2018-02-07 第196回国会 衆議院 予算委員会 第7号
まず、この報告書の中に、複数の再就職に関与していたOB、これはつまり、文部科学省の事案でいえば嶋貫さんというお名前が随分出ましたけれども、ああいう、要するに、あっせんをした疑いのあるOBが二十二人いたというふうに報告書には書いているんです。 しかし、その二十二人のうち、実際にヒアリングをした人は六人なんですよ。あとは書面調査だけで済ませているんです。
まず、この報告書の中に、複数の再就職に関与していたOB、これはつまり、文部科学省の事案でいえば嶋貫さんというお名前が随分出ましたけれども、ああいう、要するに、あっせんをした疑いのあるOBが二十二人いたというふうに報告書には書いているんです。 しかし、その二十二人のうち、実際にヒアリングをした人は六人なんですよ。あとは書面調査だけで済ませているんです。
文科省天下り問題の調査の最終まとめが出まして、その中心、嶋貫案件。 文教フォーラムという、天下りを差配している団体があった。この文教フォーラムを丸抱えにしていた団体があります。公益財団法人文教協会。場所を提供し、嶋貫氏に参与という役職を与え、そして秘書も派遣し、まさに丸抱えしていた。
その上で、最終まとめでございますけれども、委員御指摘のとおり、文教協会については、最終まとめで、同協会が参与といった職務を、OBでございます嶋貫氏に与えるとともに、分室を執務室とさせておりましたということで、外形的には再就職あっせんの環境整備に協力したものと見られても仕方ない状況だというふうに評価しているところでございます。(宮崎(岳)委員「木曽さんについて聞いているんですよ、木曽功さん。
九月ごろでございますけれども、私に人事課から相談があり、嶋貫氏の再就職支援業務を、教職員生涯福祉財団から文教協会を通じて嶋貫氏に業務委託することについて相談があったわけでございます。その際、私の方からは、再就職支援は財団の本来の業務ではなく、業務委託になじまない旨人事課に回答し、また理事長の意向に沿うものでなかったため、実現はされておりません。
○山中参考人 嶋貫氏につきましては、私も、文部省あるいは文部科学省の職員として、同僚として、あるいは、人事課の方に長くおられましたので、そのかかわりの中で、嶋貫氏が文部科学省におられ、そういう中で嶋貫氏を存じ上げて、知っておりました。
○清水参考人 嶋貫氏とは、私が役所で働くようになって以来の同僚であったり、あるいは、いろいろな仕事のかかわりで存じ上げております。 文部科学事務次官在任中でございますけれども、その当時、嶋貫氏がどこで何をしているかということについては私は承知しておりませんでしたし、あるいは、嶋貫氏が私のところを訪ねてきたというようなことはございません。
この間、文科委員会で天下り問題の集中質疑、参考人審議がありまして、手配師の方、嶋貫さんがお見えになりましたので質疑をいたしました。 そのとき印象に残りましたのは、私が苦しくなかったですかとお尋ねしたときの嶋貫さんの答弁なんですが、私が聞いたのは、この検査院の場合も当てはまるかどうか分かりませんが、政府職員、国家公務員の場合、いわゆる早期勧奨退職制度というのがありますね。
先般の文科委員会で嶋貫さんに私がお尋ねしたときに、嶋貫さんに、文科省の事件だけたまたま今年表面化したけれども、ほかの役所にも嶋貫さんと同じようなノンキャリの手配師あるいはキャリアの手配師がいらっしゃるんじゃないですかと聞きました。そうしたら、嶋貫さん、一瞬たじろいで、ありませんと答弁されました。恐らく真実を知っていらっしゃるんだろうと思います。この質疑、また後日もさせていただきたいと思います。
○風間直樹君 今日は最初に嶋貫さんに伺いたいと思います。 嶋貫さんは平成二十一年に文科省を退職されたということですが、失礼ですが、現在のお年と退職された当時のお年をお伺いできますでしょうか。
○斎藤嘉隆君 それでは、ちょっと嶋貫さんにお聞きをしたいと思います。 この再就職あっせんのスキームについて、なぜ私はこのような嶋貫さんを中心とするあっせんのスキームができ上がったのか、そのきっかけやスタートは一体何であったのか、この最終報告書を何度も読ませていただきましたけれども、ここからはなかなか読み取ることができないんです。
ですから、嶋貫さんや、あるいは別の形で、認められないような仕組みでマッチングされたケースはこのケースであってというのを例えば再就職等監視委員会に、外に言うかどうかはともかく登録をしておいて、それとは違う、完全にクリーンなものですよということを立証できるようにしておくですとか、あるいは大学についてはそもそも役所出身の方は公募制にするですとか、クリーンにする仕組みがあると思いますが、これについてのお考えを
さて、一連の天下り問題、嶋貫参考人と文科省が組織ぐるみで違法な再就職あっせんを行っていることが明るみになったわけです。この後、先般の委員会でも指摘させていただきましたけれども、再発防止をどうしていくのかというのが、これが一番重要な課題なんだろうということだと思います。
