1984-10-03 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号
○菅原委員 干害対策について御質問申し上げます。 農家は五年ぶりの豊作で今年は愁眉を開いたわけでございますが、連日三十度を超す雨なしの猛暑のために水不足で被害を受けた農家も方々に出たわけでございます。山形の調査でも畑作、殊に果樹の被害が大変であった状況も把握してまいっておりますし、岩手でも胆沢平野の穀倉地帯は水不足で深刻でありました。殊に、水利の末端の水田では登熟障害も出ているわけでございます。
○菅原委員 干害対策について御質問申し上げます。 農家は五年ぶりの豊作で今年は愁眉を開いたわけでございますが、連日三十度を超す雨なしの猛暑のために水不足で被害を受けた農家も方々に出たわけでございます。山形の調査でも畑作、殊に果樹の被害が大変であった状況も把握してまいっておりますし、岩手でも胆沢平野の穀倉地帯は水不足で深刻でありました。殊に、水利の末端の水田では登熟障害も出ているわけでございます。
○菅原委員 今まで牧草地の干害対策は余り考えなかったわけでございます。しかし、今夏のような猛暑になりますと、方々に全く異常なほどの被害を受けた牧草地が見受けられたわけでございます。この牧草地の干害対策についてどのように国の方で考えているのか。
その内訳は、災害対策費として、干害対策に必要な経費等の八件、その他の経費として、国民健康保険事業に対する国庫負担金の不足を補うために必要な経費等の十五件であります。
その内訳は、災害対策費として、干害対策に必要な経費等の八件、その他の経費として、国民健康保険事業に対する国庫負担金の不足を補うために必要な経費等の十五件であります。
すなわち、昭和五十三年度一般会計予備費使用総調書(その2)の使用総額は六百六十億千四百十六万三千円で、その主なものは、義務教育費国庫負担金の不足を補うために必要な経費百三十一億四千六百万円、スモン訴訟における和解の履行に必要な経費四十九億二千九百五十九万円、干害対策に必要な経費十九億八千四百六十二万三千円等となっております。
で、こういう史上最高という事態にあって、かつて行ってきました応急干害対策事業、これを今回の干ばつに当たって実施するつもりがあるかどうか、まず、その点お尋ねいたします。
これに対して干害対策をどのようにおとりになるのか、お尋ねしたいと思います。 一つは、天災融資法あるいは激甚法の発動、これはいつおやりになるのか。それから、自作農維持資金の災害枠の設定はどうなっておるのか。あるいは、既借入制度融資資金、この償還条件の緩和措置を講ずる意思がおありかどうか。あるいは、干害応急対策事業に対する国の助成措置を強化する意思がおありかどうか。
○森岡政府委員 干害対策につきまして各省からお話し申し上げましたいろいろな措置もあるわけでございますが、同時に、関係地方公共団体でも特別な財政需要が出てまいります。それにつきましては、被害状況の判明を待ちまして、その団体の財政状況等も勘案の上特別交付税で措置をしてまいりたいと思っております。時期は、十二月分の特別交付税の配分に当たって措置いたしたい、かように思っております。
○小川(国)委員 次に、応急干害対策事業と畑灌対策事業について伺いたいのですが、ことし干ばつの後で市町村とか農協、あるいは二人以上が共同で井戸を掘った場合にはその費用を助成するということが行われているわけなんですが、実はこの制度のPRとか周知徹底が非常に不十分でございまして、干ばつのひどいときに実質そういう助成があるということを知らない。
地方公共団体における干害対策事業の施行状況を早急に掌握して現在実態調査をしているところでありますが、この実態調査はいつごろまでに調査が終わる見通しでございますか。まずこの点からお答えをいただきたい。
この際、条件をなるべく緩和して、干害対策を行ったすべての人を対象にすべきだと思うのです。水をかけたところはバレイショもことしは非常によかった。農民は十万、十二万などというポンプを使っております。これにも国の補助が必要だと思いますが、この点はどうかということが畑作での第二の問題です。 第三の問題。今度の災害で灌漑施設の整備されているところといないところでは被害に大きな差が出ました。
○斉藤(正)委員 私は、火災災害について伺いたいと思ったのでありますけれども、せっかく今次の寒干害対策について方針の説明もございましたので、冒頭その点に触れてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。 先ほど津島雄二委員からお尋ねがございました。
四十三年の場合には今年度と比べて相当少なくなっておりますが、四十二年にしても四十三年にいたしましても、四十年ごろからぼつぼつ、制度的な干害対策を政府のほうにおいて考えられる、こういう機運が出てまいりまして、特に四十二年の大干ばつにあたって干害対策助成要綱及びそれに基づくところの査定基準、いわゆる要領というものをつくられました。
これに対して、これも私はしろうとでわからぬが、これは休業しておるのをそのままほったらかす手もなかろう、何らかの措置が必要じゃないかと思うんですが、そういう点も将来具体的に問題が出てきましょうから、総理府のほうでも、ひとつその干害対策として、企業が休んでおりますから、それを十分ひとつ配慮してもらいたいと思いますが、どうですか。
○安井委員 サトウキビの問題は、いまの取り組みの方向はわかりましたけれども、特に干害対策について被害を過大にしないで済む方法があるということを、私ども沖繩に行っていっもそう思うのです。たとえば去年の宮古島のあの大干害で、地上はからからにかわいて、いつも青々しているサトウキビ畑が、ちょうどこの部屋のじゅうたんみたいな色に島全体がなってしまった。
