1999-08-06 第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第21号
その点で、一体このNEC本体の調査がどういうふうに進んでいるのか、NECグループの水増し請求はいつからどのような形でどのような手口で、しかも二重帳簿システムというのはどういうもので、一体どの辺まで調査が進展しているのか、私は防衛庁長官が責任を持って当委員会にも中間的報告をすべき問題であると。
その点で、一体このNEC本体の調査がどういうふうに進んでいるのか、NECグループの水増し請求はいつからどのような形でどのような手口で、しかも二重帳簿システムというのはどういうもので、一体どの辺まで調査が進展しているのか、私は防衛庁長官が責任を持って当委員会にも中間的報告をすべき問題であると。
これは、御承知のとおり、二重帳簿システムによるNECの水増し請求の実態は現在も特別調査中であります。ところで、昨年十月一日にNECに関しては取引停止の処分をしたわけです。ところが、九九年度もNECが主契約企業の新中央指揮システムを初めとしてNECとの契約を前提とした事業は約五百億円も計上されているんです。
○岩佐恵美君 NECは、二重帳簿システムによって過大請求を長年にわたって行い、国に多大な損失を与え、世論の大きな怒りを買っています。ニコー電子や東洋通信機はNECの子会社です。このNECに対して防衛庁は、NECとは今完全に取引停止をしていると答弁をしています。ただし、真にやむを得ないものは除外すると言っています。
このとき発見していればもっと早期にNECグループの二重帳簿システムを発見して国の損害を未然に防ぐことができたと思うんですが、いかがですか。
私は、このNEC本体及び関連会社の二重帳簿システムによる水増しというのは大変悪質な詐欺的な行為であって、あってはならないことだと思いますが、総理、いかがでございましょうか。
○小泉親司君 私は、国政調査に基づき、NEC本体とその関連会社の二重帳簿システムによる水増し問題を解明することは当委員会の責任であると思います。その点で、これを明らかにするために、関本忠弘NEC元社長、金子尚志社長、副島俊雄東洋通信機社長を当委員会の証人として喚問することを要求し、理事会で御検討いただきたいことを強く要望して、質問を終わりたいと思います。
○小泉親司君 私、非常に不思議なのは、このNECの二重帳簿システムによる水増しのからくりを防衛庁がなぜチェックできなかったのか、この責任は私は極めて重大であるというふうに思います。 その点、長官、いかがでございますか。
いわゆる二重帳簿システムをつくって、そして数年間、あるいは十数年かわかりませんが、とにかく多年にわたって、そういうシステムをつくって過払い、過剰請求をやった。そして水増し、過大請求をやって、そして防衛庁に過払いをさせたということを認めていますね。 それについて、これはゆゆしい問題だと思うのです、NEC本体ですから。国との取引というのは随分あります。
防衛庁並びに宇宙開発事業団に対するNEC及び同関連会社の水増し請求、過払い問題に関して、NECの二重帳簿システムをつくった経過それからその内容、それから水増し請求と過払いの内容について明らかにするために、証人としては、NECの元社長、こういうシステムをつくった時期の社長と思われる関本忠弘氏、それから現在のNECの社長、金子尚志氏、それから東洋通信機株式会社社長の副島俊雄氏、この三人を当委員会で、そういう
NECが原価監査及び実績報告用に作成した虚偽の原価元帳と真の原価元帳の二重帳簿システムを作成して水増し請求を開始して以来の水増し過大請求のあった防衛庁とNECとのすべての契約について、契約件名と最終確定金額、支払い金額と、それからNECが報告した水増ししていない場合の真の価格と、そして過大請求額、この一覧表ですね、ここに出ている、そういうのを政府が当委員会に出すように資料要求をしたいと思います。
小売段階でいろいろな、例えば食料品であるか否か、そういった意味の区分、仕切りをしなければいけない、そういったものが現在の帳簿システムで果たしてできるかという御質問でございますけれども、このあたりについては、現在既に非課税品目も若干ながらあるわけでございますし、帳簿方式といいましても、我が国の場合かなりのところは機械会計を採用いたしておりまして、事実上各事業者間の取引におきましては伝票が必ず交付されている
それから、第三には、先ほど御指摘のように、一つの原因は納税者側の記帳がはっきりしない、ここに由来しておるわけでございまして、おそらく、日本の税務行政のうち最も困難な問題は、やはり全般的に先進国に比べますと民度がまだそこまで行っていないと申しますか、あるいは企業規模が小さいというせいも原因しておるかもしれませんが、帳簿システムが発達していないというところにあるわけでございます。