1948-12-14 第4回国会 衆議院 外務委員会 第3号
要するにわが國の民主化が進行しまして、オリンピツクに参加するにふさわしい平和愛好國民としての実を世界の輿論によつて認められることが、わが國の大会参加を促進するものであろうと考えますので、そういう面に向つて極力政府としては努力をいたしたいと思つております。
要するにわが國の民主化が進行しまして、オリンピツクに参加するにふさわしい平和愛好國民としての実を世界の輿論によつて認められることが、わが國の大会参加を促進するものであろうと考えますので、そういう面に向つて極力政府としては努力をいたしたいと思つております。
われわれは、忠実にこの道を進んで祖國を再建し、すみやかに講和会議を迎え、独立國民として國際社会に仲間入りし、平和愛好國民と協力いたしたい熱願に燃えておるのであります。
新憲法制定以來、日本が平和愛好國民として、また文化的國家を目標とする新しい民族として、一切の軍備を放棄し、絶對に戰爭を否認するという態度を明らかにしたのでありますから、われわれの志すところ、その目標は、すでに明らかであるけれども、しからばその一方的な理想の表明をもつて、將來安泰に民族の經營を營むことができるのであろうかということは、われわれの當面する問題のうちで、最も重要なものであることは、いまさら
準備は先ほども申述べたごとく、一つは日本國民全體の心構えの問題、眞に平和愛好國民として、また民主的國家に漸次移行しつつある日本國民として、それがどの程度まで世界の平和會議の前に受入れられるであろうかという問題を中心として、一日も早くその態勢を整備するということが、日本國の講和會議に臨む根本的な、しかも最も重要な問題であることは申すまでもありません。
○芦田國務大臣 ただいま原君の述べられました第一の問題は、平和愛好國民として、この際一大國民運動を展開する意向はないかということであります。御趣意はわれわれもとより同感であります。
平和の鐘樓建立助成の請願の要旨は、戦争放棄の新憲法が實施せられ、われらは平和日本建設を目ざし、眞理への情熱と新たなる感覺と創造とをもつて、高遠なる理想に邁進せんことを期し、ここに歴史的民主國會開會にあたり、本建立會は新憲法記念事業平和の鐘樓建立の言葉を國會に送つて、平和愛好國民として全世界にこたえんとする。