1972-08-10 第69回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号
この宮田又鉱山というのは、戦争中に帝国鉱発という、統制経済のもとで大蔵省が管轄した山の一つである。それが平和時になって、新鉱業開発株式会社という会社にこの山が移った。この新鉱業開発の山に秋田県の宮田又と山形県の高飛と二つかかえておった。ところが、四十四、五年になったら鉱量枯渇等でこれを会社更生法にかけて申請をしておる。
この宮田又鉱山というのは、戦争中に帝国鉱発という、統制経済のもとで大蔵省が管轄した山の一つである。それが平和時になって、新鉱業開発株式会社という会社にこの山が移った。この新鉱業開発の山に秋田県の宮田又と山形県の高飛と二つかかえておった。ところが、四十四、五年になったら鉱量枯渇等でこれを会社更生法にかけて申請をしておる。
終戦後にかけまして、帝国鉱発が整理いたしまして鉱区を持っておった時代もあるわけでございます。昭和二十五年に中島鉱山に再び鉱区が返されまして再開をいたしたわけでございます。特に昭和二十九年に鉛、亜鉛の富鉱を発見をいたしまして、これを中にいたしまして鉱山の再開をしたわけでございますが、それと同時に、随伴して出ます亜砒酸鉱を使いまして亜砒酸の山元の製錬を始めたわけでございます。
それは、北海道の帝国鉱発株式会社大塩鉱業所の土屋組から、外務省あてに提出されました四月一日付の文書であります。札幌市南一条西七丁目十四番地土屋芳雄、その土屋芳雄という人から、外務省の平井調査官殿あての文書でありますが、その内容を読みます。
あそこに水没地以外の地帯で上ノ台というところがありますが、これは昔からの鉱区でありまして、鉱区がかなり輻湊いたしておるばかりではなくして、帝国鉱発から現在の人に引き継ぎまして、鉱業権者が変っておりまするものの、鉱内が相当輻湊した坑道を作っておるようでございます。こういう点を調査したかどうかということを調べましたところ、十分な調査をいたしておらぬようであります。
そうすると私がくどいことを申し上げるようだけれども、そういう惨たんたることはかっての何にはなかったけれども、私はこれを一つ資料としていただきたいのは、過去の産金会社及び帝国鉱発の出発及び最後に至るその始末の、一体どういうふうに、あれが株主の損失になり、あるいは政府の損失になって、その結末がついたかということは、この会社の将来にも非常に参考になる点でありますから、これは資料として一つ……。
またその次に作った帝国鉱発株式会社というのも惨たんたるものであった。今日は第二整理会社になっておる。かように国家資金、もしくは国策会社がうまくいくならば、失礼ながら民間会社は隆々たる成績を示すべきである。それは魂の入れどころが違っておるのだから。
それからお断りしておきますが、帝国鉱発の関係の方はあとの債権債務の整理関係がございまして、あるいはこの国会の御審議をわずらわすことにならないのではないかと思いますが、これもでき得ますれば今会期中にと存じております。 それからあとの石油関係の二法案でございますが、これは五月の中旬段階では御提出できるかと思っております。
また、この河川被害の特徴としては、上流の八女郡星野村に戦時中帝国鉱発株式会社の金山があり、その鉱滓三十万トンが積まれたままになつていたため、今次豪雨で決壊し、危害を与えたのでありますが、いまだ二十八万トンが残つておりまして、危険なる状態にあるのは憂慮すべきことであります。
最後にセレベス、ビルマの鉱石あたりが入らなくなつて、やむを得ず日本の国内二ツケル鉱石を帝国鉱発の手によつて開発したのであります。
それから重要鉱物審議会、これは帝国鉱業開発株式会社という戰時中特別法によつて作つた会社があるのでございますが、これに対する損失補償の問題を審査をするということでございますが、帝国鉱発に対する損失補償の問題は、事実上その審査の必要が予想されませんので、従つてこれも廃止をするということでございます。
それから帝国鉱業開発株式会社法の廃止の法律、これは現在では帝国鉱発は再建整備法の下に第二会社として存続をしておるわけでございますが、特別会社として扱う何らの必要を、又事実扱つておりませんで、従つてこの法律の必要が全然ないものですから、従つてこの法律を廃止しようということでございます。
それからどうしても賄い得られないだろうと思うところ、例えば中外鉱業の持越でありますとか、或いは帝国鉱発の鯛生とか或いは大口、或いは千歳鉱業の千歳鉱山、こういつたような方面はなかなか融資が困難かと存じまするので、この点について今見返資金をこれに向けるということについて安本と折衝いたしておるような次第であります。資金面の措置はそういつたようなことで私は十分やつて行けると、かように存じます。
そこで今ちよつと名前を言いました鴻ノ舞以下十三金属鉱山につきまして、その選鉱設備、あるいは青化製錬設備といつたようなものについては、通産省においてそれぞれの業者といろいろ協議をいたしておりまするこれらの人たちに選鉱場なり、あるいは青化製錬場を設けさせるというためには、この十トン計画を遂行するためには、大体十二億円の資金がいるものと想定されるのでありますが、そのうち、たとえば帝国鉱発とか、あるいは持越鉱山
帝国鉱発の場合につきましては現在未償還額一億三千五百三十万円ということになつております。 それから帝燃につきましては、末償還額としては非常に大きなものが、五億八千三百十五万円程未償還額があるわけでございますが、これ亦同じく最近企業再建整備法によりまして、この前損失が多くございましたので、債権者の損失も大きくなりまして七〇%が切捨てられるということになつております。
○稻垣国務大臣 これは根本的に考えの出発点が違つておるから、そういう御質問が出るのだろうと思うのでありますが、一体帝国鉱発は、御承知のように、戰時中の要請に従つて採算の引合わない山も動かす。
○稻垣国務大臣 私は今帝国鉱発の問題についてお答えいたしたのでありますから、その点ははつきりいたしておきます。私は帝国鉱発の問題について、たとえば金山なり銅鉱山に対して云々されますから、それにお答えしたのでありまして、私は今ここで議題になつております帝国鉱発の問題に限づて議論をいたしたいと存ずるのであります。