そこには例として、声をかけた者としては嶋貫氏以外の名前を用意する、架空の面接日程を再就職者本人と調整しておくなど、明らかに隠蔽工作を指示する信じがたい記述も実は十ページにございます。これが人事課の組織的対応ではなくて、任用計画官の職位におられる個人の責任において行われていたという信じがたい結果が実は出ているんですね。これはレポートを出しているんですね。
ただいま委員御指摘の、引き継ぎメモ二に見られる再就職等監視委員会対応の内容からは、御指摘のとおり、嶋貫氏を介した再就職あっせんの仕組みにつきまして、監視委員会から隠蔽しようという意図が読み取れる、吉田元局長の事案における人事課による隠蔽行為が行われた要因には、このような人事課内における組織的な土壌が根底にあったと考えられ、構造的な問題が既に存在していたと考えられるとされています。
この件について、嶋貫さんに聞きたいと思うんです。この変更をもって、嶋貫さん、あなたはどう受けとめられたでしょうか。
その特定のOBの方というのは、嶋貫さんがされておられるということを想定していたものでございます。 まず、嶋貫さん自体につきましては、私は承知しておりました。人事課長に着任する前から文科省の職員として、OBとして嶋貫さんがおられたとか、人事課で長く仕事をされておられたということは私は知っておりました。
○吉川(元)委員 退職されてから一、二年後ではないかということですけれども、平成二十二年七月ごろには、人事課内に、嶋貫参考人を中心にした再就職あっせんの手順を記した引き継ぎメモが作成をされております。ということは、嶋貫参考人が退職されてから一年半ぐらいですかね、そのころには、既に人事課と嶋貫参考人を結ぶ再就職あっせんの仕組みが形づくられたわけであります。
現行法でも法律違反な、現職からOBに対しての情報提供というのは確かにそれはあるかもしれませんけれども、これは、今回の文科省の嶋貫さんのあの事例だけ考えても、現行法ではひっかからない話があるはずですよ。そこもひっくるめてやるのかどうかということは、これから非常に大事な点になっていくと私は思います。 これは法改正をしなきゃいけないはずなんです、対応を、最終的な累計を見た上で。
中間まとめでは、審査の過程における嶋貫氏からの不当な働きかけや、嶋貫氏を副学長等に就任させることを目的とした文部科学省から滋慶学園に対しての不当な働きかけはなかったとされており、また、結果的に本申請は同年七月に自主的に取り下げられているものの、このような行為は、設置審査の信頼を著しく損なうとともに、官職への信用を失墜させるものであり、誠に遺憾であります。
○伊東(信)委員 嶋貫さんにもう一個お伺いしたいんですけれども、であるのならば、嶋貫さん自身は違法行為をしていないので処罰されず、後輩に当たる方たちだけが処罰対象になっていることについての見解をお伺いします。
本件、嶋貫氏において再就職ということで調整していたものでございますが、同社の担当者から、嶋貫氏が同業他社の職員であるということから、その嶋貫氏からは推薦を受けにくいという話を聞いたということで、その点を嶋貫氏に伝えたところでございます。
○畑野委員 今、嶋貫参考人からこの十一の件でお話があったんですが、先ほど、藤江参考人からも、生命保険会社とのかかわりがあるんですが、嶋貫参考人、重ねてお伺いしますが、保険に強いというか、そういう人脈が嶋貫参考人は多いということですか。幾つもいろいろな会社が出てくるんですが。
○杉尾秀哉君 この記事が事実だとしますと、文部省ルートの嶋貫さん、この間も参考人でいらっしゃいましたけれども、同じような役割を果たしているということになります。 その沖村氏の肝煎りの事業が、先ほど説明がありましたけれども、このサイエンス交流事業、いわゆるさくらサイエンスプランだと思います。
国土交通省航空 局長 佐藤 善信君 環境大臣官房廃 棄物・リサイク ル対策部長 中井徳太郎君 参考人 日本銀行総裁 黒田 東彦君 前文部科学事務 次官 前川 喜平君 文部科学省元大 臣官房人事課企 画官 嶋貫
平成二十九年度総予算三案審査のため、本日の委員会に前文部科学事務次官前川喜平君及び文部科学省元大臣官房人事課企画官嶋貫和男君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
このような情報は実際には申請者には伝えられず、審査の過程における嶋貫氏からの不当な働きかけや、嶋貫氏を副学長に就任させることを目的とした文部科学省から滋慶学園に対しての不当な働きかけはなかったとされていますが、このような行為は設置審査の信頼性を著しく損なうとともに官職への信用を失墜させるものであり、まことに遺憾であります。
今月七日の予算委員会の集中審議における嶋貫参考人の答弁を聞きまして、私は強いひっかかりを覚えました。それは何かといいますと、嶋貫参考人の答弁、私なりに、私なりの判断で、私の思いとしてはという言葉。組織ではなくて、私、個人を強調する言葉を不自然なほど何度も何度も繰り返していたということでございます。
今回の調査において、遅くとも平成二十二年七月には存在したと推察される人事課任用計画官が作成をした引き継ぎメモが確認されたところ、このメモには、OBの再就職について、嶋貫氏を中心として調整する手順が記載されており、人事課職員から嶋貫氏に対する情報提供等は、遅くとも平成二十二年七月までには定型化された作業として継続してきたことが認定されています。
