2005-02-03 第162回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
そういった意味で、平和というものは確かに理想だけれども、それは実現すれば空気みたいな存在で、何のありがたみも感じない、しかし、そのプロセスが大事なのであって、プロセスを重視した現実論をしなければ本当の平和論ではない、平和愛好国民でもない、私はそう思います。
そういった意味で、平和というものは確かに理想だけれども、それは実現すれば空気みたいな存在で、何のありがたみも感じない、しかし、そのプロセスが大事なのであって、プロセスを重視した現実論をしなければ本当の平和論ではない、平和愛好国民でもない、私はそう思います。
しかも、命を慈しむ平和愛好国民であるという我が国の国柄を踏まえつつ、安全保障政策をリスク管理の問題としてとらえるべきだという基本姿勢は、国民の生命、財産を守る政治のありようとしても実に真っ当なものと存じます。 他方、公明党の論点整理及び民主党の中間報告においては、これらの点について必ずしもはっきりした物の言い方をされていないような気がいたします。
念願シテ、其ノ将来ノ安全ト生存ヲ挙ゲテ平和ヲ愛スル世界諸国民ノ公正ト信義ニ委ネントスルモノデアリマス、此ノ高キ理想ヲ以テ、平和愛好国ノ先頭ニ立チ、正義ノ大道ヲ踏ミ進ンデ行カウト云フ固キ決意ヲ此ノ国ノ根本法ニ明示セントスルモノデアリマス こういう本会議、総理の答弁もありますし、これは、一九四六年、昭和二十一年七月四日の衆議院憲法改正案委員会の質疑で、協同民主党、林平馬委員の質問ですが、 斯カル平和愛好国民
したがいまして、われわれ平和愛好国民である日本にはかなり強く響いたというふうには私考えるのでございますけれども、一般的に、日米安保条約を結んでおるわけで、日本を除外するわけにいきませんので、そういう意味合いにおいても、また韓国のあるいは朝鮮半島全体の危機がもし勃発いたしますと、それはやはり日本にも少なからざる影響が及ぶということをアメリカは承知をいたしておりますから、その意味合いにおいて、日米安保条約
いま申し上げられることは、過去の歴史に徴して、真に新しい憲法を守り、日本国民がまじめに平和愛好国民として、全世界の信頼を得ながら善隣友好の実をあげるということを、明確に述べておきます。
したがいまして、この間で欠けているのは何かといいますれば、われわれの実態というものを東南アジア諸国の人たちによく認識させるということ、それから全般的な外交姿勢の中で、平和的な平和愛好国民であるということをよく知らせるといういわばコミュニケーションをもっと太くしていくということではなかろうかというふうに思います。
それと一番大事なことは、好戦国民であると思われておった日本が、案外に平和愛好国民であるということが、アメリカ自身によっても確認されたことが第二の重要な点であろうと思います。 第三には、安保条約というものがございます。
私どもは平和愛好国民である、こういう意味から、特定の国に対して、これを敵視するというような政策はとっておりません。しかし、佐藤内閣は中共を敵視しているというような批判を受けますけれども、私は中共自身を非難したこともなければ、敵視したこともございません。
ことにわれわれの国家は、戦争をしない平和愛好国民でございます。それだけに、自分の家庭に波風の立たないことを望んでいるのであります。でありますから、そういう国民に対して、こうした表現でもって、この法律の数次の改正をしようとする意図が何であるかと聞いているわけなんです。あまり私ばかりしゃべっていますと、自分の持ち時間がなくなりますので言いたくないのですけれども、憲法論だけで片づけてはいけません。
それから、東南アジアに対する考え方でございますが、原則論というお話でございまして、森さんも御承知のように、たびたび本委員会でも御論議になり、私も申し上げておりますように、日本の外交というのは、軍事外交というようなものは過去になりまして、平和愛好国民として世界に責任を持って協力する道は、経済協力を一段と格調の高いものにし、実効性の上るものにしていくということにあるわけでございまして、東南アジアは私どもの
