1951-02-12 第10回国会 衆議院 予算委員会 第13号
「つまり借金がなくて一億五千万ドルのバランスシートを持つている方がよいか、それとも今言つたようなやり方がいいか、借金しても、すなわちバランス上はマイナスとなつても、三億五千万ドルの方がよいかということで、これについては先般来訪中のドツジ氏にも意見を尋ねてみたが、確答を得ぬうちに帰国された。私としてはこの際後者の方法を採用すべきだと考えている。」
「つまり借金がなくて一億五千万ドルのバランスシートを持つている方がよいか、それとも今言つたようなやり方がいいか、借金しても、すなわちバランス上はマイナスとなつても、三億五千万ドルの方がよいかということで、これについては先般来訪中のドツジ氏にも意見を尋ねてみたが、確答を得ぬうちに帰国された。私としてはこの際後者の方法を採用すべきだと考えている。」
外務省といたしましても、現在、聞くところによれば、非常に微妙であり、こういう点については、これほどやればかえつて反対の反響があるのではないかという非常な御愼重さを持つておられるようでありますが、これ以上の刑の執行をなさらないように、いろいろな面についてわれわれも手を引合うて、これらの人の一日も早く帰国をされるように、ひとつ努力をお願いする次第であります。
これらの婦人を、その籍が朝鮮にあるといえども、現にたより得る夫を失つておる立場から、これに対して帰国を希望する者に対して、日本政府としてはいかなる態度をとろうとしておるのか、この問題について重大な人道問題と思いまするので、政府の意図をお聞きしたいと思います。
そのとき本組合の組合長は、そのようなタンピングをなして罐詰を輸出するような事実はないものと思う、若しその事実があるならば、その真否を帰国の上早急に調べて、改めてI・T・Fにそれを報告することによつてこの問題を解決されたい。
厚生大臣も御承知のごとく、先にマツカーサー元帥の招聘によりまして、日本の医薬制度、殊に薬事行政を観察せしめるために、マツカーサー元帥が招聘いたしまして、米国の薬科大学の教授カリフオールニア大学の薬学科の部長、その他米国薬剤師協会の代表者を招聘しまして、日本の薬事制度を検討せしめた、そうしてそれらの視察団が帰国に際して、マツカーサー元帥に勧告いたしました勧告書の中には、一時も早く日本は野蠻国にのみ行われておるところの
今、特にようやくその実情が明らかならんとしつつある中共地区について申し述べますれば、その地区から、本年に入つてすでに約三百名の人々が現に外国船等に便乗し、個別的に、あるいはまたひそかに帰国いたしておるのでありまして、この状況は、これらの引揚者を特別委員会に招致いたし、詳細なる障述を得たのであります。
従前日本におりました朝鮮人で、昭和二十二年の何月まででありましたか、日本におりたい者は、日本の法律を守る、そして日本の官憲の取締りを日本人と同様に受けるという條件のもとに日本におつてもよし、そうでない者は帰国するようにということで、相当数が帰国をいたしたのであります。従いまして、現在合法的に日本におりまする朝鮮人は、そういう種類の人たちであります。
相当帰れるのじやないかというような希望を抱いて来ておりまして、もう一息だ、強く押したいというようなことを言つた手紙が参つておりまして、私共は満洲から何とかして、これが帰れるような手が打たれるのじやないかということを非常に期待し、而もその時期がこの秋頃までには実現されるのではないかと期待いたしましたが、朝鮮の問題があんなふうに非常に複雑な形になつて参りまして、それ以来、山東方面、先程申しました済南方面の帰国
留用機関について申上げますが、先ず第一に留用者であつたかたがたでございますが、この留用者かたがたは現地において相当執拗な帰国運動を継續した後に、ついに留用機関の許可と北京政府当局の許可を得て帰れるようになつたということ。この相当執拗な帰国運動というものが大体共通しております。で、手續といたしましては、留用機関で帰国の許可を得ます。
その点は最近ハルピンから参つておりまする、向うの人達の気持は、向うの人達の言葉でいいますと、いかなる進歩主義者でも、いかなる民主主義者でも、現在において帰国したくないという者は一人もない、かようなことを率直に手紙で申しておる。それらの材料も後から委員長のお手許に写しを出します。さように申しておりますから……。
○説明員(武野義治君) 御承知のように引揚問題は、昭和二十二年末頃には殆んど英軍、蘭軍、米軍関係の地域からの引揚は、少数の戰犯者を除きまして殆んど全部帰国したということになりまして、事実上引揚が終了したと、こう申してもよい状況でございます。従つて二十三年度以降におきましては、引揚問題はソ連地区、満洲を含めましたソ連軍地区の引揚に集中された次第でございます。
今日一般的にこの人々の帰国に対する希求は、抑留者全部にわたつて非常に強いのであり、それは必ずしも生活上の問題からのみでなく、たとえば最も生活が安定している人といえども子女の教育と将来とをおもんぱかつて、日本人としての生活に返るべく、一刻も早く祖国に帰国することを希望しているものであり、これは当然のことと考えられます。
