1967-11-09 第56回国会 参議院 文教委員会 閉会後第3号
なお、天草に参りました際には、本渡市教育長からも末端教育行政の責任者として多岐にわたる要望を受けましたが、その中で幾つかを御紹介いたしますと、一、現在の市町村教育行政の事務員は相当なものであり、退職校長などの従事できるような隠居仕事ではない。ぜひとも現職の人がつき、待遇も県費負担にするとかの方法を考慮してほしい。二、現在の学校給食を義務制化して、もっと普及に努力してほしい。
なお、天草に参りました際には、本渡市教育長からも末端教育行政の責任者として多岐にわたる要望を受けましたが、その中で幾つかを御紹介いたしますと、一、現在の市町村教育行政の事務員は相当なものであり、退職校長などの従事できるような隠居仕事ではない。ぜひとも現職の人がつき、待遇も県費負担にするとかの方法を考慮してほしい。二、現在の学校給食を義務制化して、もっと普及に努力してほしい。
もし、そうでなかったら、市町村教育行政機関は要らぬと私は思うのです。
そこで、その中間のいわゆる行政機関、あるいは都とか、県とか、市町村教育行政機関というのは、実質は採択の指導行政をしている。指導助言行政をしている。検定制度、これは国において責任を持って検定をする。そして中間の教育行政機関、採択についての指導行政をしているのを、俗に採択権といっているならば、採択は教育機関がしないと、教育にならないのじゃないか。