1975-06-04 第75回国会 衆議院 建設委員会 第17号
私はその中におきまして、何としても借家人、この人たちを中心として、この町に住んでおる人たちがこの町がどうあるべきか、こういうことはマスタープラン作成の中においても非常に大事じゃないかと思うわけでございますが、特に大臣、この法案が提案されました当時には、何としても駅前広場なりあるいは商業地の再開発をやりたい、そのために従来ありました市街地改造法案なり防災街区造成法案、こういうしちめんどくさい手続よりも
私はその中におきまして、何としても借家人、この人たちを中心として、この町に住んでおる人たちがこの町がどうあるべきか、こういうことはマスタープラン作成の中においても非常に大事じゃないかと思うわけでございますが、特に大臣、この法案が提案されました当時には、何としても駅前広場なりあるいは商業地の再開発をやりたい、そのために従来ありました市街地改造法案なり防災街区造成法案、こういうしちめんどくさい手続よりも
したがいまして、これは法律上のそのやり方としては、区画整理と全く違うやり方でございますけれども、何とか宅地の立体化を生かそうという考え方で市街地改造法案が生まれた。さらに市街地改造法をやってまいりますと、問題が出てまいりましたので、またもとに戻るというと変でございますが、区画整理に似たような権利変換処分というものを新しく創設して再開発法をつくった。こういうような発展過程になろう。
本委員会に、今国会におきましても、道路整備特別措置法の一部を改正する法律案であるとか、あるいは本日議題になっておりますところの駐車場法案であるとか、また前国会においては、市街地改造法案であるとか、あるいは公共用地の取得に関する法案であるとかいうような幾多の法律案を、毎国会に政府より提出になりまして、これらの審議に当たっておるのでありますけれども、これらの根本的の問題はいずれも、交通問題をいかに解決するか
そこで、建設大臣にお尋ねしますが、これはこまかいと言えばこまかい問題でありまして、もしよくおわかりでなければ都市局長でもけっこうでありますけれども、建設省は、東京都の過度の人口集中とかあるいは交通問題とかいう見地から、前の国会に市街地改造法案を出して、この事業に着手し、たしか三十六年度は東京都の三軒茶屋と大阪駅付近とのこの二つに着手したように思っております。
われわれが前国会で市街地改造法案を審議する過程において具体的な例を数多くお示しになりました。したがって、あの法案の審議にあたってはいろいろお示しになった地区を想定しながら審議したことは、私ばかりではなくおそらく同僚の各委員も同様だと思うのです。
なお、例をあまりたくさんあげるのもいかがかというわけで、市街地改造法案、これはあげてございませんけれども、当然この市街地改造法の施行地にも特定街区に指定してやれる場合が相当あるのではないかと思っております。
○中島(巖)委員 市街地改造法案と防災建築街区造成法案の二つが上程されて、今まで審議をしてきたわけであります。国会全体のいろいろな関係で審議期間が非常に少なかったのでありますけれども、国会もあとわずかになっておりまして、本日この二つの法案を上げることをお約束いたしてありますので、非常に残念でありますけれども、そうせねばならないわけであります。
○瀬戸山委員 考え方と申しますか、趣旨はそういうことでありましょうが、私が聞いておきたいことは、市街地改造法案についても同じことが問題、と申しますか、明らかにしなければならぬということであったわけであります。
これも申し上げると、いろいろ申し上げたいことがたくさんございますけれども、結論だけ申し上げますと、東京の首都の人口の飽和状態に対する対策というのは、市街地改造法案というようなことだけではどうにもならないだろう、こうわれわれも考えておるわけです。そのための案といたしまして、首都あるいは大都市で持っておるいろんな機能がございます。
しかも、その人口の圧力を考えますと、この市街地改造法案によりまして都市がよくなればなるほど、これを吸収する。よほど強い力でもってこの力を押えるという方法がなければ、大阪や東京、特に東京への人口集中というものは、もう避けることができないというふうに考えます。
ということは、この市街地改造法にも密接な関係があるわけでございますが、東京都の人口の集中に対処するための対策として、その一環として市街地改造法案というものが出ておりますが、この市街地改造法だけで解決のできる問題ではございません。従って、これに対しましては、どういうふうにするかという根本的な対策を、この委員会としても、あるいはまた建設省としても、十分に、緊急に検討しなければならぬ。
