1969-05-06 第61回国会 衆議院 社会労働委員会 第14号
その一つの原因は、いま局長からも御答弁申し上げましたが、どうも学歴偏重、ホワイトカラー偏重の幣風が日本にはかなり充満いたしております。なお、官尊民卑の幣風もかなり行き渡っております。
その一つの原因は、いま局長からも御答弁申し上げましたが、どうも学歴偏重、ホワイトカラー偏重の幣風が日本にはかなり充満いたしております。なお、官尊民卑の幣風もかなり行き渡っております。
なおかつ現在の政府の政策から考えましても、この点はぜひ本委員会が英断をもつて除去しない限り、こういう幣風が将来に残るということになりまして、われわれかつて道徳的な規範をもつて考えておつた者も、すべて峻嚴なる罰則を付した法律によつて規律せられる、こういうことになつて参りますと、すべての言論、あるいは報道、評論というものが、非常に一方的な方向へ、端的に申し上げるならば、権力なり金力を要するような方向へこれが
これは貿易廳のみならず、一般に日本の官廳の幣風でありますので、しいてこの点について追究するわけではありませんが、特にただいまの輸出貿易の状態、さなきだに被占領國であるというような立場から、日本人が外國のバイヤーに対しては相当に萎縮した態度をとつておる状態である。貿易廳がこれらの人々の先頭に立つて鬪つていただかなければならない場合において、そういうようなことでは非常に困ると考えておるわけであります。
これらの点について何か明確に、地方財政法の上でもけつこうでありますし、関係の法令等の上において、かような幣風を除去して行く條項を設けるとか、あるいは適当な処置を講じて行かないならば、結局においていわゆる義務負担外の負担によつて、地方自治体は非常な重圧を実際上において受けて來ると思うのであります。その見通しについて御所見がありましたら承りたい。
政府は今回断然行政の規模を縮小合理化し、冗費を節約すると共に、かかる幣風を一掃せんとするのであります。第四に、長期に亘つて健全なる生産の基礎と資本の蓄積とを築き上げるためには、一方において、從來ややもすれば経済界に対し徒らな安易感を與えておつた復金の貸出を原則として停止することといたしました。
そうでない限り、これは一種の幣風と思いますが、いつまでたつても中央依存の幣風が國民から抜けきらない限りは、りつぱな治山治水は行われないものである。こういうふうに實は感じてきました。
○三浦委員 私は勞働教育の重要性を考える場合におきまして、元來日本は申し上げるまでもなく、官尊民卑の幣風が非常に強いのであります。でありますから肉體勞働者よりも精神勞働の方に從事する方が偉いという觀念、これが國民全般にみなぎつておるのだと思う。