1947-11-17 第1回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
それから市町村農業調整委員會の方は、本年度分だけの總額が一億八千三百四十九萬圓ばかりになつております。この委員會當りの補助は二つにわかれております。實は設置豫定の市町村のうち、農業上特に重要な町村と、それほどでもない町村とに一應わけて考え、重要な町村については委員會に二人の職員を置く、そうでない町村には、さしあたり一人の職員を置く、こういうふうにわけて計算いたしております。
それから市町村農業調整委員會の方は、本年度分だけの總額が一億八千三百四十九萬圓ばかりになつております。この委員會當りの補助は二つにわかれております。實は設置豫定の市町村のうち、農業上特に重要な町村と、それほどでもない町村とに一應わけて考え、重要な町村については委員會に二人の職員を置く、そうでない町村には、さしあたり一人の職員を置く、こういうふうにわけて計算いたしております。
その間、この市町村農業調整委員會が中心でございまするが、これは十五人ないし部落の数によつて殖えたり若干減つたりすることもございましようが、その委員だけでできるかといえば、これはなかなかむずかしい問題でありまして、仰せのように、部落ごとに十分懇談をして相談をしてもらつて、そういうものが基礎になる。
○大島(義)委員 ただいまの御説明によりますと、悪農を標準としてこの罰則はつくつておるというような結論になると思うのでありますが、私は逆に考えておるのでありまして、たとえば十二條における市町村農業調整委員會の會長は市町村長を充てるということに規定しておりますので、民主主義の確立された今日といへども、市町村長にはずいぶん耕作農民と利害相反する立場におる者が相當あるのであります。
なおまた罰則の運用につきましては考慮を拂いまして、仰せのごとくいきなり罰則をもつて威嚇するという建前ではなく、必要と認める場合に、市町村農業調整委員會が知事に申請をする。知事が生産計畫の指示に對して從いなさいという命令を出しまして、そこに今度は罰則がかかる。こういう効力を生ずる。二段構えと申しまするか、そういうことになつておるわけでありまして、その間むやみに力を振まわすということではございません。
而して知事か指示する場合には、都道府縣農業調整委員會の議決を得ることを必要とし、市町村長が農家に指示するには豫め市町村農業調整委員會の議決を得ることを必要とするのであります。農家別の農業計畫はこれを公表し、農家に異議の申立を認めて、割當の公正を期し、農家の納得の行く生産と供出を行つて參るのであります。
しかして知事が指示する場合には、あらかじめ都道府縣農業調査委員會の議決を得ることを必要とし、市町村長が農家に指示するにはあらかじめ市町村農業調整委員會の議決を得ることを必要とするのであります。農家別の農業計畫はこれを公表し、農家に異議の申立を認めて、割當の公正を期し、農家の納得のいく生産と供出とを行つてもらおうとするのであります。