2015-03-10 第189回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
委員長はこの道のプロですから、これを見られたらわかると思いますが、この審査書の中で、実際に大きな事故が起きてから約四十九分の間に、常設電動注入ポンプによって格納容器にスプレーを開始するというような段取りが示されています。 実際にこれが可能ですか。突然の事故のときに、こんな短時間にこうしたことが可能ですか、委員長。
委員長はこの道のプロですから、これを見られたらわかると思いますが、この審査書の中で、実際に大きな事故が起きてから約四十九分の間に、常設電動注入ポンプによって格納容器にスプレーを開始するというような段取りが示されています。 実際にこれが可能ですか。突然の事故のときに、こんな短時間にこうしたことが可能ですか、委員長。
ゼロ秒というところからスタートをして、炉心溶融が約十九分、そしてそれから三十分を仮定して、常設電動注入ポンプによる格納容器スプレー開始が行われて、それは約四十九分となります。それでも、約一・五時間後には原子炉容器の破損に至るという想定のものであります。 九州電力のシナリオはこのとおりだと思うんですけれども、この点について確認だけしていただけますか。
それで、事故の進展も、十九分で炉心が溶融をする、それから約一・五時間で原子炉容器が破損するに至る、こういうことなんですけれども、一方で、今回の新規制基準に対応するために、新たに常設電動注入ポンプという重大事故対策設備を設けておって、この作動をして格納容器にスプレーを開始することが四十九分に至るまでにできるだろうということです。
○櫻田政府参考人 こういう評価を、電気事業者、九州電力は、彼らの使用している解析コードを用いて解析しているわけでございますが、時間そのものが、厳密にどのくらいの時間になるかということよりも、この程度の時間でこういう事態に至る、それから、例えばここでは、先ほど議員の御指摘もございましたけれども、炉心溶融から三十分の時間を仮定して常設電動注入ポンプによるスプレーが作動できる、こういうようなことも含めて、