1947-11-27 第1回国会 衆議院 予算委員会 第25号
なるべく石炭は、普通の燃料には節約して、もつと有效な輸送、その他の工業生産に用いるようにいたしたい。そうして北海道の薪炭類はほとんど滯貨して、東京に輸送ができない、こういう状況であります。私どももかつて北海道の生活を數年間經驗いたしておりますが、その當時は薪のストーブを使つておつたのであります。こういうことについてはなるべく石炭を對象にせずして、普通の石炭以外の華炭をもつてこれに代用する。
なるべく石炭は、普通の燃料には節約して、もつと有效な輸送、その他の工業生産に用いるようにいたしたい。そうして北海道の薪炭類はほとんど滯貨して、東京に輸送ができない、こういう状況であります。私どももかつて北海道の生活を數年間經驗いたしておりますが、その當時は薪のストーブを使つておつたのであります。こういうことについてはなるべく石炭を對象にせずして、普通の石炭以外の華炭をもつてこれに代用する。
しかしそれをいたしますと同時に、それについてはあるいは配置轉換ということを、單に省内の問題でなしに、廣く各省を通じても配置轉換というものを行いますし、それからなおやむを得ず人員の整理が出るところにおきましては、先般來も申しましたように、これを單に失業手當とか、そういうような消極面だけにこの受入態勢をつくりませんで、中小工業その他の面、貿易産業というような大きな積極的に受入態勢を同時につくつて、その方
また一方から見ると、この完全雇用財政とか、赤字財政とかいうことは先進工業國の問題であつて、後進國、農業國あるいは半工業國といつたような、まだ生産設備が十分に整つていない國においては、まず投資を強化しなければならない。
林屋亀次郎君 深川榮左ェ門君 鎌田 逸郎君 楠見 義男君 佐伯卯四郎君 宿谷 榮一君 玉置吉之丞君 田村 文吉君 藤井 丙午君 帆足 計君 細川 嘉六君 衆議院議員 鑛工業委員長
それからちよつとお待ち願いたいのでございますが、尚最近鑛工業に關連しましたところの工場における電力問題のことが非常に重要になつておりますので、議題になつておりませんが、田村委員からちよつと商工大臣の御意見を聞きたいという緊急の御質問があるので、それをお聽き取りを願いたいと思います。田村委員、お願いいたします。
鉱工業委員会は、臨時石炭鉱業管理法案の審査のため相当期間会期の延長が必要にて、今会期を出來るだけ延長してもその期間内に審議を終了し得るかどうか分りかねる状態にあるとのことです。 予算委員会は、分科会の報告は終了いたしまして、増税法案の見通しがつけば直ちに審査を終了出來る予定とのことです。
○有田二郎君 すでに衆議院を通過して、目下参議院において審議中の臨時石炭鉱業管理法案について、はなはだしい錯誤のあつたことは、昨日の参議院の鉱工業委員会において問題になつたと承つておるのであります。すなわち、第十八條の第四行目の「炭鉱管理者は、前項の原案を作成する場合には、生産協議会の議を経なければならない。」
なおこの兩案に關しましては商業委員會以外に鑛工業委員會にも關連するところがございますけれども、これは鑛工業委員の方の御出席がありました場合に發言を許可することにいたします。質疑を繼續いたします。
というのは鑛工業にも關連するところがあるのでありますから、鑛工業委員會と商業委員會と連合審査をやる方針であつたために、鑛工業委員會がほとんど御承知のような石炭問題に終始して、どうしても出てこなかつたというようなことが、本委員會において審査が遲れた一つの理由になると思います。その點も御了承願いたいと思います。 商業委員會からお見えになつている方で、質疑があればどうぞ御質疑が願いたいと思います。
○藤井新一君 治安と國土、農林と水産、財政と予算、電氣と鉱工業、通信と運輸はそれができる可能性がある。大体兄弟のような本質をもつてるい。そうすれば松澤委員が述べられたように、決算を二つに分けられる。一つは決算、もう一つは行政機構運営委員とでもつけて、これはどうしても二つにしなければならぬ。というのは議長が案件を付託する場合に、いつでもここでもめてくる。
