1993-05-11 第126回国会 参議院 厚生委員会 第9号
○政府委員(佐々木典夫君) 今お話がございましたが、この身元引受人制度につきましては、本来、身元未判明孤児の早期帰国受け入れ、定着促進を図るために編み出された一つの現実的な方策という面がございまして、現実問題として身元引受人の方々の善意に支えられて成り立っている部分が多いというのも今お話のあった現実でございます。
○政府委員(佐々木典夫君) 今お話がございましたが、この身元引受人制度につきましては、本来、身元未判明孤児の早期帰国受け入れ、定着促進を図るために編み出された一つの現実的な方策という面がございまして、現実問題として身元引受人の方々の善意に支えられて成り立っている部分が多いというのも今お話のあった現実でございます。
次に、身元判明孤児の帰国受け入れについてお尋ねをいたしたいと思いますが、孤児の帰国状況を見ますと、身元の未判明孤児の方がスムーズに帰国されている反面、身元判明孤児は肉親側、日本側の事情で帰国がおくれていると聞いています。このような問題への対応について一体どのような対策が講ぜられているか、省としてはどのようなお考えを持って進められようとしているのかという点についてお答えをいただきたいと思います。
○木戸政府委員 私どもといたしましては、年間の受け入れ人数というのにはあるいは限界があるかもしれませんが、希望する人がいる限り帰国受け入れ対策というものは今後とも続けてまいる所存でございます。
これから多くの孤児が帰国する時代となりますので、希望する孤児の一日も早い帰国受け入れと定着自立促進に全力を挙げて取り組む所存であります。 このほか、業務行政につきましては、医薬品の安全性確保に万全を期すとともに、献血による血液確保対策、覚せい剤等の乱用防止のための官民を通じての予防啓発活動等に積極的に取り組んでまいります。
これから多くの孤児が帰国する時代となりますので、希望する孤児の一日も早い帰国受け入れと定着自立促進に全力を挙げて取り組む所存であります。 このほか、業務行政につきましては、医薬品の安全性確保に万全を期するとともに、献血による血液確保対策、覚せい剤等の乱用防止のための官民を通じての予防啓発活動等に積極的に取り組んでまいります。
同じようなことが、日本に一時帰国した孤児が、日本のボランティアの活躍といいますか、帰国受け入れについての熱意に感動しまして、本人が一週間休暇をとって、敏江県という、私はここを全く知らないんですが、旧満州の最北部の県のようです。だから、チチハルから特急で五時間かかるというんですから、旧満州の一番北でしょう。そこに一週間かけて休暇をとって、そして残留孤児の二十八世帯を個人で調査してきているんですよ。
ちなみに、今年度の中国残留孤児対策予算で見ますと、身元未判明孤児の永住帰国受け入れ対策が三十二世帯、百四人分三千三百万円であるわけです。現在までの実績はゼロ。十二月予定が五世帯、年度宋まででもわずかに十五世帯。これは予算の半分以下ということです。こういう見込みしか立っておりません。
○北村政府委員 具体的に申し上げますと、帰国受け入れのために中国での居住地から日本に到着するまでの旅費を負担いたします。そのほか、当座、日本に帰ってまいりましたときには、身の回りを始末する、物を買い調える資金が要ります。これの帰国手当の支給を行うことといたしております。これは各人ごとにいたします。
戦傷病者戦没者遺族等に対する年金につきまして、恩給の改正に準じた額の引き上げを行うとともに、中国に残留する日本人孤児対策の充実強化を図るため訪日孤児の増員のほか新たに調査団の中国への派遣、永住帰国受け入れ対策を講ずることといたしております。
これはいろいろな教育の問題があるかと思うのでございますが、国内に帰ってまいりますときに、帰国受け入れにつきまして、普通の問題のないお子さんの場合には公私立の学校に入る。特に適応することに問題のあるお子さんを対象にいたしまして、国立大学の附属学校等で特別の学級を編制するというようなことをしながら、円滑な受け入れを進めております。
総額千五百四十六億九百万円を計上しておりますが、遺骨収集、慰霊巡拝、慰霊碑建設のほか、特に中国残留孤児対策の充実強化を図ることといたしまして、新規に調査団の中国への派遣及び永住帰国受け入れ対策を講じるとともに、訪日孤児の人員を六十人から百二十人に倍増することといたしております。 三十ページの中ほどでございますが、遺族年金につきまして恩給の改善に準じた改善を行うことといたしております。