2019-05-22 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
この考え方に従いまして、特に大型魚の配分に当たりましては、WCPFCの基準年である二〇〇二年から二〇〇四年の平均漁獲実績を基本としながら、大規模漁業である大中型まき網漁業は実績に基づく配分から一割削減してその分を国の留保とするとともに、沿岸漁業に対しましては、都道府県の直近三カ年の最大漁獲実績を考慮いたしまして、留保している数量から当初に上乗せ配分を行うとともに、配分量が少ない都道府県は混獲が発生したとき
この考え方に従いまして、特に大型魚の配分に当たりましては、WCPFCの基準年である二〇〇二年から二〇〇四年の平均漁獲実績を基本としながら、大規模漁業である大中型まき網漁業は実績に基づく配分から一割削減してその分を国の留保とするとともに、沿岸漁業に対しましては、都道府県の直近三カ年の最大漁獲実績を考慮いたしまして、留保している数量から当初に上乗せ配分を行うとともに、配分量が少ない都道府県は混獲が発生したとき
中西部太平洋まぐろ類委員会における合意によりまして、特に小型魚につきましては、漁獲上限を二〇〇二年から二〇〇四年の平均漁獲実績から半減するという極めて厳しい状況となっておりまして、目の前にクロマグロがいるのにとれないという漁業者のお気持ちというものは十分に理解できるところではあります。
これを受けて、同年の九月、中西部太平洋まぐろ類委員会、WCPFCというふうに申し上げておりますが、ここの北委員会は、三十キロ未満の小型魚の漁獲量を二〇〇二年から二〇〇四年の平均漁獲実績の半分に減少させるとの義務的な規定と、それから三十キロ以上の大型魚の漁獲量を増加させないあらゆる措置をとるとの努力規定、これを主体とする勧告案を作成して、これがその十二月のWCPFC年次会合で採択をされたところであります
二〇〇二年から二〇〇四年の我が国の未成魚の平均漁獲実績は、まき網で四千五百四十五トン、そのほかの漁業で三千四百七十トンの合計八千十五トンとなっております。
さきに長官の答弁を御引用なされましたが、出漁隻数の再配分等調整の可能性につきましては、一つには、先ほど私申し上げました従前から進められておりました北海道の漁船漁業再編整備計画との関連、それからまた、先ほど御指摘のありました全体としてのソ連水域でのクォータが二十七万五千トンでありまして、それに対して平均漁獲実績というのが二十二万トンであるので、少しでも漁をすることによって操業が続けられるものがあれば、