1980-04-25 第91回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
国民大衆から見れば、それが工事費勘定であろうが損益勘定の中であろうが、膨大な費用を借金して、しかも用に足りないようなものをつくったり、あるいは全然使いもしないものを買ったり、そういうようなことが一つや二つでないから問題になっているので、それは非常にまじめさを失っている象徴であります。中にはまじめにやっている人もおりましょう。しかし、そういうものに対する責任制度が全然ないのですよ。
国民大衆から見れば、それが工事費勘定であろうが損益勘定の中であろうが、膨大な費用を借金して、しかも用に足りないようなものをつくったり、あるいは全然使いもしないものを買ったり、そういうようなことが一つや二つでないから問題になっているので、それは非常にまじめさを失っている象徴であります。中にはまじめにやっている人もおりましょう。しかし、そういうものに対する責任制度が全然ないのですよ。
これも最終的に決まったものは何もありませんが、ただその際に、私は民間の一般の赤字会社で申しますと、会社が赤字ならば、重役賞与というものはこれは利益金の中から出てくるのであるから、したがってボーナスは出ない、また赤字会社になればこれは売り食いだと、現に函館ドックで見られるようなすさまじい売り食いもしなければならない、それから設備投資も常識的にいえば圧縮すべきものである、国鉄の場合のほぼ設備投資に当たる工事費勘定
また、損益計算だけでなくて、工事費勘定というものもやはり念頭に置いていかなければならないということでございますから、そういう点を総合的に考えてこれから処理していかなければならないと思います。 ただ、お話のありました安全に関する工事という問題は、これは私は最も優先すべきものであるというふうに考えております。これは原則的にはそういうことであります。
それから第一の問題の五点数十億円の鉄道の工事費勘定が千六十億円にもなったら、それは資材の急速な需要を喚起して、そうして原材料の価格高騰を来たさないか、こういう御質問でございまするが、これは御承知の通り、国鉄あるいは一般会計の公共事業費等をずっと調べまして、重要資材について検討いたしました。鉄におきましては、民間あるいは政府を通じまして大体三割五分ぐらいの需要がふえて参りましょう。
ただ、予算面では、片一方の東北本線や何かの方は現実には工事費の方から出すのですけれども、御承知のように国鉄の予算は損益勘定、工事費勘定、資本勘定の三つになっておりまして、工事費の方に今御指摘のあったものが計上されておりますが、今中しますものは工事費じゃないのでございますし、工事の前提としての調査でございますから、それで損益勘定の方から出すことになっております。
たとえば当委員会において非常に議論になつたのは、この非常に困難なるべき国鉄の経理内容状態から見て、たとえば工事費勘定のうちの新線に投入さるべきこの資金は、議論の上から行けは当然国が出資することが正しいのではないか。それがどうしても現在の状態でできないのであるとするならば、それの利子補給については当然国の一般会計が負担すべきではないのか。
そこでこの百二十億の国鉄債券の可否はここでは論じませんが、今あなたの答弁のような状態で推移すると、なるほどこれはりくつの上では国会を通過しない限り、事務当局は具体的な行動には移れないわけですが、そういうふうに事務的局のそうした事務的な処理が遅延して参りますと、新年度からただちにこの百二十億というものは生きて——おそらく工事費勘定だろうと思いますが、常識としてそれが使えないということになる。
○正木委員 たとえば石炭節約の面でごとしのこの予算書を見ますと、工事費勘定の中では、デイーゼル・カーを三百両ほどおつくりになる。これはいつまでに完成して、一体何月から軌道の上を走るのか。私はまだ聞いておりませんが、ここで御答弁願えればけつこうです。こういう面からもあなたの方の事業計画では、石炭一%節約の計画のようでございますが、こういうものにも関連があるかどうか。その点も明らかにしてもらいたい。
