1954-04-27 第19回国会 参議院 法務委員会 第24号 結局極端な場合を想像すれば、防衛当局の希望的見解如何によつて警察、検察庁の取扱いが左右されることになり、ひいては裁判所までが防衛当局の行政的見解の影響を受ける結果となる恐れがあります。このままで行きますと、旧軍機保護法の轍を踏むことになるのではないかと私は思います。私は旧軍機保護法違反事件を取扱つた際の苦い経験に鑑みまして、特にその点を強調いたしたいのであります。 大竹武七郎