2020-03-05 第201回国会 参議院 予算委員会 第7号
先ほど申し上げましたように、目視観察をした結果で、植物片の有機物を含んだ黒色の色調でありますとか、あるいは土粒子の密度が小さいこと、さらにはいわゆる液性限界が大きいと、そういった工学的判断をもちまして同じ土層だという判断をしております。 その上で、技術検討会におきまして、この土層により設計することで問題ないということで御議論いただいているものでございます。
先ほど申し上げましたように、目視観察をした結果で、植物片の有機物を含んだ黒色の色調でありますとか、あるいは土粒子の密度が小さいこと、さらにはいわゆる液性限界が大きいと、そういった工学的判断をもちまして同じ土層だという判断をしております。 その上で、技術検討会におきまして、この土層により設計することで問題ないということで御議論いただいているものでございます。
工学的判断という言葉は、その定義を申し上げることは極めて難しいですけれども、東海再処理施設の与える影響について鑑みるときには、高レベル廃液の漏えいであるとか、高レベル廃液が万一地震等によって漏えいしたときに対処に要する時間等を考慮して、その影響が、東海第二発電所において、重大な事故を避けるための方策や、それから重大な事故が生じたときの影響を緩和する措置に影響を与えるかどうかというときに、主に考えますのは
ことしの二月にも、原子力事業者、そしてNRRC、JANSIのトップが一堂に会して、原子力の自主的安全性向上に向けた取り組みにかかわる議論を行い、安全性向上に向けた取り組みに終わりはないという認識を改めて共有するとともに、それぞれ果たす役割や、リスク評価手法の充実、その評価結果や工学的判断などを適切に組み合わせた意思決定、ピアレビューを通じた安全性向上に関する議論、緊急事態支援センターや事業者間の相互協力体制
また、構造計算の適合性判定機関につきましても、設計者などから寄せられております工学的判断等についての事前相談、これらについてきめ細かく対応するよう要請をいたしているところでございまして、いずれにしましても、引き続き、確認手続が円滑に進みますようにきめ細かく対応してまいりたいというふうに考えております。
設計者と特定行政庁との間で、姉歯とは違い工学的判断について見解が異なる点が非常にありました等から、調査開始から長時間を要していたわけであります。 なお、全六棟のうち二棟につきましては耐震性が確保されているということであります。残り四棟につきましては、第三者、すなわち日本建築構造技術協会による検証を行っているところであります。
しかし、その背景として、緊急調査委員会報告でも、確認する側の技術レベルが申請者に追い付かず、審査の形骸化が誘因された、建築基準法の規制が自由度や合理性の向上に向けた性能を検証する方向に進んで、確認において必要な高度な工学的判断のできる人材を育てる仕組みが不十分だとも指摘しています。
そういうことで、参考人自身も建築構造技術者でいらっしゃいまして、また技術者団体の代表でもいらっしゃいますので、例えば、工学的判断も含めて高度化した構造設計の技術的適切さというものを第三者検証しようとしても、検証する側である特定行政庁ですとか民間確認検査機関側において、検証される側である構造設計者に匹敵するだけの構造技術にかかわる専門的能力を持った人材は限られている、こういうふうに指摘されていらっしゃいますので