1956-02-03 第24回国会 衆議院 外務委員会 第2号
それは端的に申しますと、私前から大臣にお尋ねしておきたいと思っておったことは、日ソ交渉は、こういう言葉を使うことは適切かどうか知りませんが、拙速主義でいくのか、それとも巧遅主義でいくのか、こういう言葉があるかどうか知りませんけれども、要するに完全を期して、おくれてもいいのか、それとも多少は不満足でもただいまの日比賠償と同じように、これはすみやかに交渉を成立せしむる方がいいのか、そういう点について大臣
それは端的に申しますと、私前から大臣にお尋ねしておきたいと思っておったことは、日ソ交渉は、こういう言葉を使うことは適切かどうか知りませんが、拙速主義でいくのか、それとも巧遅主義でいくのか、こういう言葉があるかどうか知りませんけれども、要するに完全を期して、おくれてもいいのか、それとも多少は不満足でもただいまの日比賠償と同じように、これはすみやかに交渉を成立せしむる方がいいのか、そういう点について大臣
そういう取り急いで案件の審議をする必要があるのか、早く大きな問題について結論を出さなければならないというような場合には、これは逆に、ああでもない、こうでもないという意見や論議をする人の数をふやすということは巧遅主義ならいざしらず、早く結論を出さなければならぬという場合には、むしろ人員をふやしたりするということは、目的からいうと逆になっているのじゃないかと思うのです。