1984-03-16 第101回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
先生の御指摘のように、排気坑道の立て坑寄りの一番奥の方、立て坑から一番近いところに巻き場からの風道がございまして、そこの風量は極めて弱いのでございますが、不幸にしてそこから黒煙が出てしまって、まさに退路を遮断してしまったということがございまして、それを坑内からの連絡で知りました指令センターが、それでは籠居せよということで指示を変更したというふうに聞いております。
先生の御指摘のように、排気坑道の立て坑寄りの一番奥の方、立て坑から一番近いところに巻き場からの風道がございまして、そこの風量は極めて弱いのでございますが、不幸にしてそこから黒煙が出てしまって、まさに退路を遮断してしまったということがございまして、それを坑内からの連絡で知りました指令センターが、それでは籠居せよということで指示を変更したというふうに聞いております。
○多賀谷委員 本委員会が調査団を派遣して会社側に会いましたときに、指令センターは退避避難命令を、十四時五分、排気坑道を通って退避するように指示した、十四時二十二分、巻き場風道から脱出経路に当たる坑道に濃煙が流れているという連絡があったので、十四時二十六分、戻れ、救急センターに籠居せよと指示した、こういう説明を我々にされたのです。まさに説明は二重になっておるわけですね。
これは後ほど図をごらんいただきますと大体わかりますが、ナンバー一一のベルトコンベヤー坑道から西一卸に人気が大部分行くわけでありますが、ほんのわずか巻き場関係に風を送ってございます。
したがって人気幹線で人気と排気が一緒になるのですから、大焼層の悪いガスが、八・九もある一番爆発しやすくなったメタンガスがずっと最低のほうに行って、杉谷卸か知らぬけれども火源の最低まで行って、巻き場卸と言っておりますけれども、爆発したでしょう。こういうことについて一体監督をしていなかったのかどうかということです。