(拍手) その他のアジア一般の形勢にかんがみましても、われわれはアジアにおける真の平和愛好国民である自由主義諸国のために、経済援助に乗り出すべき時期来たれりと信ずるものであります。国際的エゴイズムは近視眼であります。日本は大国になったのであります。その立場を反省して、国際的エゴイズム――日本が今それであるとは申しませんが、今後長く自国の繁栄にのみ専念することは、そのそしりを免れない。
そこで、われわれはまる裸になって、もし侵略者があれば、世界の平和愛好国民の公正と信義に信頼してわれわれの生存と安全をまかせるというのが、この前文を貫く私は絶対平和主義だと思う。これがはたしていいか悪いか、これが国際関係の現実に即応するかどうかということは、別個の問題なんです。少なくとも現行の憲法のもとにおいて解釈する場合には、政策論をもってこの憲法を曲げちゃいかぬと思う。
それで、これはただ政府にお伺いをし、また御参考としてお考えいただきたい一つの例にすぎないのでありますが、各国で、最近日本に対する感覚が非常に変ってきて、従来のような好戦的な国民でなくして、平和愛好国民であって、かつ非常に勤勉な道徳的な国民であるという信用がふえて参りました結果、ラテン・アメリカ諸国において、日本の移住者を交渉したいという感じが方々で起っておるようでございますが、その一つの例が、やはり
過般、本院においても、原水爆実験の禁止の決議まで行なって、わが国が真に平和愛好国民であることを広く世界に表明したのであります。かかるときにおいて、軍隊を合憲化し、交戦権を認めることによって、海外派兵と原水爆使用のおそれある憲法改正は断じて許さるべきでないと考えるのであります。
第二に、敗戦後の日本は、従来の悪夢からさめて、真の平和愛好国民として復活しようと決心したのであります。そしてもう一度、世界各国のあたたかい友情の中によみがえろうと努力して参っておるのであります。ことにサンフランシスコの平和条約発効後は、日本国民は明るい希望を抱いて再出発をいたしたのであります。
なおわれわれは改進党の立場よりいたしまして、共産党に対する活動に対しましては、一刻もすみやかに具体的方策を十分立てられまして、もつてわが国の真に世界の平和愛好国民としての立場を強化いたし、世界の平和に貢献するように切に要望する次第であります。(拍手)
この地理の教科書の「日本」というところを見ますと、もう書き出しの最初から、日本は好戦国民である、それから中国の人たちは平和愛好国民である、日本人に鉄を与えるというと劔を作る、中国の人に鉄を与えるというと農耕用の鋤を作る、こういう書き出しでずつと行つておるのですね。それが一九五一年の出版の教科書。
従来好戦国民として世界から非難をこうむつておる日本国民は、今や世界においても稀なる平和愛好国民となつておるのであります。それは日本国民が、最近九年間に実に深刻な経験をいたしたからであります。その一つは敗戦であります。これがどのように日本国民の思想に影響を与えたかは申述べる必要はありません。この悲痛な幻滅が戦争に対する日本国民の考え方を激変させたのであります。
従つて国内においては、一方においては日本民族がこの九年間に非常に清神的な変化を来たしておると思うのでありまして、本来日本人は決して好戦的な国民ではなかつたのが、いろいろの歴史の事情から、殊に最近におきましては戦争国民のような印象を受けて為りますけれども、本来は、平和愛好国民であつたのが、そのような歴史を最近に持つておる。
総理は、今こそ一大反省をされて、民生を圧迫して原爆戦争でも起れば原爆の下をはい廻らねばならないような傭兵的再軍備を即時中止して、日本国憲法の精神に立ち戻り、一つ、アメリカに対し公海における原子力実験の停止を強く要求し、二つには、原子力の国際管理と共に、全世界にこれが秘密の公開を米・ソ両国に要求し、三つ、全世界の平和愛好国民の代表を以て原子力委員会を組織して、平和的利用の研究を提唱する意思はございませんか