1997-06-05 第140回国会 参議院 外務委員会 第15号
例えば、インドから見ても文句のつけようのないもっと完璧な条約としてこれをやろうじゃないか、それならば日本は真っ先に賛成だと、こういうことをとることこそ日本の平和姿勢を端的に示す絶好の機会だろう、こういうふうに思うんです。 それで、米国が軍事的にあるいは核の問題について世界を廃絶よりも自分の国がリードしょうとしているというその姿勢は、これは日本の側としては余り弁解せぬ方がいいと思います。
例えば、インドから見ても文句のつけようのないもっと完璧な条約としてこれをやろうじゃないか、それならば日本は真っ先に賛成だと、こういうことをとることこそ日本の平和姿勢を端的に示す絶好の機会だろう、こういうふうに思うんです。 それで、米国が軍事的にあるいは核の問題について世界を廃絶よりも自分の国がリードしょうとしているというその姿勢は、これは日本の側としては余り弁解せぬ方がいいと思います。
そういう中で、長官もおっしゃった積極的な平和姿勢というものは、日本がそういう立場で国家の基本姿勢を持てば持つほど、この新しい防衛体制というものの重みというものは非常に大きいと思う。
やはり、アメリカの前進に歩調を合わせるという程度ではこの両国を本当に仲よくさせるということは及びもっかないわけで、両国から本当に日本の平和姿勢が信頼されるというところまでいかないと、したがって日本はアメリカとも相互尊敬するが中国とも相互尊敬する、こういう形になりませんと、現在のところでは不幸にして両方とも保そうなっておらぬと思いますけれども、それを目指して明確な歴史展望と世界政策的な勇気を奮ってこの
というのは、このモザンビークのほかにはあとちょっとしばらくないのではないかという気もいたしますし、日本の積極的な平和姿勢を示すためにも、今やっておく必要があるように思いますが、いかがでしょうか。
この宣言は、市民の権利と自由の保障、自由な選挙と表現の自由、偉大な多様性と創造的な活力、相互の緊密な協力による政治的安定と経済発展の実現など、民主主義の持つ諸価値をうたう一方、自由と正義を伴う平和の必要性と、紛争を解決する手段としての武力の行使の拒否、あらゆる紛争の理性に基づく対話と交渉による解決、真正な非同盟の尊重という平和姿勢を強く打ち出しているのであります。
現実にそういうふうなことからしますと、話し合いの平和姿勢ということに持っていくために、日本としては中国との間で平和友好条約を締結している。これは隣人、大変大事な友人である。
安保理事会の常任理事国である、この状態は私は世界の核軍縮、またひいては世界の軍縮、そういう面からみて非常に不幸な機構である、こう考えておるのでありまして、わが国は常々軍縮について熱意を持っていると同時に、この国連のさような不自然な機構というか、あまり合理的でない国連機構、あり方ということにつきましても批判を持っておるわけですが、今後とも国連のさような機構の改正、またその機構の改正の件においてわが国が平和姿勢
いろいろの場面がありますが、その場面、場面あらゆる機会をとらえまして、わが国の平和姿勢というか、核を人類のために不幸をもたらすような方向で使用してはならぬという方向への努力を日本としては精一ぱいしなければならぬ、またいたしますということをお答え申し上げます。
一方では、たとえソビエトに対して軍拡競争をもってこたえなければならないとしても、中国に対してはどうしても一応平和姿勢でいかなければならない、こういう構想がその中に含まれているわけです。
そこで、私は保利官房長官にこの問もお尋ねをいたしましたし、あなたのはっきりした平和姿勢というものを見てとっておりますから、あらためてお尋ねをしたいのは、日本は終戦以来再軍備をしない。平和路線を厳守して憲法の範囲内で自衛手段の採用を限度として今日に至った。その方針は不脅威、不侵略あるいは不攻撃である。これは吉田内閣以来のわが国の方針である、こういうふうに言われたと思うのです。