1968-02-26 第58回国会 衆議院 予算委員会 第6号
○川野政府委員 ただいま大原さんから御質問がありましたので、簡単にお答えを申し上げたいと思うのであります。 私は北海道開発政務次官という立場ではなくて、ただいま私の答弁を求められましたのは、私は西本願寺の出身であるという意味で、しかもこの問題については専門家であるということでお聞きになったのだと思うのであります。
○川野政府委員 ただいま大原さんから御質問がありましたので、簡単にお答えを申し上げたいと思うのであります。 私は北海道開発政務次官という立場ではなくて、ただいま私の答弁を求められましたのは、私は西本願寺の出身であるという意味で、しかもこの問題については専門家であるということでお聞きになったのだと思うのであります。
○川野政府委員 昭和四十年度北海道開発庁経費の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 北海道開発庁に計上されている予算は、治山治水対策、道路整備、農業基盤整備等の開発に必要な事業費のほか、これらの事業を実施するため必要な工事事務費及び付帯事務費並びに開発計画の調査に必要な開発計画費及び一般行政に必要な経費であります。
○川野政府委員 お答え申し上げます。わが国の経済の好況に伴いまして、昨年末来非常に石炭界の需要の面において好況を来たしたような次第であります。
○川野政府委員 電気の重要なことはただいま御説の通りでございまして、これに関連いたします電気事業法という法律を次の国会に出したいと考えまして、今検討中でございます。
○川野政府委員 お答え申し上げます。世界経済の好況に伴いましてあらゆる面において活発な動きのありますことは御承知の通りであります。かてて加えまして、スエズ問題等のために物価の上昇を来たさんとする気配のありますことも、御承知の通りであります。そこで政府といたしましてはできるだけ物価の暴騰を避けたい、かように考えまして、あらゆる面の施策を行なっておる次第であります。
○川野政府委員 電力料金が原価主義によってきめられておりますことは先ほど来政府委員から述べた通りでございます。従いまして、新設備の関係から、あるいは大口需用の問題等から、東北電力等の電力料金値上げ、こういう点が問題になろうかと考えておるのであります。
○川野政府委員 本年度下半期の外貨予算は、総額が二十三億四千万ドルでございまして、うち輸入貨物予算が十九億一千万ドル、貿易外支払い予算が四億二千万ドルでございまして、まことに大きい数字といわねばなりません。この輸入物資の十九億一千万ドルは、二十九年度の外貨予算と同額でございまして、この点から考えましてもある程度膨大な数字であるということを御了承願いたいと存じます。
○川野政府委員 金融機関の企業支配等の問題につきまして、先ほど私が通産省としては調査しておりません、かようにお答え申しましたゆえんのものは、そういう問題について通産省としては調査する権限が実はないわけです。
○川野政府委員 金融機関の企業支配の問題につきましては、通産省としては特に調査したことはございませんが、しかし一般的に考えますと、戦後金融機関から企業者の借りる率というものが、戦前に比較いたしまして非常に率が多くなっている、かような関係から、金融機関がその優越なる地位を利用すると申しましょうか、そういう観点から、企業に対しましてある程度の拘束を加えた、こういうような点を聞くのでございますが、まことに
○川野政府委員 ガソリンの一滴は血の一滴、かようにいわれておりますほどガソリンはまことに重大なるエネルギーであります。従いましてこのガソリンの確保という問題につきましては、ただいまお説のように国家といたしましても相当備蓄という問題は考えなければならない、かように考えております。
○川野政府委員 ただいまの問題でございますが、実はまだ結論は出しておりませんが、すでにこれは相当の年月もたっておりますので、今後は外人の旧株取得を許してもそう心配はないのではなかろうか、かような考えを持っておるわけでございまするが、最後の決定はまだいたしておりません。
○川野政府委員 木材資源利用合理化に関しまして、ただいま決議が満場一致可決されたのでありますが、その決議の趣旨はまことにごもっともな趣旨と考えまして、政府といたしましても決議の趣旨の線に沿うように全力をあげて努力いたしたいと存ずる次第であります。
○川野政府委員 ただいま仰せのような問題がございまして、実はその問題については外務省と検討中でございまするが、いまだ結論を得ておらないことを非常に遺憾に思っております。
○川野政府委員 先ほど川上局長からもお答え申し上げましたように、ガスの値上げ等の問題につきましては、できるだけ値上げをしていただきたくない、こういう考えを実は持っておるわけであります。しかしこれにつきましてはやはり政府といたしましてもそれ相当の援助をしなければならぬというようなことになろうかと考えます。
○川野政府委員 この問題につきましては、大へん恐縮でございますが、私もまだ研究いたしておりませんが、ただいま佐竹委員からの熱意ある、また経験に富んだお話を承わりまして、私といたしましても非常に参考になったわけでありますが、今後さらに検討いたしたい、かように考える次第であります。
○川野政府委員 先ほど樋詰次長からも御答弁申し上げましたように、本件が果して為替管理法の違反になるかどうか、こういう点も疑問でございます。しかし為替管理法違反になる、こういう事実がありましたならば、通産省といたしましては適当な処置をとる、かように考えておる次第でございます。
○川野政府委員 どういう処置をとるかという点についてでございますが、具体的問題を検討した上できめたい、かように考えておりまして、今ここでどういう処置をとるか、こういう質問に対しましてどういう処置をとるというような言明は避けたいと思います。
