1948-04-30 第2回国会 参議院 本会議 第35号
次に中村議員より修正案が提出されまして、即ち衆議院の修正を改めまして、本法の見出しの次に「平和文化國家の國民としての日常生活における規律に違反する軽微な罪を定める目的をもつて、ここに軽犯罪法を制定する。その適用にあたつては、國民の権利を不当に侵害してはならない。その本来の目的を越えて、犯罪の捜査のために濫用し、又は労働運動その他國民の基本的人権を護るための合法運動を妨げてはならない。」
次に中村議員より修正案が提出されまして、即ち衆議院の修正を改めまして、本法の見出しの次に「平和文化國家の國民としての日常生活における規律に違反する軽微な罪を定める目的をもつて、ここに軽犯罪法を制定する。その適用にあたつては、國民の権利を不当に侵害してはならない。その本来の目的を越えて、犯罪の捜査のために濫用し、又は労働運動その他國民の基本的人権を護るための合法運動を妨げてはならない。」
平和文化國家の國民としての日常生活における規律に違反する軽微な罪を定める目的をもつて、ここに軽犯罪法を制定する。その適用にあたつては、國民の権利を不当に侵害してはならない。その本来の目的を越えて、犯罪の捜査のために濫用し、又は労働活動その他國民の基本的人権を譲るための合法運動を妨げてはならない。 第四條 削除 以下提案理由の御説明をいたします。
それはこの前文を見て見ますと、「平和文化國家の國民としての日常生活における規律に違反する輕微な罪を定める目的をもつて、」こういうことが先ず書いてあります。こういうことは言うまでもなく、この輕犯罪法案の出された趣旨並びにこの條文を見て行けば、明らかに分ることであります。
平和文化國家の國民としての日常生活における規律に違反する輕微な罪を定める目的をもつてここに輕犯罪法を制定する。その適用にあたつては、國民の権利を不当に侵害してはならない。その本來の目的を越えて、犯罪の搜査のために濫用し、又は労働運動その他國民の基本的人権を護るための合法運動を妨げてはならない。 第四條削除。
即ち我々は、憲法において武装を一切抛棄し、平和文化國家を建設しようという意氣込に全國民が動いておる今日に、わざわざこうした條文を設けることは適切でないと考えまするので、第二十五條を全部削除する事を私は主張したいのであります。
しかも日本は國際的にも平和文化國家を指向しておる國であります。その法制は、各國ともに注目しておる。いわば普遍性をもつものでなければならぬと考えるのであります。そういう意味において、あえてなおかような軽犯罪法案という言葉を選ばれた理由において、われわれの納得するものがあるならば、この際ぜひ承つておきたいと考える次第であります。この点についての御説明を求める次第であります。
平和文化國家日本を作るというために、この廳を作るに当りましては、特に政府は眞劍にやつて頂きたい、かように思うのでありますが、この案の裏には幾多のそうした氣持が盛られておるとは固く信じておりますが、これだけを見ますと、極めて簡單なものでありまして、甚だ遺憾に思うのでありますが、外務大臣の御意思をお伺いいたしたいと思います。
政府は六・三制を実施して國民の教育水準を高めようとする御計画は、武裝なき平和文化國家として立上る日本の立場としては、誠に結構な御趣旨であります。併し地方財政に意外の重圧が加わり、現実に破滅の状態に陷つている市町村は少くないと思うのであります。
説明のごとく自分で事業を經營して、自分で賄うという特別會計の立場にありながら、驚くなかれ五十億の豫算を一般通常會計から借受けて、而して遞信省更に二十二億のいわゆる赤字なるが故に、一般會計からこれを借入れて、實に變態的な豫算を作るくらい、鐵道通信のこの行政面においては非常なる優遇を受けておるにも拘わらず、我が文教費なかんずくこれは文化國家建設の、殊に講和會議を前にしての日本としては、いかにいわゆる平和文化國家
從つて平和文化國家を作り上げんとする今日におきまして、そうした根底に不平があり、不満があるということは、國家の將來に非常に大きな暗影を與えることでありますので、恰も焼跡の敷地を地均しいたしますごとく、敗戰の國民間に犠牲負担の不均衡をできる限りこれを地均しをして、そうしてその上に堅実な國家の基礎を作つて行くべきである、こういう主張が根本になつておるのであります。
そんなできないようなことのために村内をかけまわつておつたのでは、この一番大事な學校教育がおるすになりますからこれは學校の先生方にもお願いしなければならぬが、それは第二義的なものであつて、やはり民間における特殊な教育團體等があつて、常に研究しつつ、日本を正しい方向に、平和文化國家に導いていく全国Kてきなものがあつてほしい、かように思う。
この請願は昨年の第九十議會において決議案として採用されました宗教請操を徹底させるというこの案に當然伴うて起る措置であると思うのでありまするが、そのときも現在の委員長、當時文部大臣であられた田中さんから、文部省としてはこの決議案を尊重して、單に憲法において戰爭抛棄を宣言したことが正當だというのみならず、十分學校教育方面において考慮して、平和文化國家として日本が立つて行くことを開明したいという意思を表明
戰爭を放棄いたしました我が日本、將來國際的に平和文化國家となろうとする我が國におきましては、特に國際的な観光の國といたしまして、この点に留意することは非常に重要なことだと存ずるのでございます。
連合國最高司令官閣下は、わが國新憲法実施のもと、一日も早く民主主義平和文化國家の実現のために、人類愛、博愛の崇高なる精神の発露よりいたしまして、わが國食糧危機を救うために、百方手段を盡されまして、昨年來、米國本土におきましては、大統領みずから節食の範を示され、元大統領フーヴァー氏を團長とせる調査團を日本に派遣されまして、その調査に基き、日本に対する食糧輸入につき、絶大なる努力を拂われ、わが國の直面せる