号) 同(第二六四 号) 沖繩に国際海洋開発博覧会開催に関する陳情書 (第一九七号) 沖繩の海外引揚者特別交付金の一括買上げに関 する陳情書外二件 (第一九八号) 沖繩住民の請求権等の法的救済に関する陳情書 (第一九九号) 沖繩復帰後の軍用地賃貸料改善に関する陳情書 (第二〇〇号) 沖繩の電話架設料金に対する特別措置に関する 陳情書 (第二六一号) 八重山群島の干害対策
ということは、干害対策の経費を支出いたしました場合に、本土における予算支出のルールと——沖繩に必ずしも私は当てはめることはできないと思いますが、著しく差のある、あるいは著しくルールを乱す支出というものがなかなかしにくいものでありますから、よく相談をして先般の干害対策費というものを一応支出をしたわけであります。
他面において、宮古の袖山地区あるいは石垣の一部管水のできておるところなどは、青々として、例年どおり私どもの背たけよりも一倍半ぐらいに伸びておるところを見れば、明らかに宮古においては伏流水がありますし、あるいは石垣においては表流水があるわけでありますから、これらについては、すでに三億一千万円の干害対策費と、並びに二億円余の農民への緊急融資の利子補給を含めて、予算措置もいたしました。
たとえば先般の干害対策の場合に、キビの種苗に対して二分の一補助をいたしましたが、これは四十一年に北海道の冷害がありましたときに一回だけとった例外措置でありますけれども、その後は、あるいはそれ以前は行なわれていなかった制度でありますが、しかし、北海道において一回だけとったことがある。
○山中国務大臣 補正予算を組まなかった理由は、干害対策についてはなるべくすみやかに着手したい、執行したいということで、補正予算では、いまこのように審議をして、また参議院もあるわけでありますから、一日も早い執行、着手が必要だと思ってやったわけでありますが、そのためには、結局物理的に十億しかないワクの調整費は、御指摘のとおり、琉球政府の要請額であっても、九億五千万の要望が本土政府に出されておる事実から見
食糧庁長官 亀長 友義君 食糧庁業務部長 森 重弘君 水産庁次長 藤村 弘毅君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○派遣委員の報告 ○農林水産政策に関する調査 (北海道における農畜産業の冷害対策に関する 件) (農畜産物の輸入自由化対策に関する件) (米穀の需給計画等に関する件) (沖繩における農産物の干害対策
第一点としますところの干害対策、先島の干害は、大臣、御多忙の中、わざわざ二日の日数を要しましてつぶさに御視察されて、その状況というのは、また要請に対してもよく御承知だと考えるわけでございます。それに対するところの要求はいろいろ多岐にわたってあったわけでございますが、一番問題になるのは、御案内のとおり、先島はもっぱら農業において経済をなし、生活されておるのは御承知のとおりでございます。
その他に船舶、家畜もすべてが台風のために大きな被害を受けておるわけでございますが、干害対策とは別にしまして、これは何とか手を打たなければいけないのではないか。もちろん琉球政府としてもやってはおりますが、問題になるのは、琉球政府の財源というのは、すでに御承知のとおりどうにもこうにもできない。いまの琉球政府の財政状態からしますと、法域は違うにしましても、やむを得ない。
次に、先ほども若干御質問がありましたが、干害対策の問題と、台風二十八号による、特に八重山地域の被害の問題ですが、これも端的にお伺いをいたしますが、私が本委員会で七月の二十三日ですか、干害問題でいろいろお尋ねをいたしましたが、大臣は、米資金を干ばつ被害に充てないでも、干ばつ被害に対しての予算措置というものは十分お考え願っていただくというふうに受け取ってよいかという私の質問に対して、そのとおりでございます
○国務大臣(山中貞則君) 米軍は、一方では八重山群島等を中心とする離島に、上陸用舟艇その他を毎日使いながら、飲み水等について供給作業を続けてきておりますし、これらについては別段経費をよこせとかそういう意見もありませんで、一方的な作業として協力をしてくれているわけでありますが、一方において今後干害対策も含めながら考えていく。
沖繩についても同様の効果のあると思われ、しかも、緊急に措置しなければならない、来年度を待たないほうがいいと思われる干害対策等の公共事業を中心にして要請をしておるわけでありますから、まだ数字を取りまとめる段階まで至っておりませんので、ここでそれぞれ幾らであるということについては申し上げかねますが、琉球政府が来年度の予算要求として持ってこられたもので、それをそのままそっくり補正予算で計上すれば消化できると
昭和四十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外三件は、昭和四十三年一月から三月までの間に、干害対策に必要なる経費その他に使用を決定したもので、その総額は千六百六十五億二千万円余で、本年二月二十七日本委員会に付託され、本年三月二十四日大蔵省当局より説明を聴取いたしました。
それから、もう一つの問題は同じような性質の問題で、北日本の冷害、西日本の干害対策などで、一道十四県で農業気象を行なっている。これはそうですね。——しかし、これも県内一人で二十から六十カ所の観測所の仕事をしておる。宮崎県あたりの要望では、少なくとも九人はほしいと言っておるのですが、これはそうですか。一人で県内の二十から六十カ所の観測所の仕事を引き受けておるということですか。