1982-04-22 第96回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
○政府委員(山内静夫君) 今回、養殖共済におきまして足切りの措置を導入したいと、こういうねらいといたしましては、ハマチ養殖業等につきまして魚病の発生常習地帯がございまして、この共済収支の悪化が他の一般的な養殖漁家について悪影響を及ぼすと、はっきり申しますと、共済金の支払い関係がある特定地区に集中すると、こういうことは全国の漁業共済事業から見て望ましくないという観点から足切り措置を入れまして、そして掛金率
○政府委員(山内静夫君) 今回、養殖共済におきまして足切りの措置を導入したいと、こういうねらいといたしましては、ハマチ養殖業等につきまして魚病の発生常習地帯がございまして、この共済収支の悪化が他の一般的な養殖漁家について悪影響を及ぼすと、はっきり申しますと、共済金の支払い関係がある特定地区に集中すると、こういうことは全国の漁業共済事業から見て望ましくないという観点から足切り措置を入れまして、そして掛金率
それやこれやを勘案いたしまして、といって全く不てん補にするわけにはまいらぬだろうということで、ある一定の限界を超えるような常習地帯については一定の限度でてん補にしないようにするという、言うなれば、共済団体あるいは漁業者団体側としては一種の妥協的な割り切りをいたしたわけでございまして、共済制度というものは漁業者の掛金負担で行われている限りにおいては、こういうような漁業者自体の抑制措置も決して私どもは逆行
○松浦(昭)政府委員 今回のハマチ養殖についての足切り率の導入でございますが、これは先ほども申し上げたように掛金率をできるだけ低くしていくということから常習地帯についてこの制度を導入するということで、むしろ共済事業をさらに拡充するためにやった措置でございます。
そこで、これ以上、常習地帯におきまして常に病害が発生してくるといったような事態が起こりますと、どうしても掛金率が上がる、それによってまた加入率が下がる、悪循環になって加入が非常にまずくなる、と同時に、事業運営の健全性が図られないということを考えて、足切りの措置をやむを得ず導入するということにいたしたわけでございますが、一方、足切りを適用する地域につきましては、当該地区における足切り割合を具体的に定めるために
これは、先ほどからも議論されておりますけれども、今回、養殖ハマチの魚病被害に対する措置は、共済赤字に占める割合が非常に多いことを理由にして、常習地帯に一定の割合を決めて共済金は支払わないという足切り方式を取り入れていくんだ、こういうことなんですが、この連鎖球菌症という魚病は、養殖漁家の投餌量だとかあるいは過密養殖が原因のすべてだというふうには言えないと思いますが……。
あなたは、出かせぎ常習地帯の村の女は眠れないという詩をごらんになりましたか。局長もごらんになったですか。大臣はどうですか。どうにも奥さんたちでは春の作業はできぬものがある。たとえばいまのように機械田植えをやる、その育苗をどうするかというようなことを御主人方が出かせぎに行っておって、家庭のくくりやいろいろなことがたいへんで夜も眠れない村の奥さんたち、この奥さんたちがどうにもならない仕事が一ぱいある。
非常にいやな言い方をいたしますると、出かせぎ常習地帯、青森、秋田、山形、岩手あるいは新潟、それから会津地方、ずっとございますね。この地帯の中における出かせぎという問題の占めておる社会的なウエートは非常に大きくなってきておるのであります。黒金先生なども私どもも同じですが、選挙のときにとにかく人がおらぬのです。たいへんな苦労をしておる。
しかしながら、台風の常習地帯であり、集中豪雨というようなものが季節的に襲来する日本でありますから、これを根絶するということは非常に至難であろうと思います。ことに現在の状態においては、治山治水計画が非常に不完全である。それから気象観測が不完全である。また、災害復旧も、当然完全な改良復旧をしなければならないのに、そういうことが不徹底であるために、人為的に災害が増大しているという点があるわけです。
それからまた防火地帯でなくとも台風の常習地帯だとか、あるいはこの前にやられました名古屋地区の水害の場合の高潮地帯の改良復旧、そういうものはもちろんそれぞれの地域、あるいは具体的なケースにつきまして、県当局と十分連絡をとって、予算の執行に当たっているわけでございまして、できる限り、また予算の許す範囲におきましては、重点的に、そういった地区については、鉄筋、鉄骨構造によってこれを実施するというような指導
