1983-10-04 第100回国会 衆議院 外務委員会 第1号
○井上(泉)委員 あなたがイランからずっとあっちの方面を訪問され、そうした外交を展開された、そのことについて私も非常に敬服をしておったわけですが、やはり日本の外交というものは対米一辺倒ではいかぬ、あらゆる国と仲よくする積極的な全方位平和中立外交でなければいかぬ、そういう認識の上に立って行動しておるのではないか、こういうふうに思っておったわけでありますけれども、これからの日本の政治を背負う安倍外相としては
○井上(泉)委員 あなたがイランからずっとあっちの方面を訪問され、そうした外交を展開された、そのことについて私も非常に敬服をしておったわけですが、やはり日本の外交というものは対米一辺倒ではいかぬ、あらゆる国と仲よくする積極的な全方位平和中立外交でなければいかぬ、そういう認識の上に立って行動しておるのではないか、こういうふうに思っておったわけでありますけれども、これからの日本の政治を背負う安倍外相としては
資源が乏しく、貿易依存度の極度に高い特質を有するわが国の安全保障は、何にも増して世界の平和と繁栄が前提であり、いずれの国をも敵視をせず、すべての国と平和中立外交を進めることによってのみ平和が保たれるのであります。有事立法をめぐる福田総理の軍国主義的姿勢は、まことに危険な道につながるものと言わなければなりません。(拍手)総理の明快な御答弁を求めます。
問題は、みずからの外交姿勢や主体性がどうつくられているかというのが今後の外交の基本だと思いまして、核拡散防止条約批准を機会に、日本は本当に徹底したみずからの自主独立の考え方を持って、相手の立場をも配慮して平和中立外交に踏み切っていくんだという宣言をしたと回しで、これを小坂さんは国連において、われわれのあいさつの前にいち早くその態度を表明しておりますが、そういう点においてはなかなか聡明な方だと思います
わが国が、世界に誇るべき憲法の崇高な理念に基づき、いかなる戦力も持たず、平和中立外交の道を進めるべきであるにもかかわらず、反対に、冷戦思考で固められた日米安全保障体制至上主義に固執し、常にわが国を反共防衛の最前線となし、加えて、米軍の前線基地としてインドシナの侵略に積極的に加担してきた事実が、アジアの平和と安定に脅威を与えていることこそ、まさに国際常識となっていると言わざるを得ないのであります。
なぜならば、自民党政府は、憲法の精神に基づいて、わが国が本来進むべきである非武装、平和、中立外交の道をとらずに、戦後の冷戦思考で打ち固められた日米安保体制至上主義に固執し、常にわが国を米国の反共防衛のとりでとし、米軍の実質的な基地の自由使用を認め、インドシナへの侵略的軍事介入に積極的に協力加担する態度しかとってこなかったし、いまなおその姿勢をとり続けているからであります。
(拍手) したがって、あらゆる国との友好関係を深めていくためには、いずれかの軍事ブロックに属することではなく、等距離完全中立政策に基づく自主、平和、中立外交によらなければならないと確信をいたします。
(拍手) かくして、東西緊張の緩和と平和共存への世界の大勢は、まさにわが日本社会党が多年主張してきた日本の平和中立外交の可能性を一そう強めておるといわざるを得ません。日本、中国、アメリカ、朝鮮を含めて、平和五原則に基づく集団的または個別的な平和保障体制が、わが党の主張のごとく、次第に現実のものとなりつつあります。 中国問題は、もはやほとんど論議の余地のないぎりぎりのところまできております。
自由主義国に片寄った政治的援助は取りやめ、平和中立外交の精神にのっとって、中立国、社会主義国にも公平に援助を行なうとともに、輸銀資金は日中貿易拡大のためにも振り向けるべきであります。 最後に、第八の柱は、財投計画の根本的組み替えであります。
国民の祖国愛に基づく団結を基礎としたその平和中立外交政策により保たれているという事実を知らなければなりません。(拍手) 特に私が強調したいことは、熱核戦争の今日、平和なくして安全はあり得ないということであります。他国と軍事同盟を結び、特定の国を敵視し、軍事緊張を高めることは、戦争への危険をつくり出す以外の何ものでもございません。
社会党は平和中立外交政策の展開と相まって、可及的すみやかに自衛隊を解消して、平和産業に吸収し、また、自衛隊の建設機械など技術部門を平和国土建設隊に再編しようという態度を明らかにしているところであります。 アジアの戦争の危機の原因は、中国の封じ込め、北ベトナム、北朝鮮などの社会主義諸国を挑発しようとするアメリカの侵略的極東戦略にあるのであります。
日本を核戦争の危機から救うには、直ちに憲法の精神に立ち返り、安保条約を廃棄し、自衛隊を漸減解消し、積極的な平和中立外交を推進する以外に道は見当たらないのであります。(拍手) 第三の理由は、自衛隊のシビリアンコントロールについてであります。