1951-11-28 第12回国会 衆議院 運輸委員会 第15号
なかんずく明年度の治安関係といいましようか、平和処理関係の大きな費目が、まだ未決定の今日おいて、公共事業費も非常に大きなわくではございますが、その根本の方がまだ確定いたさないために、今もつて公共専業の来年度の総わくを、どのくらいにするということがきまらない。
なかんずく明年度の治安関係といいましようか、平和処理関係の大きな費目が、まだ未決定の今日おいて、公共事業費も非常に大きなわくではございますが、その根本の方がまだ確定いたさないために、今もつて公共専業の来年度の総わくを、どのくらいにするということがきまらない。
終戰処理費、国際通貨基金、合せて千億円余り、これに平和処理関係の百億円もなくなりますし、そうして終戰処理費のドル払いの七十五億円も來年は要りません。お話の点のこの財政資金の千三百億円、これのうちにも外国為替特別会計への繰入八百億円は、私は金融の正常化その他によつて相当減らし得るのじやないかという見通しを持つておるのであります。
しかし終戦処理費関係が多少融通がきくようになればあるいはふえないかもしれない、この平和処理関係といいますか、終戦処理関係の経費と一般の行政費との関係は、来年度予算においてはどの程度の割合になるか承りたいと思います。
○中曽根委員 池田大蔵大臣は新聞や何かわれわれに聞かした範囲では、たとえば来年度予算は八千億円程度だろう、しかも終戦処理関係あるいは平和処理関係経費と一般行政事務関係の経費とのパリテイを見ても、そう大してかわりがないようなことである。