さきに政府より提出されました臨時石炭鉱業管理法案につき、衆議院の鉱工業委員会におきまして愼重審議を重ねました結果、我が國政治経済その他一切の情勢下におきまして、政府原案に多少無理な点のあることを認めました結果、與党三派共同の修正案を提案する運びになつた次第であります。 以下修正各箇條について一通り御説明申上げます。
深川榮左エ門君 鎌田 逸郎君 楠見 義男君 佐伯卯四郎君 宿谷 榮一君 玉置吉之丞君 田村 文吉君 藤井 丙午君 細川 嘉六君 委員外議員 商業委員長 一松 政二君 衆議院議員 鉱工業委員長
本日本議場におきまして、当鉱工業委員会の委員であらせられました清水武夫君の御長逝について、当委員会の濱田君より弔意の言葉を述べられた次第でありますが、当委員会としても同君の御長逝に対して謹んで哀悼の意を表したいと思います。尚清水武夫君の補欠といたしまして、村尾重雄君が御指名に相成りましたわけで、本日お見えになつておりますから皆さんに御紹介いたしおす。
そうしまして大衆の中でも中小工業者、つまり最近におきましては闇所得者と言うべきでありましようが、その階級は余り困つていないのであります。
殊に中小工業に對する面などは、商工組合中央金庫が復金の代理貸しをしておるのでありますが、この範圍をもつと擴大いたしまして、今は組合にしか貸出をいたしておりませんが、それを組合以外の個人にも直接貸出ができるようにいたしまして、疎通をはかりたいと思つております。
それには日本の將來は貿易向きの工業とか、あるいは中小工業その他に相當人員の整理をもつていかなくちやならぬ。受入態勢を整えて、單に消極面でなく、積極的な生産面でそれを切りかえるように努めまして整理をやつていきたいと思います。整理がこの豫算面に大きな現われをすると思うのであります。大體そういうような考え方をもつて今内閣でも檢討をいたしておるのでございます。
そこで企業の再建整備、經濟力の集中排除等は、國民は速やかになるべく短い期間においてこれを完遂いたしまして、また行政機構の改革に伴う諸整理も速やかにいたしまして、過剩な人員その他を、中小工業あるいは貿易産業等の生産面に極力配置する。それと同時に企業再建整備、行政機構の改革等によつて整理を敢行しまして、そのあとはそれを生産的施策に十分に振向けてこの危機を乘切る。
鉱工業委員会理事早川崇君。 ————————————— 臨時石炭鉱業管理法案に関する法律案(内閣提出)に関する報告書 [都合により最終号の付録に掲載] ————————————— 〔早川崇君登壇〕
鉱工業委員会は、本日圧倒的多数を持つて、原案をも、修正案をも、ともに否決し去つたのであります。このことは、もとより当然である。まさに、本問題に対する國民の声を代表せるものと言わねばなりません。
○議長(松岡駒吉君) 鉱工業委員長から、鉱工業委員会に付託中の臨時石炭鉱業管理法案は、昨二十四日午前中に審査が終了しなかつたので、本日午後六時三十分まで、審査期限を延長せられたいとの申出がありました。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
そういうことをいうならば、工業家もマル公で財の提供をやるべく命ぜられておるのでありまして、とにかく農業方面に現在相当の担税力がありますので、これを何かの形で新たに課税して頂くようにすればどうかと考えておるのであります。 以上私の結論を申しますと、とにかく税金というものは何かの欠点が伴うものであります。
この七万円以上の所得者に対する税率の引上げ方につきまして見ますと、三十万円程度のところまで相当引上が大きいようでありますが、まあ中小工業の負担というところが可なり重くなつて來るように見える。而も百万円以上の所得に対しては八五%ということになつて、そうして税額は最高課税所得金額の百分の八十に止めるということになつておりますから、いわゆる高額所得の中では、その中程の部分に可なり強い。
農業の方は、或いは漁業の方は、土地の賃貸価格或いは船のトン数を標準といたしまして、一本で收益の如何に拘わらず、農業、漁業の方面におきまして非常に收益を上げておるにも拘わらず、その收益を別にいたしまして、租税が決められておる、これに反して商工業者の方面においては收益を主とするがために、農漁業と、商工業との間に非常な不公平な課税が行われている事実があるのでありますが、こういう点について將來改善をする必要
