1971-07-20 第66回国会 衆議院 外務委員会 第1号 余談ではありまするが、常本武蔵の五輪の書を読んでおりましたら、必死の戦いの中で、真剣を交えるときの目のつけ方というのが書いてありまして、それには観剣二様の目つけがある。その二つの目のつけ方があって、観の目強く剣の目弱しと書いてある。ですから私どもに、言わせれば、台湾と日華条約はある。しかしやはり日本が長い問迷惑をかけた中国大陸に対して国交の回復をしなければならぬ。 坂本三十次