所職員の待遇を比較いたしますと、一般公務員の総平均税込み収入が一万九千二百二十円、裁判所職員の総平均税込み収入は一万六千三百二十三円であります。その差額は二千八百九十七円であります。この総平均収入の算出は、学歴、扶養家族等も勘案されますので厳格なことは申されませんが、一応の参考にはなると思います。