2000-03-24 第147回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
帰郷旅費につきましては、上陸地から帰郷地までの距離に応じまして、一人につき千円から三千円までの支給というふうになっておりまして、この額につきましては、昭和二十二年以降変わっておりません。
帰郷旅費につきましては、上陸地から帰郷地までの距離に応じまして、一人につき千円から三千円までの支給というふうになっておりまして、この額につきましては、昭和二十二年以降変わっておりません。
○北村政府委員 先ほどちょっとかいつまんでお答えを申し上げましたが、一般的に中国残留孤児を含めまして、現在厚生省におきましては、中国からの引き揚げ者に対して、中国の居住地から日本の中の帰郷地までの旅費等を全部支給いたします。
現在のところ、中国からの引き揚げ者に対する援護措置を申し上げますと、まず中国の居住地から日本の帰郷地、おうちに帰られるまでの旅費を一切負担しております。それから帰られましたときの帰還手当といたしまして、現在大人一人当たり十一万二千円、五十六年度からは十一万九千八百円という帰還手当を支給いたしております。
最後に、給与、手当等に一言触れておきたいと存じますが、今回引き揚げて来られた方々のうち、現地復員の両名を除いた人々の旧軍人期間の給与は、台湾関係者の分は神戸において、その他帰郷先のある者にはその帰郷地においてそれぞれ支払われることとなっております。
三泊四日の滞在期間の引揚げ業務が終りまして郷里まで帰りまする陸上輸送につきましては、従来通り乗車券を援護局におきまして交付いたしまして、そうして東舞鶴駅から帰郷地までの鉄道輸送を本人並びに荷物につきましてやるようにいたしてございます。これは東舞鶴を出ましてから郷里に着くまでの汽車賃をこちらで支払うということにいたしておるのでございます。
それから次に三泊三日援護局におきまして業務を終えまして定着地まで帰りまする間の陸上の輸送が、これは途中の汽船等まで含むわけでありますが、そこまで行きます輸送につきましては、東舞鶴駅から帰郷地までの鉄道輸送、これは荷物すべてを含めまして援護庁が負担することにいたしまして、引揚者に対しましては無料で行うようにいたしております。
それから援護局から地方に帰りましてそれぞれ落着先まで行きまする陸上の輸送費、つまり汽車賃及び車中におきまする諸手当、それから車中の弁当といつたようなもの、これを帰郷地までのものを組んでございます。それから更に帰りまする人々の中で荷物を持つて帰つて来る人等もございますので、それらの輸送費等も同時に組んでございます。
それから帰郷旅費をば上陸地から帰郷地までの距離に応じまして、従来一千円になつておつたものをば一千円ないし三千円、別表をつけてこういうぐあいに増額改正いたした次第であります。 それからもう一つ、一番問題になりましたのは療養費でありますが、療養費を従来の二年間の療養期間をば三年間に延長する。こういうぐあいに改正いたしたりであります。
次に帰郷旅費の増額について申し上げますと、復員者の帰郷旅費現行の三百円は一昨昭和二十一年五月に定めた額があつて、これではとても上陸地から帰郷地までの旅費を弁ずることができないので、上陸地でせつかく支給された被服類を賣拂うことが通常である。そこでこの窮状を救うためには少くとも現行定額の三倍半、千円くらいの旅費を支給してやらなければならないという理由であります。