それから高戸さんなんかは向うから帰国命令を受け、もしくは政府からの旅費を受けられ、また船長の待遇を受けて帰られた、そういう非常に幸運に恵まれた方のお帰りがあると同時に、一方では小島さんのようにあらゆる辛苦をなめて香港その他に潜入して、最後に門司に来て、非常に苦労されて、大阪に上陸された、そういうふうにいろいろな立場の方々からここでお聞きしたのですが、向うの政府から旅費までもらつて帰られる方々は格別ですが
○長岡参考人 ただいまの入国許可証の問題でございますが、実は昨年九月に引揚げて参りまして以後、いわゆる單独帰国者が帰つて来る場合に、現地の方では、中央の政府側からは帰してもよろしいという許可がとれるそうだが、日本に帰るときには、日本に入るために入国許可証がなければ入れないぞ、こういうふうに中共側が、引揚げを待機しておつた人々に言つたのであります。
そのほかに計画引揚げというようなことではなくて、個人引揚げの形で全中国から帰国されました者の数は、四九年の秋以来約三百名を数えるのみであります。中共地区の引揚げははたして困難であつただろうか、私たちいろいろ考えてますと、今日においては国際情勢その他の関係で非常に複雑だと思いますが、必ずしも当時といたしましては不可能なことではなかつたと思います。
ただその帰国手続が一般に周知せられておらない、中共の役所もよく知らない、また中共地区におる日本人もよく知らないのが遺憾であるというふうなことが書いてある。また山東省からの状況も大分ございますが、これを見ますと、日本内地において、村長の入国許可証があればよいというようなことが出ているのです。
○天野(久)委員 先ほど聞いておりますと、帰国の許可が出ても旅費がないために帰れないとか、あるいは帰る人は自分で旅費を出し、便船を求めて帰つて来た。それで集団引揚げということのみに非常に力を入れておられるようですが、そういう道が少しでもあるならば、集団引揚げのみならず、個々に帰れる方法も努力してやるべきだと思うが、その点についてはどんな方法でやられておりますか、どんな考えでおられますか。
主として舞鶴の援護局に入られました奥寺さんからの情報でございまして、いずれ本委員会で奥寺さんをお呼びの上、詳しいことをお聞きになることが一番いいことだと思つておりまするが、この十九名の方々は従来まで五年間非常な苦労をいたしまして、帰国の努力をして来たことは確かでございます。
それについて先般帰国されたウエルシユ氏が、六月二十三日の新聞記者団との会見で、独禁法あるいは団体法を改正するということを主張する人々は、知識または誠実のいずれかを欠いている者であるという、きわめて強い言葉を吐かれて日本を去つたわけでありますが、その後における公取関係方面の一般的な情勢というようなものについて、おさしつかえなければ、ひとつお話を承ればけつこうだと思います。
三月の十六日に神戸、杉村及び私の三委員に事務関係者を加えまして、一行八名がアメリカの地方行政の実情視察に出発いたしまして、五月の二十七日に帰国いたしたのであります。この間に渡米しない高橋誠一郎、渡邊銕藏の二人の委員、それから專門調査員及び事務局の行う準備調査を指導いたしまして、またみずから関係行政機関の責任者からも説明を聞いておりまして、休んでおつたわけではないのであります。
これは第一條に書いてありますように「もとの陸海軍に属していない者で、昭和二十年九月二日から引続き海外に在つて、まだ帰国せず、且つ、ソヴイエト社会主義共和国連邦、樺太、千島、北緯三十八度以北の朝鮮、関東州、満州、又は中国本土の地域内において、ソヴイエト社会主義共和国連邦の地域内の未復員者と同様の実情にあるものをいう。」
本請願の趣旨は、中共、北鮮、ソ連地区脱出者については、英国並びにその他の外国船舶を利用し得る措置を講じ、船賃は日本帰国上陸後政府において決済する方法を講ぜられたいというのであります。
万一見返資金がこのまま停止される場合におきましては、前述のごとく工事の重要な時期を逸するのみに止まらず、電力安定、延いては我が国経済復興の希望が失われ、設備の未完成により、すでに投資された資金の大部分が無価値となり、工事打切りに伴う危險防止のための応急工事や、工事契約破棄に伴うところの補償、或いは失業労務者に対する帰国手当等、無益の出費を要し、見返資金融資の本来の趣旨とは凡そ反対の結果となるのであります
今の場合、実は私たちも聞いているわけなのですが、米国船に便乗して帰国さしてもらえることが多々ある、これには相当な費用を向うで渡さなければ帰してもらえないということを聞くのです。
また、さきの朝鮮進駐米軍総司令官ホツジ中将が帰国したら、かれの使つていた二十人名の召使のうち十九名が共産党員と判明して逮捕されたと報ぜられておるのであります。しかも憲兵司令官ベアード大佐の秘書は、報酬を北鮮側から、日本金に換算いたしまして数百万円提供されたということが暴露されております。
すなわち「社会生活の不熟は、民主運動の展開中に、他人より先に、他人に後れずに帰国しようという心理に駆られて、常に自己防衛と、他人の排擠とに腐心し、これが陰惨なるつるし上げを発明するに至つた。