そこで、こうした物価の動きのはげしいとき——全体としてはやや横ばいの形になつてはおりますが、この工事費勘定の中で、国鉄としては特に大きな予算を食う木材、たとえばまくら木関係については、経済審議庁等の調査資料を見ましても、二十七年度の予算より下まわるものだとは私には考えられないのでございます。
国鉄の工事費勘定五百五十億円、これでいろいろな仕事もやりながら、老朽施設、車両の取替、復元等ができるかというお尋ねでありますが、今までに国鉄が老朽施設やら車両の取替等を含めまして、ぜひやりたいと思つております金額は、約千八百億にも上るのでありまして、そういうことをいたしますと、輸送の要請に応じまして、主要幹線の増強やら、通勤輸送対策にも意を用いることができるのでありますけれども、予算の関係上やむを得
政府は、資金がないからいたし方がないと申しますが、本案を実施しないで、その対策はどういうふうにするかということについて申し述べてみますならば、まず工事費勘定において、借入金が百十億、減価償却が三十七億、特別補充取替費が二百六十七億、そのほか修繕費が五百四十九億円ありますが、このうち特別補充取替費の二百六十七億というものは、年度内の自己資金による経費として支出することは不適当だと考えるのであります。
本年度予算は、御承知のように初め工事費勘定六百億が削減されたために、当局が考えておるような電化の計画がことごとく挫折してしまつたようなかつこうだと思うのですが、わずかに浜松と米原間の残工事の一部をやる。われわれに言わしむれば、電化なんというものは具体的な問題はほとんど毛ほどもないと申し上げたい。
○池田国務大臣 工事費勘定に四百億余りを向けております。そのうち三百億ばかりが片方の会計から来ていることも承知しております。御質問の点は二千億の收入があるかないかというところでございますが、御承知の通り昨年の十一月から料金あるいは貨物運賃、こういうものを引上げましたのが平年度化して来ますので、この程度の收入はあると私のみならず運輸大臣も確信を持つておられると信じております。
建設費を支弁する方途を講じて一時をごまかす、と言つては語弊がありますが、一時を糊塗するような政策で行くか、またあるいは特別な金庫を設けて、恒久的な財源によつて恒久的な建設を計画的に進めて行く、こういう方法を講ぜられるか、あるいは国有鉄道法にちやんときめられておりまするが、鉄道債券の発行によりまして民間資金を吸収してこれをやつて行くか、あるいはまた現在の国鉄財政の——まだよくわかりませんが、来年度の工事費勘定
工事費勘定で人件費が七千万円くらいあります。一般会計の公務員につきましては大体一億七、八千万円くらいではないだろうか、これは各省のことでございますから正確な数字は分りません。省によりまして、例えば外務省とか農林省のほうはかなりございましようが、殆んどない省もあるのであります。
これらのものは多分工事費勘定といいますが、建設改良関係の方に主として使われるのじやないかと考えるのであります。従いましてこの額によりまして、二十五年度に国有鉄道が行わんとする建設改良、すなわち電化、あるいは旅客、貨物のサービスの充実、あるいは運送力の拡充というような面に現われて来ると考えますので、どの程度出すかというおつもりをお聞かせ願うことを、私は深く期待しておるのであります。
又同時に建設方面の工事費勘定を全部資産勘定に見ることにいたしまして、それは全部收支の面から別にすることにいたしました。そういう面から考えまして、一應旅客の今回の運賃が採算原價から見て非常に儲かつておるというようなことにはなるのでございますが、これらを若し含めて置くといたしましたならば、さように暴利を頂いておるというようなことにはならんと思うのでございます。
館君の御指摘になりました鉄道の新設あるいは改善、施設の増設というような費目は、これを運賃面に影響させることになりますと、なお一層高い運賃を國民にお願いしなければならぬことを相なりますので、その面の費目につきましては、別に建設費工事費勘定といたしまして、ただいま約二百億円前後を内定いたしておりまして、これは公債発行等によりましてその財源を求めることにしておるのであります。