○岡本(隆)委員 この前に引き続いて、市街地改造法案についてお尋ねいたして参りたいと思います。前会は、この法案の総論的な事柄について、第一章についてお尋ねいたしましたので、きょうは各論的な問題について、第二章、ことに第二節からお尋ねしてみたいと思います。
それから、市街地改造法案というものは、私もこの法案を読んでみましたけれども、なかなか広範複雑なものでございまして、一たび目を通したところで、なかなか理解し得ないところがあるのであります。それで一般の人たちも、この法案は、おそらくはっきり理解していないんじゃないかと思うのです。
そういう意味におきまして、この市街地改造法案が制定された際に、必ずこの法律を適用するかどうかというきつい御質問でございますが、この土地収用法によって土地を取得することが、私どもから考えましても最も理想的であり、望ましいことである、そう考えております。ただ、今申し上げましたように、これを受ける市民の側の頭の切りかえもあわせながら進めていきたい、こう考えるのでございます。
そこで、こういう問題というのは、今審議しておりますところの市街地改造法案と非常に関係がある問題だと思うのであります。従って、あとの居住環境というものを現在よりも悪くいたしません、現在よりも少しでもよくする方向に持っていきたいです、というふうなことを、はっきりとした絵姿でもって示せば、住民のそういう問題への不満というふうなものも、私は緩和できると思うのでございます。
その前に、この市街地改造法案、これは現在の時代においてはこういうような行き方がいい、こういうようにわれわれ考えております。しかし、この雑則の中でいろいろな基本法を非常に規制をしておるわけなんです。これがこの市街地改造法案の非常に著しい特徴だ、こういうように考えるわけです。
当面の運営についてでありますが、本日は最初に地代家賃統制令の一部を改正する法律案の提案理由の説明を願いまして、続いて市街地改造法案の質疑に入ります。そうしてこれは逐条的にやっていくということにいたします。それから六日は防災建築街区造成法案とこの市街地改造法案とが密接な関係がありますので、最初防災街区の逐条説明を聞きまして、それから市街地改造法案の質疑に入りたいとかように存じます。
本日は補足説明があっただけですから、ただ簡単な質問にとどめておきますが、なお市街地改造法案に対する質疑なども、岡本委員初め数多くありますので、いずれ次の委員会におきまして、資料もいただいたりして、詳細な質問をいたしたい、かように考えるわけであります。
○岡本(隆)委員 ただいまから防災建築街区造成法案と市街地改造法案の二法案について審議をいたすのでございますが、この二法案は、今度出ております建設省関係の法案の中では、一番重要な骨になる法案であると思います。ところが、先ほどから委員会の模様を見ておりますと、社会党の委員はほとんど出ておりますけれども、自民党の委員はわずかに四名でございます。
それからまた市街地改造法案も準備している。十坪、十五坪という土地の所有者、ほんとうにそれらに利益が与えられるような形の開発が望ましいのです。でありますから、第一の問題は、明文化されようとしておる今日、管理ができないとか、家賃を取りにいくのは骨が折れるというようなことを言わないで——そんなことはあたりまえのことなんですよ。
次に本日の日程でありますが、この公団法のほかに、防災建築街区造成法案の提案理由の説明を聴取いたしまして、続いて市街地改造法案の改造計画について、これは懇談の形で説明を聴取いたしたいと思います。その説明の範囲内で簡単に質疑を行ない、なお、市街地改造法案につきましては、来たる三月十四日の午後二時から都市計画該当地区について現地視察を行なうことにいたしました。
その後、市街地改造法案の逐条説明を聞きたいと思います。次回は三月二日でございますが、住宅公団法の一部改正と、道路整備緊急措置法の一部改正の提案理由の聴取、そして市街地改造法及び金融公庫法の一部を改正する法律の質疑を行ない、七日は都合によって休みます。そのかわりに三月二日に午後も審査を行なったらどうかという意見が出ておりますが、これは決定次第御通知申し上げます。
次に、法案の関係でございますが、これはまだいろいろ検討しておる段階でございましてどのくらい出るか、件数もこれから大臣のもとで審議をしてきめてもらうことになりますが、目ぼしいものといたしましては、先般の国会に提出されて廃案になりました市街地改造法案、これはぜひ次の通常国会にさっそく提出させていただきたいと考えております。