1993-04-27 第126回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
そこで、五十六年、六十一年では、今度は車の改造に着目いたしまして差し枠等容積を大きくするような改造をすることを防止しようということで申し合わせが行われました。
そこで、五十六年、六十一年では、今度は車の改造に着目いたしまして差し枠等容積を大きくするような改造をすることを防止しようということで申し合わせが行われました。
このような過積載の防止対策につきまして、運輸省といたしまして昨年の六、七月にかけましてダンプカーの差し枠等を対象とします不正改造車を排除する運動という運動を展開いたしました。その中で広報活動とか従業員に対する指導、それから警察や県等の御協力を得まして山元に対する巡回パトロール等の措置を講じたところでございますが、本年もこれをさらに充実していくこととしております。
○説明員(福田安孝君) 差し枠等過積載のできるような改造というようなことが行われているということがございますけれども、そういう不正改造というものが主として自動車整備事業者から発生しているというようなことでございまして、そういう整備工場に対しましては、従来からそういう不法な改造を行わないような監督それから検査を行う者がおるわけでございますけれども、そういう者に対しまして、研修の機会を通じまして指導の徹底
第四番目に、差し枠等によるような改造ダンプカー、これは外見上一見明らかでございますので、こういうものの使用については特に厳重に慎むこと、五番目といたしまして、資材の買いたたき等によりまして過積載を誘発するということがございますので、資材購入に当たっては適正な価格で購入し、不当に資材納入業者を圧迫することのないようにという指導を、業界に対してはしておるわけでございます。
○説明員(広谷干城君) 車両の改造の問題につきましては、ダンプカー等で差し枠等の問題も最近相当出てまいっているということも承知しております。また、暴走族等で改造の車両を使用しておるというふうな例も間々見るわけでございます。
これが全然無視されているということに対しまして、運輸省の方にいまお伺いをしたいと思うのですが、こういう過積載が道交法によりまして、法律できちっと禁じられているにもかかわらず、差し枠等にいたしましても、これまた禁止がされているにもかかわらず、私どもも最近は差し枠で走っているのをよく見るわけですね。一体なぜ守られないのか。
もちろん検査場に参りますときには差し枠等はしてまいりませんが、その後において差し枠を装着するというケースが多いわけでございますので、実質的には警察当局と十分緊密な連絡をとりまして、全国各地において街頭検査を行っておるわけでございます。
○犬丸政府委員 保安基準は自動車の構造装置についての規制でございまして、先生のおっしゃるように、差し枠がその時点で装着していなくても、装着できるような装置が事前についておるといったような点につきましては、規制できるわけでございますけれども、何ら検査の時点においてそういったものがなくて、後から容易に差し枠等が使える、使うということについては、検査時点で車両の構造として規制することは非常に困難な問題であると