○川野政府委員 通産省といたしましても、田中委員の御説と同様に、実は事業団でやろう、当初こういう計画をもって進んで参ったのであります。しかし政府部内のいろいろの関係等もございまして、ただいま申しましたように、最終結果は事業団でやらない、融資でやる、こういうことになって参りましたので、政府の意見に従って融資、こういうことにして今回の計画を立てた次第であります。
○川野政府委員 機械類等の輸出に関しましては、輸出会議を開きまして、そうして輸出目標を定めて現在やっておるような次第であります。今後さらに具体的な問題につきましては検討いたしたい、かように考えておる次第でございます。
○川野政府委員 先ほども御答弁申し上げました通り、来年度の予算折衝に当りましてはできるだけ多くの資金を確保して、そうして目的を達成いたしたいと考えておる次第でございます。
○川野政府委員 たびたび御答弁申し上げましたように、実は機械の更新の促進をはかりまして、そうしてできるだけ失業等の出ませんようにやりたいと思っております。
○川野政府委員 この問題につきましては、先般来たびたび御答弁申し上げましたように、今回の繊維工業の機械の規制等によりましてそういう事態が起らないように努めて機械の更新をやり、さらに外国の市場等も拡大させまして、そうして機械工業に飛ばっちりを受けないようにいたしたい、こういう考えで先般来御答弁申し上げましたような種々の施策を実は考えておる、かような次第でございます。
○川野政府委員 機械の外国輸出の問題につきましては、国外から考えた面と国内から考えた面との二つの面があろうかと考えております。国内から見た面におきましては、国内機械メーカーの御奮起を願う。これには政府といたしましては確実なる市場を与える。こういうことであろうかと考えております。
○川野政府委員 ただいま局長から御答弁申し上げましたように、この新鋭機械が普及いたしたというような場合におきましては、これをはずす、こういうわけでありますから、従いまして、特殊の機械だけをはずす、こういうことでございますから、そう大した打撃はなかろう、かように考えております。
○川野政府委員 繊維工業と繊維関係の機械工業とは唇歯輔車の関係にございまして、繊維工業が健全なる発達をすることは、ひいて繊維関係の機械工業の健全なる発達になろうか、かように考える次第であります。従いましてその根本でございます繊維工業の健全なる発達といった点は、過剰設備をある程度整理することの必要を痛感いたしまして、今回この法律案を出した、こういうことになるわけであります。
○川野政府委員 実は本法案提案と同時に、先ほど来御説明申しましたように、事務次官を中心といたしました設備の更新の促進の協議会を設けまして、そうしてその対策を練っている。さらに先般来御説明申し上げましたように、二千万円の予算も計上いたしまして、そうしてあらゆる面から市場の拡大をやっている。
○川野政府委員 機械の問題につきましては、先般来局長等から種々御説明申し上げましたように、設備の更新あるいは税法上の優遇措置あるいは金融問題、こういうことをやりまして、機械産業の打撃を食いとめたい、かように考えておる次第であります。なお造船等にやりました利子補給等のようなことは現在のところ考えておりません。
○川野政府委員 紡織機更新促進打合会を事務次官所管のもとに作りまして、その委員会におきまして長期計画を立てまして、その計画に従いまして更新を促進させよう、こういうことでございます。
○川野政府委員 繊維工業のことでございますが、すなわち繊維工業が正常な歩みを続ける、こういうことはひいて繊維工業に関する機械産業の発達になる、こういう意味でございます。
○川野政府委員 先ほど来繊維局長からも申し述べたと存じまするが、経済五カ年計画の線に沿いまして需給関係等を勘案いたしまして、そうして今回の立案をいたした次第であります。経済五カ年計画の線は当然外国貿易を幾らぐらい見積るか、こういう点も勘案いたしまして、計画を立てたような次第でございます。
○川野政府委員 御説のごとく、賃金の安いという点も外国におけるわが国の繊維製品が安い、こういう原因であろうかと考えますが、しかし設備過剰のために非常に品物がたくさんできる、こういうような点も乱売をされる原因であろうと思う。また外国において繊維製品を非常に安く売る、こういうことになるのでなかろうか、かように考えておる次第であります。
○川野政府委員 お説のように、織布部門等におきまして、自主的にいろいろやることにはなっておりまするが、ここにも規定しておりますように、非常に若干ではございますが、政府もある程度の補助をいたしまして、そうして織布部門の機械等の整備をやる、こういうことにいたしておる次第であります。
○川野政府委員 先ほども申し述べましたように、実は予算の計上に当りましては相当に予算をとりたいと考えまして、財政当局にも御要求申し上げた次第であります。しかし財政の関係上、本年は一億三千万、こういうことになった次第でございまするが、さらに来年度においては相当の予算を獲得すべく、政府に要求いたしたい、かように考えておる次第であります。
○川野政府委員 ただいま御審議を願っておりまする法案に対しましては、政府としては原案の変更ということは実は考えておりません。なお打合会の問題でございますが、この点につきましては法案と並行いたしまして、更新の促進をはかりたい、かように考えておる次第であります。
○川野政府委員 貿易の進展は経済、外交に負うところも多大であろうかと考えます。ゆえに通商産業省といたしましては、外務省等と緊密なる連携のもとに、貿易進展のために実はいろいろと施策を講じておる次第であります。
○川野政府委員 本委員会におきまして、私が政務次官に就任いたす以前におきまする決議につきましては、実はつまびらかにいたしておらないところも多々あろうかと考えます。しかし通商産業省といたしましては、当委員会の決議を尊重いたしまして、できるだけ実行に移しておると存じております。
○川野政府委員 公表いたすと存じております。