1956-10-05 第24回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第19号
今回の興安丸は、その乗船者の内訳を見てもわかりますように、釈放戦犯あり、一般帰国者あり、一時帰国者あり、面会家族あり、一時渡航者あり、遺骨奉仕団もまじるといった工合で、従来の帰国船という性格が薄れ、日本と大陸とをつなぐ定期航路の客船という感じが強くなってきておりまして、その服装を見ましても、釈放戦犯の白シャツに紺の工人帽、工人ズボンを初めとしまして、背広あり、ピンクや薄緑のブラウスあり、中には中国服