2010-03-15 第174回国会 参議院 予算委員会 第12号
格差社会が広がった中で、かつて希望格差社会という言葉もいろいろとあちこちで取り上げられましたけれども、やっぱり若い皆さんには、目の前に希望があるんだ、そういった取組を新政権には非常に重責として課せられていると思いますので、是非よろしくお願いいたしたいと思います。
格差社会が広がった中で、かつて希望格差社会という言葉もいろいろとあちこちで取り上げられましたけれども、やっぱり若い皆さんには、目の前に希望があるんだ、そういった取組を新政権には非常に重責として課せられていると思いますので、是非よろしくお願いいたしたいと思います。
山田昌弘さんの「希望格差社会」というのが数年前に出ましたが、子どもたちが希望に格差を持つ、親の財布の大きさで子どもの未来が決まる、こういうことはなくすべきですし、ブレア内閣が、子どもの貧困ゼロ社会へ、すべての子どもに確かなスタートをというプランを出しましたが、この内閣におきましても、子どもの貧困、女性の貧困、一人親の貧困をなくして、子どもたちがどこの地域でどんな親のもとに生まれようと、やはり希望が持
今、日本は、希望格差社会とも健康格差社会とも呼ばれています。その共通の財産を享受する機会に格差が生じているのです。医療の世界において結果の不平等を是認し、失敗しても再挑戦の機会があればよいと強弁するわけにはいかないのです。医療における機会の不平等は、多くの場合、再挑戦の機会を奪い、生命をも奪うことを意味します。取り戻すことができないのです。
希望格差社会とも健康格差社会とも呼ばれている今、我々は、社会全体の共通の財産である医療を享受する機会の格差の解消に努め、結果の不平等をなくさなければなりません。 健康保険証を返還する世帯が二〇〇〇年度の十万世帯から、五年後の二〇〇五年には百三十万世帯に激増し、受診が遅れて病状が悪化したり、死亡した患者すら多数いるということは御存じですね。
参考人からは、こうした職業の不安定化で生活の将来見通しが立たなくなり、幾ら努力しても報われないと思う人が増える希望格差社会だという重大な指摘もありました。 もう一つの新しい事態は、人口減少社会への突入であります。不安定雇用の下にある若者が結婚できないことや、子育て支援の遅れなどの問題など、少子化自体の問題の解決を早急に図ることが必要です。
つまり、所得格差の問題は、現時点ではわずかであるにしても、希望格差社会という言葉で表されているように、将来の格差拡大の懸念が大きいというのが問題の本質ではないでしょうか。しかも、その格差の階層が固定化され、現時点だけの循環問題から、結婚、子育て、教育など、世代間をまたがる構造問題に転化することが懸念されていると言えます。
折しも、希望格差社会などと言われる今日です。だからこそ、この少子化時代に、希望格差社会が、ひいては医療格差社会、そして、私、本日ここに持参いたしましたこの本にも、タイトルにもあるような「健康格差社会」、大変衝撃的な内容になっております。
希望格差社会と言われましたね。この国会でもたくさんの論戦がありました。猪口大臣は、一月の末でしょうか、待ち組という言葉を使われたというふうに聞いています。負け組は立派だ、その人たちは戦ったんだから、本当に反省すべきは待ち組だと。
私もそういう意味においては大臣のお考えに同感でございますが、ここに「希望格差社会」という本がございます。これは東京学芸大学山田昌弘先生、かつてパラサイトシングルという言葉を世に送り出した先生でございますけれども、ここに、先生も厚生労働省からの研究委託等も受けられて様々なところで発言をされていらっしゃいますけれども、この本の中に「ガダルカナルの教訓」というのがあるんですね。
次に、日本二十一世紀ビジョンについての専門調査会の報告書の中で、避けるべきシナリオとして、希望を持てない人が増えて社会が不安定化すること、いったん不安定な低賃金雇用に陥ると、そこから脱却することが難しくなって再挑戦する機会が乏しく格差が固定化される、あるいはニートなど社会的なつながりを欠いて孤立した人々が増加して希望格差社会が深刻化する、こういうことは避けなければならないと指摘されておるところでございます