また醫科大學に隣接いたしまして、新潟高等學校、第一師範學校がありますし、長岡市には長岡高等工業學校があるし、また新潟市からほど遠からぬ中蒲原郡村松町には村松農林專門學校があるのであります。
この異色ある地方農業を科學的に開發し、なお合理的に工業化をはかり、そうして文化國家輸出品とするとともに地方産業の確立に獻身奉仕する職業的教員の養成をいたしたい、こういつた廣島綜合大學の一環といたしまして、福山市にぜひとも農山學部を設置せられるようにということを請願するわけでありますが、どうぞその趣旨によつて御採擇をお願い申し上げます。
○中平常太郎君 私はこの中小商工業振興策の意見を述べますに当りまして、先ず過去におけるそれらの業者のあつた姿、そうして又現在の惨めな状態、この二つに簡單に触れまして後に対策に及びたいと思います。 商工省の昭和十七年度の工業統計表によりますと、日本にある工場の中、從業員五人未満の工場が五十一万二千八百二となつております。
○議長(松平恒雄君) 日程第四、自由討議、本日の自由討議は本院規則第百四十七條によるものとし、所見開陳の範囲を中小商工業振興策といたします。会議時間は二時間三十分でございます。各発言者はそれぞれ発言時間を遵守せられんことを望みます。これより発言を許します。 〔河井彌八君発言者指名の許可を求む〕
○佐伯卯四郎君 本日の自由討論は中小商工業振興対策ということになつておりますが、範囲が非常に廣いのでありまして、私には、日本の商品を輸出するその輸出に関する方の中小工業の振興対策ということに限定させて頂きます。それも非常に数多い工業の種類があるのでありますが、大体概念においては相通じたところがあると思います。
本案は、去る十月六日本委員会に付託されましたが、商業委員会及び鉱工業委員会とも関連がありますので、連合審査会を開き、十八日、政府より本案についての説明を聽取いたしましたが、この法案は、その内容が公共の福祉のためとは言いながら、企業上の権利の制限であり、産業界に與える影響も大きいので、経済界各方面よりそれぞれの権威者の出席を求め、それらの諸君から忌憚のない意見をきくことといたし、懇談会を開きました。
そうしますと、この六〇%はどこから出るかといえば、たとえば鉱工業の生産を見ましても、この期間には、わずかに三〇%ないし四〇%にすぎない。ところが、ここでは六〇%である。そうしますと、鉱工業以外の、たとえば商業方面その他におけるものを、八〇、九〇、こういうふうに大きく見積もつている。こういうことはあり得ない。こういうふうに大きな水が盛られている。これがすなわち九十四億。
すなわち第一には、税收入の確保と税の負担の公平化という立場から、政府は脱税及び滯納を嚴重に取締つて、不当な新円所得の捕捉に努めるともに、勤労大衆及び中小工業、中小商業並びに農村に対する負担を過重ならしめぬようにいたしまして、これによつて全國民の納得を求め、その協力を得ることについて、万全の方策を講ずることがこれであります。
院議を尊びまして、明日の十二時までにこの鑛工業委員會としての、第一囘國會の委員會としての立場をはつきりいたしたい、かように考えますので、審議を續けられんことを希望するのであります。
しかもそれに委員部あるいは速記者が立會つてやつている、こういうことをそのまま鑛工業委員の相當數の人人がおやりになる、私はここに問題があろうかと思うのであります。でありますから、こういう行為をおやりになつたところの諸君は、これが合法的な行為として、第一囘國會のこの常任委員會の運用において、今後も、これはいかなる人々がやつても當然認め得るところの行為であるのかどうなのか。
大矢君のただいまの質問は、本鑛工業委員會の權威にとつても、きわめても重大な問題であります。第一囘國會において、初めて運營された常任委員會制度なるものが、いかなる缺陥をもち、いかなる効果をあげるということについて、これは國會をあげての重大な問題だと、私は考えるのであります。