2012-06-19 第180回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
市毛参考人にお聞きしたいんですけど、先ほど外国の例を挙げて、これで反対だと言われていましたけど、外国の例をちょっと具体的に教えていただけませんか。
市毛参考人にお聞きしたいんですけど、先ほど外国の例を挙げて、これで反対だと言われていましたけど、外国の例をちょっと具体的に教えていただけませんか。
○参考人(市毛由美子君) そうですね、法律上その罰則を定めても、それを執行するというのは極めて困難だということが諸外国の例からも推察されるということでございます。
○瀬崎委員 では、室長代理が、私がこの場でこういうことを言ったと言っておるのですが、そういう事実を市毛青年本人は否定していますか。
○熱田参考人 御指摘のことでありますが、実は私自身、市毛君と面識もございません。国会でこの件が出ましてから、私が一面識もないのにいきなり本人にお会いしてということもどうかと思いまして、所属の部長を通じてお話をしていただいた方が、本人もざっくばらんに気がねなく言えるのじゃないか、こういう私の判断で、人事の担当の次長と現地の担当部長にお話を聞くように指示した次第でございます。
○熱田参考人 市毛君から私は直接お話を受けたわけではありません。大洗工学センターの担当の部長がお尋ねされたわけでありまして、そのレポートは書面をもって私もちょうだいしでおります。おりますが、その中では、市毛君はそういうふうに言われたんだということは、市毛君の陳述書といいますか、その発言の中には載っております。
○瀬崎委員 確かに市毛君は、かつて労働組合の青年婦人部の役員をしておったこともあって、献身的に活動した経歴は持っているようです。同時にまた、仲間の信望も大変厚かったようです。ですから、市毛君への信頼の厚さは、そういういろいろな妨害があったにかかわらず、結婚式には百人以上の方々が出席されて、非常に盛大に本人の門出を祝福されているわけです。
○瀬崎委員 確かに市毛青年は、私どもに問題を持ち込む以前に、できれば、そのために組合もあることだから、自主的に解決することを望んで組合に相談かけているわけですが、それに対する回答がいまのとおりですね。そんな事実はなかったという全く機械的な回答だけだ。もしそうだとすれば、市毛青年がうそを言っていることになりますね。
去る十月二十六日、動燃事業団大洗工学センターのFMS室、これは照射燃料集合体試験室です、この職場で働く市毛秋雄君という二十七歳の青年が職場結婚をされたわけであります。この結婚をめぐって、管理職の立場にある人々から市毛君やさらにその同僚に対して、本当に人間性を疑うような圧迫というか、一種のいやがらせというか攻撃、こういうものがあったんですね。結婚式の妨害ではなかったかと、ぼくは思う。
それで現在、太田市毛里田地区とその上流、下流段階でいま古河との間に補償請求が争われているわけであります。 そこで、資源エネルギー庁にお尋ねをするわけですが、発電所の建設の手続は、電源開発調整審議会の議を経た後は、これはおたくの方の、資源エネルギー庁の水力課の方で、これは起業者というか、それを始める方が申請をして許可をしていく、こういうことになっているわけですか。
○小川(省)委員 まず最初に、公害の原点といわれておりました足尾鉱毒公害について、去る十一日に公害等調整委員会で、古河鉱業と群馬県太田市毛里田地区の申請をしておった住民との間に調停が成立をいたしたわけでございます。特にこの正規の調停をいただいた小澤公害等調整委員会の委員長さんもお見えになっておりますので、若干お伺いをいたしてまいりたいと思うのであります。
太田市毛里田地区に設置されている銅による汚染土壌と銅とカドミウムとが共同した汚染土壌の改良試験田について説明を受けつつ、現地に立った私どもは、青々と威勢よく稲が育っている客土済みの試験田に比べて、ふぞろいの穂が並んでいる未客土の汚染田とを対比しながら、底深い土壌汚染公害の実情を見せつけられたのであります。