1975-03-25 第75回国会 参議院 運輸委員会 第4号
こういったときには労働力の方から言えばいわゆる買い手市場、経営者側の圧力が、力が非常に強くて、何とかしてタクシーに雇われたいというふうな事情があったと思います。そういったときには私どもが非常に問題にしておりましたようなノルマ制とか累進歩合とか、苛斂誅求と申しましては言葉が過ぎますけれども、そういったことがあったと思います。
こういったときには労働力の方から言えばいわゆる買い手市場、経営者側の圧力が、力が非常に強くて、何とかしてタクシーに雇われたいというふうな事情があったと思います。そういったときには私どもが非常に問題にしておりましたようなノルマ制とか累進歩合とか、苛斂誅求と申しましては言葉が過ぎますけれども、そういったことがあったと思います。
その辺に市場経営者の性格というものを明確にしていくというようなことも一つの手段と思うのです。そういたしますと、これはどうしても根本的な法律の改正という問題につながってくると思うのです。そんな問題お考えになっているのかどうか。
で、入札制でもそれに応じなかったらいいんだが、一体どのくらいの値段が適当であるかということを、各市場でやっておられたらいいけれども、さっきお話した通りに、適当な価格はこのくらいのものだという評価を決定しておいて、そして市場経営者はその評価に達したならば、それ以上になったらば入札あるいはせり売りのときのそれに応ずるとか応ぜないというようなことをせなくては、ただ市場へ持ってきた、それをせりにかけた、入札
そういうようなことを考えたときに、その市場を経営する者とそこに入る小売業者との間にさえ、そういった極端な搾取関係がなければ幾ら認めてもいいというようなことでどんどん市場ができますと、なるほどその中に入っておる小売業者と市場経営者の間のトラブルは起らぬといたしましても、結局市場間市場、市場と小売業者との間に非常な過当競争が起りまして、悪いものを高い値段で売らなければやっていけぬことになってしまう。
かつての市場経営者は名実ともに市場によって収益をもくろみ、市場主として経験と抱負を持って出店者を指導したものであります。しかるに最近の市場建設者の大部分はかような実情でありますから、市場の経営自体を本来の目的としないと言っても差しつかえない状況なのでありまして、極言いたしますれば市場として成功するかいなかは別問題なのであります。
中央市場ができたときは、市場経営者は幾ら、卸売業者は幾らと、歩合を取られる。これは昔から舟板だとか何だとかというような、長い伝統を持った取引関係から、ああいうふうな複雑なものができたと思うのですけれども、これだけではどちらかが被害を受ける。今のつぶし屋さんなるものが、卸売業者としての建前をとっていけば、問題はない。
○清澤俊英君 その場合、今、中央市場でやっておるように荷受機関というものを作って、ああいうものでしないで、市場経営者自身が荷受機関になるという方法をとられる考えですか。
県側及び市場経営者側の意見を総合いたしますと、一、家畜取引法の趣旨には賛成であるが、本法の運用に当っては家畜取引の実態から判断して弾力的な措置を講ずる必要がある。二、しこうして尾道家畜市場及びその分場たる十日市市場は産地市場ではなく、中継市場であって、家畜商対家畜商の取引の場であり、敏速な流通機能を発揮させるためには、せりまたは入札は適当な取引方法とは考えられない。
私らは、生産者にも不利にならないように、消費者にも不利にならないように、あるいは市場経営者にも不利にならないようにという言葉を聞いて、もうすでにどうすればいいかくらいの案は持つております。私の腹案を端的に申し上げますれば、生産者にも不利にならないということは、安く売らない、高く売るということなんです。高く売ると消費者が損をする。しかし現在の市場価格と小売価格を見ますとこうなつております。
生産者にも不利にならないように、消費者にも不利にならないように、市場経営者にも不利にならないように、最善の方法をもつて解決をつける考えである、こうお答えになつたようであります。そこでその具体的の方法を承りたかつたのでありますけれども、遺憾ながらおりません。水産長官は大臣と、具体的の問題について打合せがあつたかどうかということをまずお伺いします。