1998-10-16 第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
それでは防衛費のああいったぎりぎりの折衝、議論というのは本当に何なのか、また大蔵省の査定とか防衛庁内での予算の積み上げ、こういう仕組みは何なのかという点で、その額の大きさに非常に驚いているわけでありますけれども、実際にその契約を結ぶ場合に、現在、市場価格方式と原価計算方式で決定して装備品の契約価格が決定されておりますが、契約についてはどこでだれが決定して、防衛庁としてはどういうチェックの仕方で見ているのか
それでは防衛費のああいったぎりぎりの折衝、議論というのは本当に何なのか、また大蔵省の査定とか防衛庁内での予算の積み上げ、こういう仕組みは何なのかという点で、その額の大きさに非常に驚いているわけでありますけれども、実際にその契約を結ぶ場合に、現在、市場価格方式と原価計算方式で決定して装備品の契約価格が決定されておりますが、契約についてはどこでだれが決定して、防衛庁としてはどういうチェックの仕方で見ているのか
○若松委員 それで、会計検査院に伺いたいのですけれども、確かに、会計検査院のお話を聞くと、契約にも二つあるわけで、いわゆる市場価格方式、原価計算方式、特に一般確定契約、約一兆三千のうちの五千億、これについて監査の必要がないということで必要書類が見られない、そんな愚痴をおっしゃっていました。
防衛庁の装備品等に関する予定価格決定のための計算方法は、原則として市場価格方式により計算することとしておりますが、一般市場性のないものについては、原価を構成する材料費、加工費等の各要素について、個々の資料を収集または調査して数値を決定し、積み上げて計算する原価計算方式によることとしております。
○政府委員(和田裕君) 防衛庁が国内で調達いたしますときの装備品等につきましては、国の買うものでございますから、当然のことながら予定価格というものをまず定めるわけでございますが、これは一般的にごく基本的に見ますと、市場価格というものを基準にいたしまして算定いたします市場価格方式によるものということになっておるわけでございますが、しかしながら主要な装備品等につきましては、先ほど来申し上げましたようないろいろな
ただ、しかしながら輸入の場合は一応市場価格方式という形をとっておりまして、具体的には品代、輸入手数料及び販売直接費という計算項目により計算しまして、予定価格を積算いたしております。 問題は、その品代でございますけれども、これは言うなれば輸入業者の購入原価ということに相なるわけでございます。先生先ほど御指摘の商社というので考えますと、一応輸入業者ということになるわけでございます。
これはいろいろ書いてございますので、ごく大要を申し上げますと、先ほども申し上げましたように、輸入の場合には二通りの方式があると申し上げましたが、原価計算方式と市場価格方式と二つございますが、一応後者の市場価格方式に基づきまして品代、輸入手数料及び販売直接費の計算項目によって計算いたしまして予定価格を算定いたします。
もちろん、一部の品物につきましては、市販性のあるものも採用しておりますので、これは市場価格を調査して、いわゆる市場価格方式というもので購入いたしておりますけれども、大半の品物は公社が値段をきめないと流通価格がないわけでございます。