1954-01-28 第19回国会 参議院 本会議 第5号 この観点からいたしまして、かねてより吉田首相の言われておるがごとく、国際的に平和色彩が漸次濃厚になりりつつある今日におきまして、何故に、一方に国民に対し耐乏生活を強いながら、最も不生産的な防衛費並びに保安庁費を従来の負担よりも更に莫大に増加せねばならぬか。(拍手)恐らく国民の大多数が疑うものであろうと思うのであります。 高木正夫