2013-05-21 第183回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
○政府参考人(井上俊之君) 御指摘のとおり、建築基準法の規定は、今は新耐震ということで昭和五十六年でざっくりと切って、それ以降のものはいろいろ改正はありましたけれどもおおむね安全だと、それ以前のものは危ない可能性が非常に高いので診断をしてくださいと、こういうことになっておりますけれども、実は四十六年に、例えば柱の帯筋というのを規定強化をするとか、地震の体験を経ながらちょこちょことそれ以前も強化をしてきたという
○政府参考人(井上俊之君) 御指摘のとおり、建築基準法の規定は、今は新耐震ということで昭和五十六年でざっくりと切って、それ以降のものはいろいろ改正はありましたけれどもおおむね安全だと、それ以前のものは危ない可能性が非常に高いので診断をしてくださいと、こういうことになっておりますけれども、実は四十六年に、例えば柱の帯筋というのを規定強化をするとか、地震の体験を経ながらちょこちょことそれ以前も強化をしてきたという
また、そもそもその耐震基準自体が、古いものと新しいもので、帯筋の比率でありますとか異なるところがございまして、即適用するのはなかなか難しい。それから、先ほどの御指摘にもございましたように、経年の変化を考慮しなければいけない。 こんなようなことを踏まえて、既存の建築物を評価する指標としてIs値というのを用いておるということでございます。
そういうものが、折れた中には守られていないですし、あるいは、縦に鉄筋を入れると同時に、強度のために、帯筋というのか、横に鉄筋を巻く。そういう一定の基準がある。折れたところを見るとそういう基準が満たされていない。そういうことが明確になって、随分国会でもこの問題は論議をされました。 それは、新幹線も高速道も平常時ならあれだけ走って心配ないわけです。
昭和二十五年に建築基準法が制定されまして水平震度〇・二ということが決められ、三十九年の新潟地震、四十三年の十勝沖地震、十勝沖地震を受けて昭和四十六年に帯筋が三十センチから十センチ−十五センチに縮小された。また、昭和五十三年の我が宮城県の宮城県沖地震、これを受けまして昭和五十六年に新耐震が発表されて、保有水平耐力であるとか変形制限とかが行われてきたわけです。
また一般的に、今の五十六年以前、特に四十六年以前の建物でございますが、特にRCの柱の帯筋がそれ以降の基準に比べますと飛んでいる、まばらにしか入っていないというようなことでございますけれども、そういうものは非常にもろく壊れているというような傾向の御報告をいただいているわけでございます。
特に、地震に関する安全性につきましては、大きくは二度にわたって、ごく最近で申しますと耐震基準の見直しをしたわけでございまして、五十六年にいわば集大成をされたわけでございますが、その前にも、帯筋をしっかり巻こうというようなところでの整備もしたわけでございます。
これは帯筋であります。これは主筋であります。縦に入っている太い主筋ですね。この主筋が震災と関係なく露出しています。だから、全部裂けてしまって、こういう箇所が何カ所もあるのです。こんなことで果たして交通の安全ということが守られるだろうかということを私は指摘をせざるを得ないのであります。 これもそうであります。これは震災で崩れたんじゃないのです。
私が先ほど申し上げた現場で見た橋脚ですが、とにかくぼきっと折れ曲がって、もうコンクリートが崩れ落ちて、現地に行かれた方は御承知だと思いますが、中にいわゆる鉄筋という異形丸棒がたくさんある、しかし帯鉄筋というんですか帯筋というんですか、これが本来あるべきところに全くない、五メートルさかのぼってみても六メートルさかのぼってみてもそういうものは見当たらない、まるでもうあめのようにぐにゃっといっている、そういう
