1970-03-17 第63回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第5号
ただ集団的にこれを帰すかどうかということになりますと、とりあえず現在たまっております一万五千人の方を従来のカルカッタ協定による帰還方式に準じまして、早く六カ月の間に帰すことになっておりますが、六カ月の間に帰っていただこう、その間にもし将来何か問題が起こるという見通しがつくならば、さらに話し合っていこうではないか、この二つの点に分けまして、従来日本赤十字の代表と朝鮮赤十字の代表と話し合ってこられて、一応実質的
ただ集団的にこれを帰すかどうかということになりますと、とりあえず現在たまっております一万五千人の方を従来のカルカッタ協定による帰還方式に準じまして、早く六カ月の間に帰すことになっておりますが、六カ月の間に帰っていただこう、その間にもし将来何か問題が起こるという見通しがつくならば、さらに話し合っていこうではないか、この二つの点に分けまして、従来日本赤十字の代表と朝鮮赤十字の代表と話し合ってこられて、一応実質的
だから、これは人道上、国交が回復されてなくとも、日本としてはその責任を持つべきであるということで、今日までやってきたのでございますが、もうそういうふうにうんと希望者も減ってしまったし、それほど国の責任においてやらなければならないというような情勢ではなくなったわけでございますので、別途の、普通の帰還方式で帰ってもらう、こういうことになったわけでございます。
そのためにはやはり、かつては月に四回ばかりの配船を北鮮側からしてみえた場合もございますので、これはやはりそういった北鮮側の配船の回数を協定に従って日赤のほうから御協力を願うというふうな措置をお互いの間でとるということは予定いたしておりますが、要するに有効期間内にお帰りになるということで、八月十二日までの間に申請してこられました方につきましてはすべていまの帰還方式でお帰しする、こういう予定をいたしております