に関する陳情書 (第四二八号) 国道関門トンネルの通行料金引下げに関する陳 情書(第四二九 号) 九州縦断道路の二級国道指定に関する陳情書 (第四三〇号) 縦貫高速自動車道新設に関する陳情書 (第四三一号) 二級国道金沢岐阜線の荒島岳ずい道開さくに関 する陳情書(第 四三二号) 新生崩壊地復旧事業に対する特別立法措置に関 する陳情書(第 四三三号) 国直轄河川の水害常習地帯対策確立
そのときにも、今後かような災害というものは日本では絶無じゃないのだ、いわゆる台風常習地帯として置かれておる日本の国土から考えて、これに対応するところの恒久的対策を樹立しなければならない、昨年のようなたまたまああいう大きな災害があったことを契機として、国民に将来の安心を与えるための恒久的な対策をしなければならないという意見が政府にも与党にもありまして、その方向に向かって当時は進めておったことは御承知だと
例をあげれば、また台風常習地帯対策審議会、これも設けられたけれども、大蔵省が予算に影響することをおそれてきてやはり圧力を加える、その鼻下をうかがって所管官庁が積極的に動かないということで冬眠状態を続けている。
また、災害の保険のタイプを今日のように画一的なものにしないで、たとえば台風常習地帯においてはこういう保険がいいじゃあるまいかとか、あるいは一般の地域ではどういう形があるだろうか、それをみんなに選択してもらうという意味の任意制というようなことも検討の余地があるのではあるまいかというふうな感じもいたしているわけでございます。
従って、台風の非常に多い常習地帯ともいわれるところの組合と他の地方の同じ階層の船、すなわち、かりに十トンなら十トンという船をとった場合に、そうすると、常習地帯のところは保険料が非常に安くて、そしてその他のものは相当高いと、こういうことになるのですか。
なお、この地方は今年各地で起りつつありますように旱害の常習地帯でありますので、農作物が塩害を発生する可能性の多い地帯でもございますので、干拓と淡水化とを同時にするか、切り離してどっちかをより促進するかは、今研究中でございます。可能性におきましては、切り離してもできることがあるのではないかという研究中であります。
○井手委員 次いでお尋ねいたしますが、先刻川村委員からもお尋ねがありましたが、災害常習地帯における災害復旧費が、この再建計画にはほとんど載っていないのであります。これは佐賀県も徳島県も同様であります。もし災害が起きました場合には、地元負担や単独事業におきまして、全額起債なさるおつもりでありますのか、また起債したいと思っても、その見通しがありますかどうか、その点をお伺いしたいのであります。
それからもう一つ、たとえば北海道等はそうでありますが、災害の極端にひどいようなこういう常習地帯においては、最低の経営を持続するために、農家の最低所得の保障をねらったような、むしろ農単によるそういう方式の方がいい。
災害の常習地帯は入植地に限らない。既存の地帯においても開拓地より以上に経営が不安定であり、作況が不安定なところでも、ただ既存の地帯であるという理由のもとにこの適用を受けておるし、開拓地なるがゆえに災害が頻発して経営が不安定であり、常習被害地だというのでこれを除くということはいかにも私は不合理だと思う。そういうことは指導によらずして当然法の適用を受けるように措置すべきものだと私は思う。
あの名寄から北の美幌と申しますか、あのあたりはおそらく米作の限界点であろうと思いますが、この冷害の常習地帯である北海道において、ほとんどが稲作をやっておる。しかもそれがなかてを大部分作っております。こういう地方に対しては、少くとも三分の一はごくわせを作らせ、三分の一はわせを作らせ、残りはなかてを作らせるというような指導をすべきものではなかろうかと思いますが、例外なしになかてを作りております。
○説明員(柴田護君) 先ほど申しましたことで尽きていると思いますけれども、台風常襲地帯というような問題もございますが、これは技術的にむずかしい問題を含みますので、とりあえずは特別交付税で、数年間の台風による災害復旧費というものを中心にして、台風常習地帯に対しては特別交付税を認めます。
しかし本年度につきましては、ほんとうに災害の頻度の高い台風の常習地帯が先ほど申しましたように多い関係もございますので、おそらくそういったことはなかろうと考えまして、強くこの点を大蔵省に要求しております。私ども手放しでその点は楽観しておるわけではございませんが、できるだけこうした高い比率を獲得したいというふうに考えております。
そうしなければ、結局こういう民主政治の世の中でございますから、常習地帯というものがたくさん出てしまって、国費はそうありませんし、普通の毎年々々の災害の補助金と同じような結果になってしまうのです。そこでこれは政府提案としてやっていただきたいと思っております。