1968-08-09 第59回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
三池の大災害にしてもしかり、あるいはまた夕張の災害にしても、あるいは今度の真新しい平和坑の災害にいたしましても、経営を監督しておられる人の頭の切りかえをきちっとして、あるいは合理化の行き過ぎで必要以上に人が足りなくなってしまっている、監視ができない、こういうようなことをほんのちょっとゆるめる、保安にもう少し気を使う、こういうことによって大災害は防げたのではないか、こういう気持ちで一ぱいでございまして
三池の大災害にしてもしかり、あるいはまた夕張の災害にしても、あるいは今度の真新しい平和坑の災害にいたしましても、経営を監督しておられる人の頭の切りかえをきちっとして、あるいは合理化の行き過ぎで必要以上に人が足りなくなってしまっている、監視ができない、こういうようなことをほんのちょっとゆるめる、保安にもう少し気を使う、こういうことによって大災害は防げたのではないか、こういう気持ちで一ぱいでございまして
それから先生先ほど三番方の件につきまして質問があったようでございますけれども、私どもとしましては、現地から聞きましたところによりますと、三番方のいわゆる上席係員、これは平和坑には二名置いておるやに聞いております。
一口に――炭鉱別にいろいろございまして、なかなか平和坑の場合には云々だということが、確かにあります。ありますけれども、科学的にまだ事故の原因の究明が立証されておりませんので、私どもの推測の域を出ないというようなことであれば非常に困る面もございますので、手控えております。
去る七月三十日、当社の平和鉱業所平和坑におきまして発生いたしました事故につきまして、とうとい殉職者九名を数え、行くえ不明者二十二名を出すに至りましたことは、両議院、関係官庁並びに関係先の皆さまに多大の御心痛と御迷惑をおかけいたしまして、まことに恐縮の至りでございます。ここに衷心より深くおわび申し上げます。
次に、退避命令の件でございますけれども、非常警報装置は各現場には全部いっておりまして、平和坑の場合には約十三個の拡声装置がございます。平和坑の拡声装置としての話ではなくて、現在の当社でとっております非常警報装置は、連続信号を送った場合には非常警報である、非常警報を受けた場合には、警報を受けたものが直ちに電話に出る。
○参考人(和田秀雄君) 具体的に例で申し上げますと、平和坑の場合には六系統ございまして、その系統別に全部鉱務所のほうに電話線が入っておりまして、先ほど社長が申し上げました電話ケーブルの短絡といいますのは、西部の火災地における短絡でございまして、西部区域だけが電話警報が死にまして、そのほかの系統は全部生きてございます。
○渡辺(惣)委員 私は、平和坑の災害を中心とする災害対策につきまして質問をいたしたいと思います。 質問にあたりまして、九名の人々がなくなり、いまなお総数三十一名の人々が救出されずにおられます。絶望だと考えますので、心から哀悼の意を表しますと同時に、委員の諸君が非常に困難をおかして視察を終えられてこられたことに対して敬意を表する次第であります。
○大橋(敏)委員 私も今度平和坑の災害の調査団の一人として行ってきて、きょうは大臣にいろいろとお尋ねしたいと期待してきておったのですが、いま時間の関係で急ぐと聞きましたので、二、三点にしぼりましてお尋ねしたいと思います。
今回の炭鉱名は平和炭鉱の平和坑でございまして、北海道夕張市にございます。鉱業権者は北海道炭砿汽船株式会社、社長が原功一、災害発生日時は七月三十日三時五十分ころでございます。災害発生個所は西部ベルト斜坑第二原動部付近でございます。災害の種類は坑内火災、罹災者の数は現在死亡九名、行くえ不明二十二名、軽傷二名、計三十三名となっております。
したがいまして、この平和坑全体といたしましては、大きなベルトにつきましては、そういう異常状態が発生いたしました場合には、これは自動的にとまりまして、そういう摩擦が起こらない、したがって火災も出ない、火も出ない、こういうような装置がつけてあったのでありますが、このベルトは分岐であったせいか、その点についてはそういうような安全装置が必ずしもついていなかった、こういうように私たちは現在のところ考えておるような
○説明員(西家正起君) 平和坑におきましては、四十二年には一月と二月と九月の三回退避訓練をそれぞれ区域ごとに分けまして実施をいたしております。ことしの四十三年は一月に退避訓練を実施いたしておる次第でございます。
災害の起こりました炭鉱名は平和炭鉱の平和坑でございまして、北海道夕張市にございます。 鉱業権者は北海道炭砿汽船株式会社でございまして、社長は原功一。 災害が発生いたしましたのは、七月三十日の午前三時五十分ころでございます。 災害の発生いたしました場所は、西部ベルト斜坑第二原動部付近となっております。