1995-10-17 第134回国会 参議院 予算委員会 第3号
同時に、帝国主義侵略を正当化する法理と言われた伝統的国際法、旧国際法をよりどころにして、条約があるからということを理由に日本の朝鮮、韓国併合を正当化することはしない、こういうことをこの場できちっと言い、歴史を踏まえた本当の日本の植民地支配の反省ということの真を明らかにしていくという態度をとっていただきたい。最後に一括して総理の答弁を求めます。
同時に、帝国主義侵略を正当化する法理と言われた伝統的国際法、旧国際法をよりどころにして、条約があるからということを理由に日本の朝鮮、韓国併合を正当化することはしない、こういうことをこの場できちっと言い、歴史を踏まえた本当の日本の植民地支配の反省ということの真を明らかにしていくという態度をとっていただきたい。最後に一括して総理の答弁を求めます。
これは、この問題に対する中国なり韓国なりの大衆、国民レベルの日本帝国主義侵略の事実に対する反撃というこのこと一つとってみてもそうだと思うのですね。 第二回のはたしか八月四日でしたか、中国で抗議声明を出しました。
さきも話しましたけれども、国の路線でしょう、帝国主義、侵略戦争、そういうものがもたらしたものなんです。そうして引き揚げ者はその犠牲者です。当然引き揚げ者が帰ってきたら国は援助しなければならないはずだ。
特に、中国に対して戦争を開始したとき、その年のこういう資料を見ますと、彼らはいまでも帝国主義侵略戦争反対と言っている、だから抑えなければいけない。ところが、たとえば当時進歩的な運動とあるいは見えたかもしれない無産政党の運動の中でも、戦争の問題に対する態度によっては決して治安維持法も特高警察もこれを弾圧の対象とはしなかったわけであります。
そういう情勢であるだけに、過去の帝国主義侵略に対する反省、それを口に出すか出さないかは別の問題でありますが、それがなくてはならないということを強調したいんであります。そういう反省に基づいて、間違っても田中総理の日朝合邦論、合邦云々ということだけじゃない、あの具体的な内容を含めてのことでありますが、あのようなことは口にすべきではない、こう言っておるんであります。
金融資本は巧みにこれを利用し、これらの階層の不満のはけ口を帝国主義侵略戦争に向け、昭和六年満州侵略戦争が始まりました。 私は、当時二度にわたって投獄され、昭和十二年、中国侵略戦争が始まるや、近衛内閣の手で三たび投獄されました。鈴木茂三郎、加藤勘十、大内兵衛、美濃部亮吉、これらの人たち、いわゆる人民戦線事件がそれであります。
アメリカ帝国主義侵略軍と日本の帝国主義侵略軍が死闘を尽くして沖繩を廃墟にした、この中からこのような不幸な根源が出ておる。だから一億総ざんげして国民一人一人が責任を負え、あるいはまた自治体で責任を持てなどというそういう問題ではありません。
しかし、それは重大な——それが帝国主義侵略戦争であると見るか見ないかは別として、いずれにしても、アメリカの極東におけるエスカーション政策に重要な関連があるのが安保条約なんですよ。安保条約を結んでおった韓国がそうでしょう。同じくアメリカの核のかさの下に安保条約を結んでおった南ベトナムがそうです。
私は、初めて立候補しましたとき、中国への侵略戦争気分の大きな波の拡大されていく中で、帝国主義侵略戦争反対、ファッショ政治反対のスローガンで選挙戦を戦いました。隣国たる中国に当時台頭しつつあった民族解放運動を深く理解し、わが国支配勢力の中国侵略に反対して戦うことが、われわれ社会主義勢力の責務であると確信していたからであります。
帝国主義侵略をやることがいけないと言っているのです。平和共存を否定しているのじゃない。アジアにおける民族支配を強化しようとしたり、民族独立闘争を武力をもって押えようとしておる、あるいは他国の領土を条約に反してこれを基地化して、あくまでもこれを占領しておる、そういう政策が悪いと言っているのです。それを帝国主義政策と言っている。
日本帝国主義侵略者のそのような国際的大量人権抹殺の事実をなぜ韓日会談からさっさと抜きさり闇から闇にほうむりさろうとしているのか、という義憤にもえた陳情書が、殉国先烈遺族会から国際人権擁護連盟韓国委員会に提出された。当然今後とも強く叫ばれなくてはならない民族的抗議である。
ところが、今日、アジア会議、AA会議というものの中心は、南北問題に示されるように、圧倒的に、帝国主義侵略あるいは植民地搾取、これをはねのける、そしてまず何よりもその国の社会制度以前に共通している問題の民族の完全独立をかちとりたい、こういうことです。
国連が現に開店休業状態であり、そして、アメリカの資本主義経済の行き詰まりに伴う帝国主義侵略がわがアジアにおいて行なわれておるのに、安保理事会は何らの機能を果たしていない。ジュネーブ会談というものは何らの約束が守られていない。ほごにひとしいものになっておる。
北鮮の問題全部含めて、あの半島の人は、伊藤博文といったら、これは帝国主義侵略のシンボルのように思っているのだろうと思います。それをわざわざきめた。外務大臣としては、やはり国際親善の立場から、こうしたことに対して一言なかるべからざることだと私は思うのでありますけれども、外務大臣はいかがでございましょう。
しこうして、直接の防衛ということは、昔であるならば帝国主義侵略等の方式がありましたけれども、今日においては、事実と見ますならば、みんなやっぱり国際紛争であります。インドのゴアから、あるいは西イリアンの問題から、あるいは竹島の問題から、台湾問題、ベルリン問題は言うまでもない。
そのことはやはりまだ日本の帝国主義侵略といったような間違った考え方が、やはりヨーロッパ中心主義に傾く傾向を生んでおると思うのでありまして、日本の正しい立場をよく認識させる上からも、そういうことが必要ではないかと思うのでございまして、その点特に御留意をいただきたいと思うのでございます。
これらの戦争は、元来聖戦であったにもかかわらず、力及ばずして敗戦のうき目を見たものなのか、それとも、日本の帝国主義侵略戦争であったことを認められるのかどうか、この点を明らかにされたいのであります。(拍手)この大切な点のあいまいさが、すべての誤りの根源となっておるのであります。
そうなるというと、それを守るためにますますこれは拡大されていって全面的に広がるということは、われわれがあの帝国主義侵略戦争時代に最もなまなましく経験したところじゃないですか。だから私はこの問題は重大視しているのであります。まあ松岡委員が非常に残念なんでありますけれども退席されるようなことまで起ってさえも、私はあえてこれは御質問しなければならないのであります。
しかもまた戦犯ということを考えますならば、ソ連に抑留せられておる戦犯につきましては、国民の間にも、いろいろ見方の違いがありますが、中国に抑留されている戦犯につきましては、御当人を責めるわけではありませんが、満州事変以来十数年にわたる日本の帝国主義侵略戦争の結果生じた戦犯でありまして、これはやはりわれわれとしては非常に重大に考えなければならぬ。
しかし、たびたび申し上げますように、国際情勢、ことに極東情勢を勘案し、またわれわれの過去の経験を持ち、また歴史をみました場合において、これはどうしてもやはり最小限度の防衛態勢を整備しなければならぬという結論にならざるを得ないのでありまして、ただいま木下委員が、資本主義と帝国主義、侵略主義というようなものに一連の関連を持たして国際情勢についてのお話がございましたが、それもまことに一つの見方としてはあることと