1981-01-30 第94回国会 参議院 本会議 第4号
強硬策よりはむしろ日本の持つ経済力、技術力で理解を深める平和自主外交に徹することがかえって関係改善に役立ち、ひいては世界の緊張緩和にも役立つと思いますが、どうですか。 すでにフランス、西ドイツなどは、それぞれ独自の思惑、判断から対ソ経済措置をなし崩し的に緩和しています。
強硬策よりはむしろ日本の持つ経済力、技術力で理解を深める平和自主外交に徹することがかえって関係改善に役立ち、ひいては世界の緊張緩和にも役立つと思いますが、どうですか。 すでにフランス、西ドイツなどは、それぞれ独自の思惑、判断から対ソ経済措置をなし崩し的に緩和しています。
○玉城委員 この問題、いつまで議論しましても同じようなことのお答えでありますので、ただ一点だけ、自主外交を確立するためにはわが国の防衛力を増大する必要があるということのようでありますが、先ほどの質疑のお答えの中にもありましたけれども、わが国は平和憲法を持ち、防衛大綱はGNP一%内、いわゆる専守防衛、そういうことで達成すれば、外務省としては平和自主外交が展開できるという自信がおありであるのかどうか、その
○大来国務大臣 従来から平和自主外交を展開してきているわけでございますから、それを今後も続けていきたいという趣旨でございます。
社会的、経済的不安に悩む国々に経済協力を積極的に行い、その地域の生活安定に協力することが国際間の緊張緩和にも寄与することになり、わが国の平和自主外交にとってきわめて肝要なことだと思います。総理はこのような南北問題に率先して取り組むことについてどのようにお考えなのか、お示しいただきたい。 第七に、メキシコの原油輸入問題であります。
実は、午前中、外務大臣並びに総理から、やはりわが国の平和自主外交ということが答弁にございました。わが国は自由主義国家でございます。そしていま世界の中で、実は残念なことには、共産主義国家と申し上げますか、社会主義国家が中越紛争を起こしていらっしゃる。
最後に一日中航空協定の締結によって強められた両国間の友好のきずなが、そのまま日中双方の国際的立場を強固にし、国際政治の中における日本、アメリカ、中国、ソ連の微妙なバランスに安定性を与え、わが国が国際社会において平和自主外交をさらに積極的に展開し、高い次元の国策を推進できる効果を期待いたしまして、私の賛成討論を終わります。(拍手)
それでも私は反対ですけれども、外務省としてこういうふうなかっこうのものを出すことは、平和自主外交を言っておられるたてまえから、中国等を刺激することにはならないか、その点はいかがですか。
私が中国との友好を強く提唱するゆえんは、二十一世紀を望んで、われわれのあとに続く次の世代へのため、一九七〇代を開くいまこそ、これら平和自主外交の基本的態度を決定すべきときであると確信をするからであります。(拍手)太平洋新時代という日米のパートナーシップは大切でありましょう。
このような状態の中において、わが公明党は、絶対平和主義、世界民族主義の立場に立ち、核兵器の使用禁止と強力な平和自主外交の確立を叫び続けてまいったのであります。もはや人類は、民族を越え、国境を越えて相互の信頼と調和を保ち、ともに繁栄する運命共同体であることを自覚すべき時代に入ったと確信するものであります。
いまこそ真実の平和自主外交を強く貫くべきであることを訴えるものであります。 わが国の外交、防衛の墓表方針は、あくまでも平和憲法によるべきでありますが、総理は今日まで、平和憲法を守る、特に第九条の精神を守ると言明されております。ところが、自民党の綱領には憲法改正をうたっており、この食い違いはどう理解したらよいのか、今後具体的にいかなる方針で臨まれるのか、明確にしていただきたいのであります。
○向井長年君 総理は、アジアの平和自主外交の立場から、少なくともみずからベトナムの平和解決に乗り出そう、こういう意欲はないですか。
○国務大臣(佐藤榮作君) 私はかねてから平和自主外交、これを積極的に進めてまいりたいということを、数回にわたって御説明してまいりました。その立場に立ちまして、どこまでも平和を守る、と同時に自由を守る、こういう立場で、自主外交を積極的に展開するのであります。
○国務大臣(佐藤榮作君) いままでの所信表明や、また、衆議院における質疑応答、また、本日のこの席における私の平和自主外交の推進をするその決意、これは御了承がいくことだと思います。問題は、私一人がさように意気込みましても、なかなか十分の効果をあげるものではない。各方面、ことに国民の支持を得て、また、国民大多数が念願しておられる平和のために、自由を守るために私は使いしたいと、かように考えております。