1991-05-30 第120回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第1号
なお、お手元の資料でもう一つ「信号保安システムについて」という紙がございますが、これの一ページ目の一番、「信号保安システムについて」と、それから二番の「自動列車停止装置及び誤出発検知について」というところは、信楽高原鉄道において使用されております常用閉塞方式の概要が書いてありますのでお読みいただくことにしまして、説明は省略させていただきたいと思います。
なお、お手元の資料でもう一つ「信号保安システムについて」という紙がございますが、これの一ページ目の一番、「信号保安システムについて」と、それから二番の「自動列車停止装置及び誤出発検知について」というところは、信楽高原鉄道において使用されております常用閉塞方式の概要が書いてありますのでお読みいただくことにしまして、説明は省略させていただきたいと思います。
次に、列車無線と、先生御指摘の安全確保の関係についてでございますけれども、列車の運転保安の確保につきましては、本来、、信号保安設備による常用閉塞方式に基づくことが原則でございますが、仮にこれが故障した場合におきましては代用閉塞方式を実施することになっておりまして、安全を確保するシステムとなっておるのであります。
これは、一ページ目の一番の「信号保安システムについて」と二番目の「自動列車停止装置及び誤出発検知について」のくだりは、信楽高原鉄道株式会社において使用されております常用閉塞方式の概要を書いてあるわけでございますが、時間の関係で説明は省略させていただきまして、お読みいただければと存じます。
以上が通常の常用閉塞方式というものでございますが、こういったものが故障したというような場合のかわりの措置が、三番目に「代用閉そく方式(指導通信式)」ということで書いてあるわけでございます。 右側のA駅というところから左側のB信号場まで行く場合を想定しているわけですが、まず指導通信式を施行する場合の条件の整備としまして、B信号場、ここは無人でございますけれども、そこへ閉塞取扱者をA駅から派遣する。
列車の運転、保安の確保は、本来、信号保安設備による常用閉塞方式に基づくことが原則でありまして、仮にこれらが故障した場合においても、代用閉塞方式を施行することにより従来は安全を確保するシステムとなっておるわけでございますが、これに対し、列車無線を設置すれば、客扱いの利便、異常時、緊急時の連絡等の場合における補助的な手段として使われますものの、その通信は地形や天候などに影響を受けるため、今までは必ずしも