1998-04-03 第142回国会 衆議院 建設委員会 第7号
○尾田政府委員 ただいま御指摘をいただきました第二寝屋川あるいは恩智川、まさに平地河川、ゼロメートル地帯を流れる、ほとんど勾配のない川でございまして、なおかつ海からの高潮、そして淀川の左岸堤防という、水の壁に囲まれた地域での治水対策をどうするかというところでございまして、ある意味では日本でも一番難しい地域の治水対策を実施しておる地域だというふうに考えております。
○尾田政府委員 ただいま御指摘をいただきました第二寝屋川あるいは恩智川、まさに平地河川、ゼロメートル地帯を流れる、ほとんど勾配のない川でございまして、なおかつ海からの高潮、そして淀川の左岸堤防という、水の壁に囲まれた地域での治水対策をどうするかというところでございまして、ある意味では日本でも一番難しい地域の治水対策を実施しておる地域だというふうに考えております。
これに対して、先ほど例示として挙げられましたドイツ等につきましては、非常に平地河川でございまして、そういう意味合いで、洪水対策の持つ意味合いというのが大きく違うのだというふうに私は思っております。 特に、我が国におきましては、もともと河川がはんらんをしてつくりました土地に人口の半分が集中をし、資産の四分の三が集中をする、そういう状況でございます。
水源に山地を持っていない平地河川であるため、流況が不安定で、これも水質悪化の一因となっておるわけであります。流量は今後も、流域の都市化や社会基盤整備等に伴いさらに減少することが予想されており、水質や景観等が悪化するなどの影響も懸念されているところであります。このような著しい水質汚濁により、市民生活や親水活動に大きな影響が見られております。
この中川、綾瀬川流域というのは、全体で流域面積九百八十方キロ余りあるわけでございますが、昭和三十年代には二〇%程度の市街化率であったわけですが、五十年には四〇%程度まで上がってきておるということで、非常に市街化が激しいということ、それとともに先ほど先生の御指摘のように、盆地のような形状をいたしておりまして、非常に低平地でありますものですから、排水には低平地河川としてのいろいろな諸問題が山積をしておるというふうな
次は、東京でございますが、東京は、平地河川の内水によるはんらんが非常に多かったわけでござまして、浸水家屋が三十三万戸に及んでおります。公共土木施設の被害といたしましては、五億二千七百万円と報告されております。