1972-06-09 第68回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
それから四番目に、非常に牛乳というのは政治問題にもなりまして、価格問題等でいろいろと世論から問題視される、そういうようなこともありますし、価格が押えられるというようなことで現在乳業の、特に市乳部門はおそらく一般の食品産業を通してだけじゃなくして、全体の中で最も低利益部門に相なっておると思います。
それから四番目に、非常に牛乳というのは政治問題にもなりまして、価格問題等でいろいろと世論から問題視される、そういうようなこともありますし、価格が押えられるというようなことで現在乳業の、特に市乳部門はおそらく一般の食品産業を通してだけじゃなくして、全体の中で最も低利益部門に相なっておると思います。
操業は、四十二年十月に開始され、当初はバター、脱粉の乳製品のみを製造しておりましたが、四十四年十二月に市乳事業に着手し、今後はこの市乳部門を積極的に拡大したいとの意向でありました。
つまり、市乳部門というものは残されておるわけであります。そうしますと、市乳に関するいろいろな紛争が従来四、五年続いておるような状況というものは、これは一体どういうふうな措置になるわけでありますか。
会社の方針としては市乳、育粉が中心となろうが、市乳部門が増えていく傾向になろう。」その三は、「自由化の問題については諸外国でも自由化していないわけで、まともに考えることはない。ただ、価格があんまり上昇するのは問題だろう。」その四は、「需給見通しについては一般的に生乳生産が鈍化している一方、需要は人口増、消費水準の上昇などから不足だといわれているが、どの程度不足するかはわからない。」
また、内地におきましての問題は、先ほどの衛生の問題、あるいは市乳部門を圧迫するであろうというような顧慮がございましたのですが、北海道におきましては、その状況がございませんので、従いまして、北海道に関しましては、現在も夏場も引き続いて実は給食をいたしております。かような実情に推移いたしております。