2005-02-10 第162回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
憲法に制定されているような基本的な人権が、非常な短期間な世論の変化、社会的価値観の変化によってその制限の範囲が変化するということが果たしていかがなものかなという考え方も私持っておりますし、文学的なもの、芸術的なものに関してはこれは回復が可能なわけでありますけれども、例えば、今後、表現の自由ではありませんけれども、プライバシー権等の問題の中で今話題になっております、子供たちに対する性的常習犯罪者の姓名
憲法に制定されているような基本的な人権が、非常な短期間な世論の変化、社会的価値観の変化によってその制限の範囲が変化するということが果たしていかがなものかなという考え方も私持っておりますし、文学的なもの、芸術的なものに関してはこれは回復が可能なわけでありますけれども、例えば、今後、表現の自由ではありませんけれども、プライバシー権等の問題の中で今話題になっております、子供たちに対する性的常習犯罪者の姓名
これらの犯罪の特色を見ますと、最近沖繩県警で検挙いたしましたフィリピン人等によります米国財務省名義偽造小切手行使事件のように、国際的な常習犯罪者による計画的な犯罪が多発しております。そして最近は特に知能犯の増加が著しくなっておりまして、前年比でございますが、昨年が人数で五〇%増というようなことでございます。
○説明員(伊藤栄樹君) 常習犯罪といいますのは、一つ一つの行為もさることながら、その犯人の有する犯罪習癖と申しますか、それに着眼して刑を加重したりするわけでございますが、そういう常習的な犯罪を犯す習癖というものに着眼いたしますと、個々の犯罪というものはすべて習癖の発露ということになるわけでございまして、数個の実際の犯行がありましても、それらが包括して常習犯罪すなわち常習的性癖の発露としての具体的行為
また、暴力犯罪に対しまする検察の仕事が迅速適正に参りますように、全国の各地方検察庁に暴力係検事及び交通係検事等を置きまして、関係資料の収集整備をはかり、また事案の適正なる処理をはかる、かような点につきましても研究をいたした次第でございまして、そのほか、この暴力事犯に多くの関係を持っておりまする精神障害者の犯罪、その他の常習犯罪者対策といたしまして、各地方検察庁に簡易診断室を設けて、被疑者、被告人の資質
昭和十年に発行された長谷川劉検事の暴力法解説書というものによりますと、暴力法を運用する場合には、平素から団体の内偵をやっておけ、主義、綱領に注意しろ、特高警察と連絡をとって、思想加入団体、加入の事情を調べて、写真指紋、筆跡も付加して常習者名簿、また常習犯罪表を整備しておくようにと書いております。
「本罪の如き常習者の検挙には常習者名簿又は常習犯罪表を調製整備して置く事が必要である。之等の名簿又は犯罪表に記入して置くべき事項は次の各項目である。」というので、八項目をあげておられるわけです。
まず最初に刑罰法体系の問題から入りまして、新しく改正条項になりました一条ノ二の罪及びその未遂罪並びに一条ノ三の常習犯罪、これはそれぞれ御存じのように銃砲、刀剣類を用いるということ並びに常習としてこれを行なうということによりまして、刑法所定の各犯罪の刑罰加重類型になるわけであります。すなわち、単純傷害罪に対しまして、銃砲、刀剣類を用いることによって刑罰を加重しているという類型だと思うわけであります。
第一条ノ二、三の銃砲刀剣類を用いる傷害罪、常習犯罪に対する外国の立法例はどうなっておるか。ことに科刑の点について本法と比較して、外国の立法例は非常に重いものであるか、あるいはこの法案のほうが非常に重いのか、こういった立法例があるのかどうか、そういうような点についてお伺いします。
○国務大臣(植木庚子郎君) 少年院に収容されました少年で、常習犯罪者になっておる者はどのくらいあるだろうかというようなお話でございます。
○山本杉君 重ねて法務大臣にお伺いしたいのでございますが、少年院等に収容されます虞犯少年、それがどのような割合で将来常習犯罪者になっておるかというようなこと、それからまた、それらの知能程度について資料がございましたらお教えを願いたい。
第三の、悪質の常習犯罪者等を刑務所に入れるのか、あるいは少年院等に収容するのかというお尋ねでございますが、刑事処分に付する場合には、女囚の入りますところの刑務所、すなわち女囚監に収容するほかにございません。なお、年少者に対しては、少年院に収容いたします。少年院には、男女の区別がございまするから、その区別に従って収容するようにいたしたいと思っております。
売淫とか賭博、詐欺などの常習犯罪者及び公務を妨害する者以外は渡航の制限は自由にするというようなお考えのように聞いております。これは勿論羽仁さんたちの御意見には合致するでありましょうが、私はもしそういうことになれば非常に大きな政治問題を作りはしないか。
一方、刑務所その他の矯正施設は、極度の過剩拘禁の状態にあり、そのため、多数の犯罪者が社会に放出せられ、而もこれに対する保護監督の制度が整つていないので、これらの者は、常習犯罪者の群に顛落して、社会不安を増大しつつあるのであります。
すなわちこの本案は、狩猟法違反、漁業法違反、あるいは簡單な選挙法違反等の、きわめて軽微なるところの刑余者も、あるいは二十円程度の罰金刑の者も、あるいは五年、十年の重刑を科せられたるところの凶惡なる常習犯罪者も、ひとしくこの十年なる惡平等のわくの中に閉じこめられて、十年の間、前科者の差別待遇を受けねばならないというこの規定は、どうか司法常任委員会等において、よく御檢討を賜りまして、適正にこれを改善され