1986-04-02 第104回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
そこで、今自由化されているものを考えてみますると、まず大口定期預金、それからCD、それからMMC、これは市場連動型預金でございます。
そこで、今自由化されているものを考えてみますると、まず大口定期預金、それからCD、それからMMC、これは市場連動型預金でございます。
具体的には、例えば市場連動型預金など先生ただいま御示唆になりましたけれども、そういうものも含めまして先ほど申しました金融問題研究会等におきまして、できれば本年夏ごろまでには中間的報告も取りまとめて、重要な問題でございますので、マクロ経済に与える影響あるいは金融機関に与える影響あるいは金融政策に与える影響等もすべて含めまして理論的に幅広いスタンスで検討してまいりたい、かように考えておるところでございます
金融の自由化という場合には金利の自由化なども一つの中心課題でございますけれども、全般的に申しますと、やはり全体として金融資本市場を開放するあるいは自由化するということでございますから、この着実な実施の中では、最近では市場連動型預金を導入いたしまして、現在五月末では三兆円ぐらいの残高になっております。
そこで、ただいま私ども三月にはMMC、いわゆる市場連動型預金を導入いたしましたし、CDの発行条件の一層の緩和などを行っておりまして、ただいま、今後の実施の目安になるようなものの作成を含めて検討することといたしております。
しかし、いずれにいたしましても、私ども大口預金金利の自由化を漸次やっていくつもりでございまして、CDにつきましては、今年四月一日、ただいま三億円のところを額面一億円にするとか、期間三ないし六カ月を六カ月ないし一カ月にするとか、それから、新たに市場連動型預金などを導入いたしまして、これは五千万円というようなことでございます。
○政府委員(吉田正輝君) 金利の自由化問題でございますけれども、これにつきましては私ども現状と展望というのを発表しておりまして、まずCDの一層の弾力的取り扱いとか、市場連動型預金の創設等はよりまして、大口預金金利の規制の緩和を行っていくわけでございます。
また、最近では、市場連動型預金の創設につきましての構想が出ておりますが、これにつきましても、譲渡性預金の小口化との関係、小口預金金利への影響等を十分見きわめながら検討していく必要があろうかと存ずる次第でございます。