といいましょうか、そういうもので顕著な現象が出ているかということかと思いますが、一つは、今の公団の例で言いますと、三棟とも四十年あるいは一番古いものは三十三年に管理開始したものでございまして、今の建築の基準から申しますと、二回の耐震上の改正をしてきたそれ以前のものということになるわけでございますが、一回目の四十六年の改正のときには、設計の考え方自体を直したわけではございませんが、柱の強度というようなものを、帯筋
それから、今回の倒壊の原因につきまして、例えばビルツ工法が悪いとか、あるいは帯筋の幅が広かったとか、あるいは橋脚の鉄筋の溶接箇所の上下にずれがあっただとか、いろいろ新聞紙上書かれております。会計検査院においても調査をする、また、問題のある場合については施工工事の責任についても問題にする、こういうことでございます。早急にこの原因の究明をすべきである、こういうように考えております。
○川島委員 建てかえについて安全性に触れられまして安心しましたけれども、一応、何回かの地震で、鉄筋コンクリートのつくりは、帯筋を補強したり地震に合うようにつくっておりますけれども、今回の地震で、もう鉄筋コンクリートではだめだ、鋼筋コンクリートの建物でがっちりつくらなきゃいかぬ。
新聞報道をもう既に各閣僚御存じかと思いますが、総理も見ておいでになるかと思いますが、ちなみに山陽新幹線では帯筋が見当たらない。縦の鉄筋を巻く帯筋、これが見当たらない支柱が幾つもあった。また、中には木片が入っていた。入っていてはならない木が入っていたそうですね。木片が入っていた。 また、阪神高速道路の方は、二十五キロ間で百本の橋脚が損傷をしている。
ただ、帯筋については現在まだ未確認でございますが、きょうから三日間、耐震構造検討委員会のメンバー、またJRの技術陣が現場を徹底的に検討をとりあえずいたしまして、これの建設時における問題がなかったかどうかということについて検討をいたす予定にいたしております。
そこで、この病気と業務との因果関係はどうなっているかという問題について、「自覚症状及び他覚所見は、上肢帯筋群の継続的な疲労状態の存在を示しており、手話通訳業務による正確で定型的な反復動作、とりわけ間違いを許さない通訳業務という精神的緊張状態、且つ胸を張り肘を中空に保持した状態での上肢反復動作が、頸肩腕部諸筋の筋疲労の蓄積を招いたものと判断される。」。
専門家の目で見ますと、ああいう現象は、鉄筋の帯筋あるいは横帯筋の間隔が長過ぎる、あるいは取りつけについて何か弱かった、いわゆる欠陥ではなかろうかということが専門家の問でも言われているわけです。 これは建設省にお伺いしますけれども、この原因等について調査されることのようですが、設計、施工、特にいま私が指摘したような点について問題があると専門家は言っておるわけです。
また、現行の微細な規定によりますと、たとえば昭和四十三年に起こりました十勝沖地震でかなり被害が起こりましたので、もっと建物に粘りを増そうということで、鉄筋コンクリート造の柱の帯筋、こういうものを強化しております。 これらの点から見まして、必要な耐震性は現行法規で確保されておるというふうに考えております。
さらに、施工管理の上からも、鉄筋の柱を丈夫にしますために、例のフープと申しまして帯筋を巻くわけでございますが、規定どおりちゃんと巻かれておりました。
なお、昨今、特に十勝沖の地震にかんがみまして、柱の剪断力をより強化するために昭和四十六年に建築基準法施行令の一部を改正しまして、柱筋を束ねる帯筋をより補強するというふうな手だてをとっております。
これは主として、柱が剪断力で倒れるというふうなことのないように、柱の主筋を取り巻きます帯筋のピッチ、間隔を倍加したということでございまして、これが施行になりましたのが昭和四十六年でございます。このレークサイドホテルが建ちましたのが昭和四十年でございますので、この規定の適用がございません。
こえて四十八年の六月十八日から会計検査院の検査がございまして、ただいま御指摘のように工事につきまして一つはサッカー場の石積み擁壁の工事について適切でない点があるという御指摘、もう一つは鉄筋コンクリートのあばら筋及び帯筋の緊縛工事についての仕様書と違った点の二点の指摘がございました。それに対し、国立競技場のほうに会計検査院から照会があったわけでございます。