最近、「下流社会」や「希望格差社会」など、ベストセラーの書名を用いて、小泉改革による規制緩和が格差を生み、現在と未来に対する不安を高めたことが出生率低下の原因との批判を目にします。しかし、それほど単純ではありません。合計特殊出生率が一・二九になった二〇〇三年、平成十五年、その年に、経済的に必ずしも豊かとは言えない沖縄の合計特殊出生率は、全国で最も高く、一・七二でした。
総務大臣になられたわけでございますが、もう御案内のとおり、いろいろなアンケートがとられ、そしていろいろな本が売り出されたりしておりますが、例えば、本を挙げますと、昨年、「希望格差社会」というような本があったり、それから「下流社会」といった本がかなり評判を得ておりました。 そういった一方、きょうも朝日新聞なんかでアンケートの結果が出てきております。
山田参考人は、そういう希望格差社会と言われるものが、今の若い人たちの状況がずっと主流になって年を取っていく、そういう社会になることが、どういう社会、やはりどういう問題をお持ちとお考えになっているかということが一つです。
次に、山田参考人にお聞きしたいと思いますけども、希望格差社会とはニューエコノミーが背景であるという御説明がございました。そのような文明論的な背景だとしますと、人為的な補整というのは次の新しい文明が出てくるまではどうしても限界があるのかどうなのか、それとも新しい文明が出始めるのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。
フリーター、ニートが定着し、下流社会、希望格差社会という言葉も登場しました。在任中にこのような社会を生み出した結果について、総理はどのように認識されているんでしょうか。また、民主党は、正社員とパート社員などとの格差を是正し、均等な待遇を実現するパート労働法改正案を再提出する予定ですが、雇用についての総理の認識、均等待遇についてのお考えを伺います。
希望格差社会という言葉が去年から今年にかけて非常に流行いたしました。将来に夢と希望を持てる人と持てない、この格差がぐっと広がっている、こんな実態がどんどん進んでいる社会現象というのが紹介されたんですが。
希望格差社会とは、そのような時代を呼ぶ象徴的なネーミングであると思います。もちろん、自殺者の数も連続七年間三万人を超えております。 そうした国民の状況を見ずして、このたびの選挙で小泉首相の打ち出したものは、さらに勝ち組のための改革を進めるものでありました。強きを助け弱きをくじくにも等しい、冷たい改革だと思います。
それ自体を今議論をする気ないんですが、今のお話との関係でいいますと、たしか去年でしたっけ、「希望格差社会」とかなんとかいう本が結構売れたと思うんですけれども、この間の参考人質疑の中でも、ニートの若者の言葉なんかで、どうせ僕なんかとか、こういう言葉を非常によく聞かれた。
今、格差社会化ということが言われておりまして、希望格差社会でありますとか意欲格差社会でありますとか、そういった指摘が特に教育関係の有識者から提起されています。
山田先生にお伺いしたいのでありますけれども、希望格差社会というのは大変インパクトのある言葉であろうと思います。 私も、今の日本の経済社会において問題が二つあるとすれば、一つは格差の問題、もう一つは経済主権が守れるかどうかという問題だろうと思っております。
「希望格差社会」という本と、あと「パラサイト・シングルの時代」という本と、大変興味深く、あっという間に読ませていただきました。といいますのも、私、今三十九歳なんですが、妹がいわゆるパラサイトシングルでございまして、フリーターではないんですけれども、要は親と同居をしているわけですね。
そういう中で、私は、コミュニティ・スクールの重要性を今から質問しますが、その前に一つ紹介したいのは、きょう、あす、予算委員会公聴会が行われますが、そこで公述人の一人になっている山田昌弘さん、学芸大学の教授ですけれども、「希望格差社会」という本を出していまして、その中で指摘しているのは、かつては人生におけるレールのようなものがはっきりしていて、いい学校に進み、いい会社に入れば、その会社の中で一生働いて
私のたまたま「希望格差社会」という本が結構支持をいただいて売れているんですが、なぜ売れているのかというと、自分は取りあえず豊かだけれども、自分の子供がフリーターやニートやパラサイトシングルになってしまったらどうしようと思う中高年男性にどうも売れてるらしいということが言われていました。