1999-03-23 第145回国会 参議院 総務委員会 第5号
次の質問に入りますが、私は全国の市民オンブズマンたちの活動に注目しています。食糧費という名のいわゆる官官接待費が莫大な額に上ること、その内容が主客一人当たり十万六千円もの支出であったりコンパニオン代や花代の支出であったりしたこと等が明らかになり、税金のむだ遣いに厳しい批判の目が注がれて食糧費予算の大幅な削減を実現してきた。
次の質問に入りますが、私は全国の市民オンブズマンたちの活動に注目しています。食糧費という名のいわゆる官官接待費が莫大な額に上ること、その内容が主客一人当たり十万六千円もの支出であったりコンパニオン代や花代の支出であったりしたこと等が明らかになり、税金のむだ遣いに厳しい批判の目が注がれて食糧費予算の大幅な削減を実現してきた。
市民オンブズマンたちの活動は、公正で民主的な行政の推進のためには国民の監視と参加が不可欠であるということを示していると私は思います。この市民オンブズマンたちの活動で大きな障害になったのが手数料問題でした。 率直に伺いますが、閲覧手数料というのはゼロか限りなくゼロにするようにするのが情報公開の根本精神ではないんでしょうか。
市民オンブズマンたちの改善要求に対する都道府県の対応は、いわば開明派知事と頑迷派知事に二極分化しておりますけれども、全体の情報公開度はかなり上がって、改善も進んでおります。特に、宮城県、高知県、三重県などの開明派知事のところではさまざまな努力が始まっております。入札制度についても、予定価格の事後公表に踏み切る自治体も次第にふえております。私たちの予測を超える部分もございます。