1982-03-18 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
しかし、これらいずれの森林保険制度も対象にしておりますものは、保険事故としまして火災それから気象災、これは風害とか水害、雪害、干害、凍害、潮害等もございますが、そういう気象災、さらには噴火による被害というふうなものでございまして、いま先生御指摘の病害虫によりますところの森林被害というのは実は保険事故の対象になっておらぬわけであります。
しかし、これらいずれの森林保険制度も対象にしておりますものは、保険事故としまして火災それから気象災、これは風害とか水害、雪害、干害、凍害、潮害等もございますが、そういう気象災、さらには噴火による被害というふうなものでございまして、いま先生御指摘の病害虫によりますところの森林被害というのは実は保険事故の対象になっておらぬわけであります。
先生も御承知のとおり、森林国営保険は人工林を対象に火災、気象災、気象災の中でも特に風害、水害、雪害、干害、凍害及び潮害に限るということになっておりますが、これらによって損害を生じた場合に適用されるものでございますが、今回の有珠山噴火に伴います森林被害に対しましては、森林国営保険法第十五条に、政府は損害が地震または噴火によって生じたときは損害をてん補する責に任じないというふうに規定されておりますので、
森林国営保険法第二条、「森林保険ニ於テハ政府が森林ニ付火災ニ因リテ生ズルコトアルベキ損害及気象上ノ原因ニ因ル災害ニ因リテ生ズルコトアルベギ損害ヲ填補スル」、そうして「気象上ノ原因ニ因ル災害(風害水害雪害干害凍害及潮害ニ限ル)」と言っている。噴火も地震も排除している。ところが農業共済、農業災害補償法第八十四条に何と書いてあるか。
そこで、今回の噴火によりますものが気象災に該当するかどうかという問題でございますが、気象災は国営保険法第二条によりまして詳細に「風害水害雪害干害凍害及潮害ニ限ル」このようになってございます。
ところが、今回この国営保険事業を拡充して、森林の火災による損害のほか、風害、水害、雪害、干害、凍害及び潮害による気象上の損害についてもこれを填補することとして、森林保険事業を総合的に発展させようとするのが、この法律案の提案の趣旨及びこれがおもな内容であります。
しかして、改正案の内容は、政府が填補する損害は、従来の火災損害のほか、風害、水害、雪害、干害、凍害及び潮害といたし、これがため、本保険事業の名称を森林保険に改めようというにあります。
今度、法改正によりまして、従来の幼齢林あるいは壮齢林等の火災に加えて、新しく自然災害、特に風害、水害、雪害、干害、凍害あるいは潮害に限って自然災害も含めて保険業務をやっていこうという、こういうところになりまして、この趣旨はまことにけっこうだと思いますが、ただ、従来の火災を対象にした場合と違いまして、自然災害等を含めて参りますと、保険業務としてもなかなか大へんなことに相なろうと思います。
たとえば、「風害水害雪害干害凍害及潮害ニ限ル」となっておりますが、自然災害の場合に凍害という表現はあまりないのです。たとえば天災融資法等においても。ですから、凍害という規定がどういう場合を想定しておられるのか、この点について伺いたい。
考えております気象災害の種類別、年次別の損害額を示しておるのでありまして、風害におきましては二十九年の九千町歩が被害の区域面積、実損面積が千二百町歩、それが三十四年の伊勢湾台風におきましては、被害区域面積が六万町歩、実損面積が八千町歩余というふうになっておるのでありまして、これを平均いたしまして、風害におきましては一万二千二百六十一町歩、実損面積が千六百六十三町歩、同じような考え方で水害、雪害、干害、凍害
農業災害補償法では蚕繭共済の共済事故を、蚕兒の病害及び風水害、干害、凍害又はひよう害による桑葉の減收に限定していたのでありますが、今回桑葉の減收について、地震及び噴火を含む氣象上の一切の原因による事故にまで、その範囲を拡大したのであります。なお前國会における衆議院の附帶決議の線に沿つて、農作物共済事故中に雪害を明示したのであります。
農業災害補償法では蚕繭共済の共済事故を蚕兒の病害及び風水害、干害、凍害又は雹害による桑葉の減收について、地震及び噴火を含む氣象上の一切の原因による事故にまで、その範囲を拡大したのであります。尚前國会における衆議院の附帶決議の線に副つて農作物共済事故中に雪害を明示したのであります。 第三は、農林保險審査会を農業共済再保險審査会と改めたのであります。
○小林委員 農業災害補償法案の第八十四條第一項第二號の共濟目的が蠶繭となつておりまして、その共濟事故の中に「蠶兒の病害及び風水害、干害凍害又はひよう害に因る桑棄の減収」というふうに書いてありますが、この共濟の目的が蠶繭となつておりまして、繭と蠶兒、こういうふうにわれわれは考えるのであります。