○嶋貫参考人 お聞きしてございません。
○小川委員 中間報告によりますと、嶋貫さんからこの大学設置に関して不当な働きかけはなかったと書いてあるんです。お読みになられたと思いますがね、中間報告については。
○伯井参考人 本件に関しましては、人事課の職員から嶋貫氏が学長候補者になっているらしいということを聞いたか、あるいは本人から聞いたかというのは、済みません、これは記憶にはなくて、いずれにせよ知っておりました。 ただ、嶋貫氏からそのことについての働きかけ、すなわち設置認可についての働きかけあるいはポスト確保についての働きかけというのは一切ありませんでした。
嶋貫氏自身は、OBでございますので、国家公務員法の適用というのはございません。この報告書にもございますとおり、嶋貫氏と文科省が、何か一体的になって、現職職員が先ほど申し上げたような行為をしたかどうか、そのときにそういう目的を持っていたかどうか、こういうことによって、個別事案で一つ一つ判断されていくというものでございます。
○松野国務大臣 その当時の認識として、文部科学省から直接的に嶋貫氏または嶋貫氏が出向する文教フォーラムに関して支出があった等はなかったということでございますが、委員御指摘のとおり、今回、中間報告によっても明らかになった構図の中において、嶋貫氏が再就職業務に関して活動できる環境づくりに対して文科省が関与したということは、今回の報告の中に示されたことであると考えております。
○松野国務大臣 今回の中間まとめにおいて、文部科学省における組織的な再就職のあっせん構造について、まず、御指摘の引き継ぎ資料について、調査を通じて、複数の人事課職員が再就職等に係る作業を引き継ぐ際のメモが確認をされ、その内容からも、嶋貫氏と人事課職員による資料作成作業等が、嶋貫氏の文部科学省退職以降メモが確認された遅くとも平成二十二年七月までに、実態として、定型化をされた作業として継続されてきたと認
○前川参考人 私の知る範囲での御答弁になりますので、事実関係全体につきましては調査を待っていただきたいと思いますが、当該人物につきまして、嶋貫さんが慶応大学との間でその人物の紹介をしている、そういう方向であるということにつきましては、事実として、報告を受けたという記憶はございます。
○嶋貫参考人 私の承知している範囲のお話をさせていただきますが、大学の方から人材を紹介いただきたいということで御依頼いただきまして、その後、私なりの判断である人物を御紹介したことは事実でございます。
○藤江参考人 御質問の件につきましては、報道にありました元職員につきまして、嶋貫氏が再就職先として慶応大学を考えているということを人事課職員から報告を受けたという事実はございます。
○高木(美)委員 嶋貫参考人に伺います。 この紙の中に、嶋貫氏には主たる事業のほかにサロン運営もあわせて行っていただきとありますが、この本省局長級OB用サロンというのは何を目的にして、どこにあるのか。お答え願います。
私が人事課長でおりましたときにも、先ほどの嶋貫氏からの話がございましたけれども、国家公務員法の改正によりまして現役の職員がOBのあっせん行為はできないということを受けて、嶋貫さんがそういう業務に携わっておられるということは聞いておりましたが、現職の人事課の職員が嶋貫氏に対して情報を提供しているということの認識はございませんでした。
よく資料を見、またきょうもお話をお聞きするにつけ、このあっせんの仕組みについては、まさに二十一年七月のあっせんが始まった初期段階、嶋貫参考人が教職員生涯福祉団体に再就職をされた、あっせんが拡大をした時期、二十六年以降、文教フォーラムの設置、あっせんのシステムがいわば完成した時期、この三つの時期に大きく分けられるのではないかというふうに理解をしております。
これは何かというと、R氏にやはりあっせん活動をやってもらわなきゃいけないということで、おもしろかったのは、あるとき、このR氏が就職していた組織の当時の教職員生涯福祉財団理事長が、業務と関係のない再就職支援をこれ以上続けることに難色を示して、再就職支援を教職員生涯福祉財団から外形的にも独立させるということを求められたので、文科省の中でも人事課内で検討して、何とか嶋貫氏に再就職支援活動を継続してもらわぬと
七ページにも、二つ目の丸ですが、嶋貫氏の関与について、これらの嶋貫氏への情報提供等は人事課長からの指示を受けたものとの確認はできていないと書いてある。 これは、ないなら、ないと書いたらいいんじゃないですか。なぜ、あるともないとも言えないかのような、まるで当時の人事課長を守るかのような記述が繰り返されているんですか。そこをきちんと御本人に聞きたい。これは極めて重要な問いだと思いますよ、大臣。
○小川委員 次に、先ほど玉木委員の指摘の中にもございましたが、この報告書全体を通して、これは嶋貫がやったことだ、嶋貫の周辺がやったことだという印象が極めて色濃い。その背景には人事課長、歴代お越しいただいていますが、人事課は関係ない、人事課長は関係ないと言わんばかりの記述が目立って、本当にそうかという疑問と怒りすら感じるわけであります。 具体的にお聞きします。 四ページの記述について。